赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

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現在1歳10ヶ月の男の子です。漢方の中医薬の飲み薬と塗り薬を使用し始めて半年です。

自然治癒力をあげようと週に4~5日は温熱療法のイトオテルミーの施術を受けています。 まだ母乳中心で離乳食があまり進んでいません。離乳食を7ヶ月頃に開始しましたが、下痢をしたり口に食べ物を入れると全身から痒みが出るようになり食に興味がなくなってしまったようです。 予防接種は何も受けていません。

出産は緊急帝王切開でした。 主人は単身赴任で普段は息子と2人で暮らしです。 息子が5ヶ月の頃にロタと思われる胃腸炎で下痢をし始めてから体調が崩れだしたように思います。

この頃から頬と首の後ろと胸の上部に貨幣状の湿疹が出始めました。 ステロイドは使用したくなかったので、ホメオパシー療法で治療を始めました。 (帝王切開時の抗生剤や私から受け継いでいる予防接種の害出しなど…)

半年間続け、顔や全身がグジュグジュで黄色い汁を出し瘡蓋ができても掻き毟り血を出す毎日でした。 あまりの酷さに、一旦レメディ(毒出しの薬)を中止しホメオパシーのジェルやクリームのみで過ごしていました。 1歳前に突発性発疹で40度近くの熱を出し一旦見違えるほど湿疹は引き、またすぐに悪化しましたが、1歳1ヶ月頃(8月)には顔だけは本当にツルツルになりました。体は腕全体と首の後ろに湿疹が出たり引いたりしていました。

そして1歳3ヶ月(10月半ば)から再び顔や体に赤い湿疹が出始め、以前の最悪の状態に戻るのが怖くて友人の勧めで昨年11月から漢方治療を始めました。それから風邪をひいたり体調が悪いとアトピーが出てきましたが、全体的には落ち着いていました。 でも季節の変わり目や黄砂の影響もあるのか4月に入ってから顔も全身もアトピーが酷くなってきました。 特に背中とお腹はガサガサの乾燥肌で腕と足は赤い湿疹が出ています。

関係するか分かりませんが、今年の2月から風邪を連続でひき、3月には39度の熱が1週間続き病院で肺炎と診断され6日間入院して抗生剤の点滴をしました。 今まで漢方以外の薬を使用したことがなかったので残念でした。

ANS
状況は大方把握いたしました。 う~ん、克服には少し遠回りの治療選択をされてきたようです。といっても、通常のお母さんの選択(ステロイド処置の薬物療法)よりは、優れた選択ともいえますが、結果は症状根源改善には反対方向となっています。症状悪化のお子様を目の前にして、冷静に対応できるものではありません。直ぐに解決できる方法と情報提供の良否を判断して、とりあえず試してみるという行動は多くの皆様の術ですし、母性でもあります。致し方ありません。

ただ、全てを否定するのではありませんが、お子様の発症の起因は、5ヶ月のロタ胃腸炎からですね。帝王切開による免疫低下(過剰)に合わせての発症ですから、問題はこの胃腸管にあると推察できます。生まれながら胃腸管に生息する腸内細菌減少状態で起きた中毒をさらに抗生剤による処置で、さらに腸管環境は低下し、粘膜の間から異物の侵入が起きたことになるのです。その根源をこの時期に行えば、今のような症状は起きておりません。

ステロイド選択しなかったことは素晴らしかったと思います。当方の会員様にも数人ホメオパシー信者が居ます。そして、何か起きたら直ぐにレメディーを摂取し、対応されているようです。しかし、結果的に母親の意識と成分を直接体内に侵入させ、作用を起こしている非常に厳しい処置と当方は認識しています。通常であれば、胃腸管を通過させて自己記号を保持して必要細胞への作用となりますが、レメディー成分は、無記号で関連細胞へ作用していくものと推察します。ホメオパシー療法の各成分メカニズムは、その開発者にも理解できていません、統計学です。漢方と同様多くの犠牲の元に成り立っていることが小生としては納得できません。

さらに、多くの方が向かう漢方治療においても統計による治療法です。治療をするお医者様自身もこの薬がどのようなメカニズムで改善するのか、そして、その後の症状がどの様にして発生しているのか理解できていないで処置しています。一度、先生にお聞きになったら良いと思います。その返答で全てが見えるでしょう。当方のHPに漢方薬は薬と同様に一時的には改善は見られることも多いが、その後の症状の大きな特徴があり、その後の改善期間に多くの時間を要することが多いと・・・。アレルギーによりとされる漢方薬の殆どは植物の根物から抽出され、発酵されて(ツムラ)の漢方薬となっています。発酵させるということは、糖鎖を外し侵入する全ての成分が作用するように設定されているのです。通常、そのままの素材を摂取すると、必要分だけ微生物で糖鎖を外し、必要な作用を行うのです。特にステロイドホルモンは、一生で1gしか体内から産生されません。で、漢方の処方はどうでしょう?いろいろな摂取方法はありますが、粉末摂取、煎じて摂取ですが、最低でも1回に1gは体内へ摂取させるのではないでしょうか。その浸透率にもよりますが、例え全部侵入したとすれば、一生分のステロイドが体内へ侵入し、さらに無記号で侵入するわけですから恐ろしいことになります。そして、その余剰分は肝臓をオーバーフローして第3の排泄器官「皮膚」に痒みを与えて、皮膚に傷を付け余剰分の排泄となるのです。特に背中やお腹、腕、足の表側に痒みが多くなった場合は、間違いなく肝腎機能の低下となります。漢方薬の長期間摂取は、このような症状になり、肝臓や腎臓を改善する薬はありませんので、改善に時間を要することになるのです。他にホルモンとなる土中素材は山芋やニンジンなどが、滋養強壮に使用されるのはこのホルモン素材のためです。ちなみに現在巷に存在するステロイドホルモンの基材の殆どは山芋です。

また、漢方の保湿剤の処方においても、成分が全てではありませんし、基材は殆ど軟膏かワセリンとなっています。油脂系の基材は、自己保湿のシステムをストップさせることと、皮膚の正常phとは大きく違い、正常部位に棲息する有用皮膚常在菌を激減させ、処方した部位は空気中と同様の中性となり、雑菌群の棲息条件と同様となり感染が多いくなってくるのです。成分の効果は確かにあるのでしょうが、それ以前に、皮膚構成の基礎条件が失われることになります。

8月の顔の正常化、10月の悪化は、季節の信号の受信が不安定になったか、その微調整が出来ずに起きた症状と推察します。日本人は四季の中で生きており、その季節の信号を体に受けて体温調節したり、血圧血糖値の調整も行い体を正常に維持しているのです。腸管内のアンバランスにより、正常な成分移行が出来ないことで、体の根幹となる自律神経の不安定で、恒常性の維持が出来なくなったり、微調整が出来なくなったりしているのとも予想できます。

3月には、さらに大量の抗生剤の処方もありますので、さらに体全体の条件も低下していることになります。抗生剤の投与は、体内に大量の活性酸素を発生させ菌やウイルスを退治しますが、自己の有用菌群も消滅させることになります。よって、風邪を引いて直ぐに風邪薬(抗生剤)を飲む方の体力はかなり低下していますし、お子様においても皮膚症状に影響の出る方は多いのです。皮膚と腸が関係しているなんてと思われますが、人間の外部表面は皮膚と腸管内部なのです。人間を裏返せば腸管が皮膚となるのです。外部には、粘膜があり、その上部には、異物の侵入を防ぐためや成分の産生を行うために有用菌群が棲息しています。

上記の記述は、松原様には納得のいかない、これまでのことを否定されたようで気分を害されたことと思いますが、当初の主旨は、何としてもこの記憶のない時期に改善させ、顕在意識にアトピーということを残さないことが、再発の防止にも繋がると、お子様中心のサポートを行っています。ただ、7ヶ月くらいのお子様であれば心配することなく、当方の予想通りの進行となりますが、その時期を超えるとなかなか改善の進行が見えません。それは、その家族家族の環境や条件にもより、またお子様自身のストレスの受け方にもよります。自我に目覚め、本能で行動を起こしますので、「痒い」と思えば、痒みが治まるまで掻き続けます。当然、その掻痒部位は厳しい状況となり、その掻痒癖も重なって、いくら条件整備してもその目的である皮膚への痒みが治まりません。とはいえ、季節や時間と共に改善はするのですが、一直線では改善できず苦しい思いをするのがこの年齢なのです。

しかし、何としても皆様の力でお子様を克服させなければなりません。そのための自信は、しっかりと克服の理論を全員が理解して、一丸となってその道を歩まなければなりません。途中挫けそうなことも多くあるでしょう、楽にしてやりたいと薬を使用したくなることもあるでしょう。そこを全員の力で、厳しい難関を突破すれば、二度と再発のない一般の赤ちゃんより健康な体が作り上げられるのです。そして、さらにこの事で全員が健康の条件を理解できれば、松原家の健康も維持でき幸せな家族の構築も出来るのです。

下記に、その克服の理論等を書き込みますので参考程度にお読みください。

当方で一番解決に苦労しているのは、1歳を超えた子供さんなのです。第一次成長期を通過すると、それまでのプログラム構築がなされていることと、自我に目覚めた行動は、本能で「痒い」と感知すると、解決するまで強い掻痒行為があり、内因的に解決しても表面の状態はなかなか解決できず、ご両親も長い改善期間に疲れ果てることがしばしば見られます。すでに、3年近くステ離脱しても解決に至らないのは、自我行為ではなく根源の改善がなされていないからではないかと思います。約1年以上、薬にて体を動かしているので、それを自力で解決できる身体にするには、相当の力が必要になると思います。「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生の基本的プログラムは、3歳までに確立されます。この3歳は数えの3歳ですから、満2歳となるのです。しかし、ステロイド剤の続行をしていたら、成人アトピーの引き金となることは間違いありません。いま、このお子様が小学校に入学するまでには、普通の身体にして同級生との差を解決させ、ストレスを発生させないことが重要です。

「21世紀を担う子供たちに健康な体と心を」を基本に考えて活動を行っており、何としても子供だけは良くしなければ、この社会は大変なことになると思っています。

「何故アトピーになったか」「普通の子供と何処が違うのか」ということが、この克服の基本と言って良いのではないでしょうか。その差は、最初の菌摂取のアンバランス(帝王切開)による「腸内細菌」(乳酸菌群)バランスの崩れが引き金となっており、間違いなく、出産後に「免疫過剰」となっています。発生する「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」等が痒みや血管拡張を引き起こします。この痒みにより、ストレスが発生し活性酸素となり、さらに、「腸内細菌」の減少・アンバランスを起こすのです。その継続が、更なる減少と「ミネラル」などのアンバランスをも引き起こすのです。よって、克服の基本は、普通の子供と同様な身体にすることが第1段階となるでしょう。できるだけ多くの種類と菌数を設定した乳酸菌摂取と痒みによって減少した「総合ミネラル」の摂取が必要でしょう。その解決がスタートラインとなるのです。その後は、お子様の持つ治癒力に賭けるのですが、症状の度合によって解決の期間は決まります。(子供は大人が思うように弱くはありません。逆に大人の数倍治癒力は強いと認識しています)

その皮膚症状によりますが、皮膚についての考え方は、有用皮膚常在菌を中心に考えて進行しなければ、正常な皮膚には戻りません。このことなしには皮膚の解決へ向かいません。顔は浸透圧が高く、悪くなるのも良くなるのも早いのです。皮膚常在菌のことを考えれば、、、脱入浴が重要となります。(後で説明します)

腸管の内側は「体外」と考えるのですが、この表面にはびっしりと腸内細菌が棲息して身体を防衛したり、身体に必要な成分を作り出したりして、体内への侵入を防いでおります。皮膚の表面すべてにも、皮膚常在菌(有用菌)が、1平方センチ内に10の6乗個棲息して、正常な皮膚を保っているのです。また、皮膚表面はph5に保ち、雑菌群の棲息ができないように仕組まれています。いま、炎症を起こしている現状は、ph7となっており、空気中の雑菌群が棲息できる条件を保っています。特にワセリンや軟膏はph7となり、皮膚呼吸もできない状態となり、外部との遮断システムで反応しない環境を作っています。現在、雑菌群が棲息しやすい条件となっており、その部分に体液や水分があれば20分に1回の増殖となっております。30回増殖すると、1センチ四方の大きさとなるのです。いまの表面炎症は、殆どこれら雑菌群の繁殖による反応と増殖による炎症と考えられます。乾燥も皮膚常在菌不足です。

これらを回避するには、雑菌群の排除を考えるのですが、皮膚常在菌の棲息をも考えて殺菌を考えるのです。それには、成分殺菌(イソジンなど)しないで、ph4で殺菌すると雑菌は死滅、皮膚常在菌は棲息できる条件となるのです。当方では、「四輝水」というph4ローションを推薦しています。また、上記の条件から、皮膚を乾燥させることが雑菌増殖を抑制することになります。特に、入浴し症部分のカサブタを強制的に外せば、体液が出たり、温度差による排泄作用が逆転して、異常な痒みが発生し、さらに掻痒作用にて炎症が広がり、感染条件を作ることとなります。

私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの子供がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。

それから、ステロイド剤や抗アレルギー剤はこれからは一切使用しないことです。学生や社会人にはこの様な方法はとりませんが(廻りに対するストレスが薬の悪より上回るため)、子供であればできるだけ早く外し、克服までの期間を短くすることです。ステロイド剤の副作用は、すでにご存じと思いますが、頑張ってストップしたのですから、これから先絶対使用しないことです。(また、漢方薬もしかりです・・・あと、レメディーも)

また、抗アレルギー剤においても、その作用は小さくても体内においての活性酸素量は大きく発生させます。その影響は、風邪薬を飲むのと同様な作用を体内で起こすこととなります。。

アトピーの方は、病気ではないのです・・・強いからその症状が起きるのです。生命力があるのです。

すべて薬を切り捨てて、自分の身体で解決させることが重要と判断します。人間は、ロボットではありません。何処が悪いから切除したり、誰にでも合う成分で体を動かしたりすれば、当然、身体はそれ無しには生きてゆけなくなります。

動物や植物とメカニズムは一緒なのです。季節があり温度があり雑菌があり、・・・少しの変化も逃さず、生きてゆく術を自力で行っております。時計やクスリもありませんが、自力で解決しているのです。人間もその様にできているのでしょう、今まで多くの方々は、薬無しで解決できているのです。それは、この自然を理解して、朝起きて、夜寝て、ご飯を食べて生きているのです。その事が正常にできないからいろいろな症状が出てくるのでしょう。その原因は、薬による影響は大であり、自然の環境とそぐわない条件を作っているためと思われます。

これらのことを参考に下記に克服までのシュミレーションを書き込みましたので、何らかの克服の参考にしてみて下さい。

①腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)  ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。 子供に乳酸菌を摂取させる。

②ミネラル調整を行う。  ※ここも発症の原因解決が目的。発狂的症状もこのアンバランスが予想されます。(痒みによりミネラルバランスが崩れるため) ③皮膚phを弱酸性にする。  ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。「四輝水」というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。

④皮膚を乾燥させる。  ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。   風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)

⑤母親といつも密接にしておくこと。  ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。母親の「抱っこ」は最高です ⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。  ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。

⑦毎日外に出すこと。  ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となり  ますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬  と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)

⑧自信を持つために面談が必要です。  ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。

上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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