1. 【76】2ヶ月の娘が皮膚科でアトピーの始まりと診断されて・・

    2週間ほど前から足にブツブツができて、広がってきたので1週間前に 皮膚科(アレルギー専門医)に連れていきました。 まだ2ヶ月なので確定診断はできないけれど、アトピーの始まりではな いかと言われました。

    漢方の塗り薬(黄○甘草・・・○は草冠に今)と、飲み薬はビオチン散 0.2%「ホエイ」+シナール配合顆粒+ミヤBM細粒を1.4gずつ調合し たものを1日3回で1週間分出されました。

    私はアトピーではありませんがアレルギー体質で、食べ物などで身体 が痒くなるので同じ薬を飲んでいますが、お通じが良くなってアレル ギーも少し治まっています。

    娘は産まれてすぐの頃から便やオナラが赤ん坊の割に臭うので1ヶ月健 診で相談し問題ないと言われましたが、今回の飲み薬であまり臭わな くなりました。

    湿疹自体は、足は少し良くなりましたが身体全体に広がってきて、今 一番ひどいのは肘の内側です。頭と顔だけは綺麗でしたが、昨日から アゴの辺り、今朝から眉にも少しブツブツが出てきました。かなり赤 みがあるのは肘の内側だけです。

    アトピーは頭や顔から始まって足まで広がると何かで読みましたが、 逆の場合もあるのでしょうか。 夫もアトピーではありませんがかなり強いアレルギー体質です。

    私はじんましんが出ることもあるので食べ物にはかなり注意していま す。ヨーグルトを毎日食べて、ヤクルト(糖分控えめの物)やアレル ケア(カルピス)も服用しています。

    娘の湿疹が広がった日は、私が仕事で初めて粉ミルクを多めに飲んだ 日でした。それまでは、毎晩40mlを母乳の後に足すだけでした。 その後しばらく粉ミルクを断ちましたが、湿疹には関係なさそうなの でまた夜の40mlは続けています。

    逆に、私がアレルギー持ちなので粉ミルクの方が娘には良いのか分か りません。ミルクには国産(軟水)のミネラルウォーターを使ってい ます。

    こちらの掲示板の方々よりはずっと軽症だと思いますが、これから暑 くなり月齢と共に悪くなっていくのではと心配です。 本人は耳を時々触るくらいで、まだかゆみも感じていないのか、今の ところ上機嫌です。

    この程度だとアトピーでない可能性もあるのでしょうか。

    その場合も含めて、アドバイスをお願いいたします。



  2. 生後間もないお子様の症状に一喜一憂の毎日と思いますが、お子様は必ず改善します。そして、お子様の力を信じることが必要です。お子様の力は大人の数倍治癒力を持って生まれてきています。

    2ヶ月を過ぎての発症ですし、急激に暑くなった時期とも重なりますので、何ともいえませんが、アレルギーと判断して進行された方が安全です。様子を見て、1歳を越える時期からの改善は、克服の期間が長くなることが予想されます。 粉ミルクの摂取量過多による症状から見ても、腸管からの異物侵入とも予想できます。その条件整備は、必要と思われます。

    現在の症状が、この書き込み時期に比べてどうなのか判りませんが、炎症を起こした部位が拡大しているようであれば早めの解決が必要です。その処置方法を間違わないようにしなければ、予定通りの改善が見られず、1歳を越える時期に厳しい環境にあれば、解決には相当の時間を要します。1歳時期から自我に目覚め、手足の力は強くなり、特に掻痒行為の力は半端ではありません。目的である皮膚の改善とは程遠いほどの掻き込みを行いますので、一向に解決したような感じはいたしません。

    お医者様のこの症状見解は、解決から程遠く、一時的症状回避を中心とし、表面処置を中心の保湿、殺菌に捕らわれ、一向に根源解決の道を辿ろうとはしないのです。お医者様は、皮膚に存在する有用菌、腸管や粘膜に存在する有用菌群の存在を意識しないで処置するために、結果的にそれら重要な有用菌群を死滅させ、一層酷い環境作りとなるのです。

    この時期に間違わない処置を心掛けることが1歳半までの克服条件となります。

    皮膚への症状発生する原因は、胃腸管や粘膜からの異物侵入、この暑さへの対応が出来ずに起きる、熱放散の症状で起きる汗疹が考えられますが、どちらであっても解決できる方法を選択されることです。

    まず、粉ミルクにおいても対応できる胃腸管粘膜の正常化です。これには、乳酸菌を摂取して消化酵素対応も出来るようにすることと、摂取栄養分の分解侵入させることが重要です。この継続によって、有用菌群の棲息範囲が拡大することで、腸管phも弱酸性となり、胃腸管粘膜も正常化し、異物の侵入が起きなくなるでしょう。(分子量の大きな成分を阻止します)

    そして、皮膚の処置においては、まず感染条件を防ぐ処置が必要です。今の炎症を越している部位については、phが中性となり空気中の雑菌群が棲息することになります。雑菌群の増殖による感染は、いい気に体全体に広がりを見せますので気をつけなければなりません。この処置においては、雑菌群の排除と、もともと正常部位に棲息する有用菌群の保護のために、正常皮膚phの少し低めであるph4の「四輝水」というローションを使用して条件整備をします。ただ、範囲が広ければ直ぐには解決しませんので根気強く、一歩一歩前進させることしかありません。有用菌群の増殖は、通常1ヶ月で1センチだからです。ただ、その炎症部位の半分が正常となれば、目に見えるスピードで解決する事は、多くの経験から明らかです。

    それと、違和感はあると思いますが、脱入浴をお奨めします。先の条件整備を出来るだけ早くするためには、炎症部位に水分(ph7)を与えないことです。雑菌群やウイルスはは水分を持って増殖するからです。また、入浴による浸透圧によってせっかく出来た瘡蓋を一気に剥がすからです。その部位からは体液が滲み出て、感染の条件を作り出します。 まだ、痒みを強く感じる年齢ではないかもしれませんが、掻痒行為が激しくなれば体内に大きなストレスが掛り、体内のミネラルバランスは大きく崩れます。よって、重要なミネラルの働きを止めないためにも、しっかりとミネラル水摂取してバランスを整えることも重要です。

    上記のことを改善の基礎に、ご家族が納得できる方法を選択し、お子様の克服を目指してください。上記の理論的なことも含めて重複するかもしれませんが下記に書き込みます。

    腸管にはびこった雑菌群が産生する毒素を体内に入れたり、母乳を受ける腸管で消化酵素が出なければ、必要成分であるアミノ酸に分解されず、その前の成分で侵入したりすると、体は異常を起こし、生命にも危することとなりますが、赤ちゃんは本能でそれを察知して、自己防衛しているのです。その時に抗原抗体反応で分泌される「痒み物質」で掻き崩すことになるのですが、その部位から体内の異物排泄をしているのです。 しかし、この症状は生後6ヶ月くらいまでどのような処置をしようと続くのです。ご夫婦で、この意味を理解しながら、一生80年のために一番重要なこの時期を薬なしで乗り切ることが必要だと認識しています。

    出産時における受菌バランスの問題が予想できます。出産前に膣洗浄を行ったか、膣炎処置したか、妊娠中のセックスレスが予想できますが、すべてではありません。また、出産後に抗生剤処置すれば免疫過剰が発生します。

    医者は、「副作用がでるのは強いステロイドを長期に渡り使用した場合に起こるものでこのくらいのステロイドを短期で使用した場合は副作用はまず起きないと断言され」・・・その病院の先生に「この薬でこの子は治るんですね、副作用なく」と質問してみてください。間違いなく逃げます。そして、最後には「アトピーは治りません、仲良く付き合っていきましょう」です。・・・いまアトピー性皮膚炎で困っている700万人の殆どがこの薬によって発生していると言って過言ではないのでしょう。また、小児科医と皮膚科医では治療法も違うのです。小児科医は除去食を薦め、皮膚科医は関係ないという、同じ症状なのに・・・・。今後、どんな治療をしても2〜3ヶ月間は厳しい状況を見なければなりません。よって、ステロイドは即刻ストップする決断が必要でしょう。症状は、先述しましたようにステロイド剤の副的作用と、体内環境の原因で悪化症状は続きます。

    この子を守るのは、家族しかいません。苦しむ我が子を見るに見かねて、、、ステロイドホルモン剤という魔の薬に手を出すことは、どの親でも同じことなのですが、しっかり勉強して、克服を目指すのです。・・下記の理論と行動で、間違いなく2歳までには完全克服します。

    一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、この小さな子供にその数倍も入れるわけですから体はどうなるのでしょう。厳しいです。

    大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもお子様にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなるのです。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、抗炎、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。

    しかし、多くの成人アトピーの皆様を見るにあたり、何とかここでくい止めをしない限り、1人の成人アトピー者が発生することになるのです。(大袈裟ではありません)この第一次成長期を通過するこの時期に、一生のプログラムが構築されるのです。第二次成長期(女子10〜12歳)で確定なのです。小学校にはいると人目を気にするようになり、子供の心ない言葉に極度に反応するようになります。高学年になるとその傾向は一層大きくなり、中学での離脱は数倍のエネルギーを要することになるのです。高校になれば、余程の決断がない限り実行は出来ませんし、親の言葉も通じなくなるのです。 ステロイドホルモン剤を徐々に外して回復させることが出来れば、これ程の大きな問題にはなりません。

    0歳の子供でも「痒い」と感知すれば、体内にストレスによる「活性酸素」が大量に発生して、アトピー性皮膚炎の直接原因「腸内細菌」アンバランス(減少)となり、免疫過剰状態が起きるのです。風邪薬の抗生剤も同様となります。腸内細菌は、体に必要な成分を作る工場なのですが、腸管で細胞に必要な成分生成が出来ずに、一歩手前の成分で体内に侵入することから、抗体活性して異物反応(アレルギー)が起きるのです。この根源は、腸内細菌の不安定(異常減少)となります。生後数週間からの発症ですから間違いなく、ここが原因となります。 アトピー性皮膚炎調整にこの腸内細菌調整が必須というのはこの為なのです。また、アトピー性皮膚炎の多くの方々の便検査をすると、正常の方の1000分の1となっています。これは子供も同様の数値となっているのです。

    腸内細菌は身体の細胞に必要な成分を作り出す工場と判断して良いのです。その工場で作られた成分を各細胞へ運搬するのが「ミネラル」なのです。これも、痒いという感覚にてバランスは大きく変貌してゆきます。特に自律神経系に重要なミネラルである「マグネシウム」「カルシウム」が異常数値となり、自律神経系に指示される器官は大きく変貌してゆくのです。特に免疫は直接作用するものです。このミネラルもアトピー性皮膚炎調整には重要なポイントとなるのです。天領水は問題ありません。あ、天然塩は少し添加したほうが良いかもしれませんね。

    皮膚調整にワセリンを基材とした保湿剤も症状悪化の大きな要因となっているのです。油脂系使用で外部接触を遮断して反応を阻止していますが、・・・正常皮膚には皮脂膜でバリアをして皮膚呼吸しながら外部遮断して体を守っています。外敵菌が皮膚についても浸入できないようにphも「5」として、「7」の菌群が棲息できないようにしているのです。それらの主役は有用菌の「皮膚常在菌群」なのです。皮膚バリアが崩れれば、直ぐに再生できるように「皮膚常在菌」は、ステロイドホルモンを分泌して、皮脂膜を構成して外部侵入を防いでいます。ワセリンや軟膏などの保湿剤はph「7」であり、皮膚を守る「皮膚常在菌」は死滅してゆくのです。症状の出ている部分には「皮膚常在菌」は一切棲息せず、黄色ブドウ球菌群の棲息となっているのです。 腸管も「腸内細菌」、皮膚も「皮膚常在菌」と菌の棲息条件が、このアトピー性皮膚炎治療に重要なポイントとなっているようです。

    この時期の入浴も症状を大きく後退させています。浴槽の浸透圧により、炎症部分の瘡蓋は一気にはずれ、風呂上りに体液がにじみ出て、空気中の雑菌群がすぐに感染いたします。雑菌群の増殖によりさらに痒みが増してきますし、風呂上りの熱代謝が出来ずに痒みが大きくなり、さらに傷が多くなり感染いたします。当方では、「脱入浴」を薦めております・・・が、常識からの批判が多いのですが、実践すると回復スピードが大幅に上がります。脇などに白い垢が溜まるということですが、濡れタオルで拭いて、あとはph4ローション処置すれば良いでしょう。

    アトピー性皮膚炎の結果には必ず原因があります。(原因と結果の法則)その根幹を解決しない限り、いつ再発するか判らないのです。いや、解決できないままにステロイドホルモン治療を行うことがどれ程危険か、今一度考えなければなりません。人間は食べて生きています。この基本で体が動くようにしない限り、いつまでもこの悩みは続くことになるのです。 「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整で全て解決するわけではありませんが、基本の考えは、「体全体を調整して結果的にアトピー性皮膚炎を克服する」といった感じとなるのです。だから再発はないのです。

    「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生のプログラムは数えの3歳で構築されるのです。満2歳なのです。・・・

    モノで良くなるのであれば、これ程多くの方々が悩むことはないのですが、・・この解決には、ご両親の知識(理論理解)、家族一体の頑張りと、自然との融合が重要となります。それほど、アトピー性皮膚炎は複合した系の崩れになっているのです。 特にステロイドホルモン剤による自律神経系の乱れは、体全体の乱れにも繋がるのです。四季を感じなくなったり、昼夜反転したり、温度感知が逆転したりするのです。これらの正常化が、克服の基本となるのです。そのためには、アトピー性皮膚炎でない子供の条件を作り上げることが必要になります。

    大人でも我慢できない「痒み」を、小さな体で受けているのです。皮膚感覚が麻痺するために他の感覚は敏感となり、空気の波も読みとるようにもなるのです。その感覚は、親の不安も読みとり、小さいながらに苦労をしなければなりません。

    何としても解決してやってください、お子様を。