1. 【21】5歳の娘の炎症を竹酢液クリームや竹酢液で処理しています

    手のひら小指下手首付近が赤く炎症を起こし掻く様に、皮膚科受診で乾燥肌と言われ保湿剤と0.1%ステロイド剤を処方。

    ステロイドは抵抗があったので、少し使用しては中止。保湿剤も時々使用してました。次第に手のひら全体に広がり7ヵ月後より漢方薬を始めました。

    しかし、9ヵ月後、お尻・二の腕と炎症が広がり再度皮膚科受診しましたが、また同じ内容の0.1%軟膏とプロペト保湿剤そしてアレジオドライシロップが処方されました。

    1週間程ステロイド剤・保湿剤を使用。シロップは嫌がったので飲まず。その後、ステロイドのリバウンドがあったので医者の薬は全て処分。竹酢液クリームを使用しましたが高額で続かず、現在は竹酢液を水で薄めたものをつけています。

    症状は、パラパラと細かい皮剥けと赤い炎症・湿疹を繰り返しています。 10ヵ月後の冬休みより、自己流でなんとかと思い食事を見直しお菓子類は一切止め果物にし、野菜嫌いの為生は沢山食べれませんが、汁物に入れたりだと食べてくれるので工夫してます。毎日焼き魚を主にしています。目標を決めて暗示を掛けたりもし始めました。

    ケア用品の色々な成分を取り入れたくないと思い、自己判断で竹酢液を使っていますが、本当にいいものか迷っています。ケア用品は使用しない方がよいのでしょうか? 寝てる間に、物凄く掻く事があるのですがその場合の対処法を教えて頂けたらと思います。 食事ですが、パスタ・麺類などはよくないのでしょうか?



  2. お子様の症状に一喜一憂し、直ぐに解決したいと思う母心は良く理解できます。しかし、出してはいけないステロイド剤の影響は、厳しいようです。また、保湿剤も改善しようとする体にストップを掛けたことになります。1年3ヶ月前となると、3歳を超えているのですね、、、それまで何も症状発生していないとなると、免疫的問題ではなく外部問題ではなかったのではないでしょうか。11月となると秋の信号が強く、体内では生理物質(ステロイドホルモンや酵素など)が異常減少して、体温調節を行います。そのために皮膚は乾燥するのが普通なのです。

    そのときの処置にステロイド剤はきつかったですね。その引き金ですから、その前の条件まで戻せば解決するのは間違いないのです。まずは、薬保湿剤は全て外すことです。皮膚には、有用皮膚常在菌が生息して外部からの異物侵入を防いでいるのです。その条件整備をすることで一歩前進することでしょう。 ミクロの菌群が正常棲息するためには、1センチに1ヶ月を要しますので、思いも寄らない時間を要します。また、今回は手のひらでしょうから、条件は少し違うので、その数倍も掛ると思われます。指示するビタミンB群も作用していますので、その成分を造る場所も確認しなければなりません。それは腸管で作られますので、その環境整備も重要になるかもしれませんね。砂糖などを定期的に摂取を続けると、何処かで腸管でアンバランスが起きるんです。乳酸菌摂取にて、異物の侵入阻止、ビタミンや酵素、ホルモンなどを産生できる体にすることも、健康に育つ条件ともなります。

    竹酢液の使用は良いと思います。多くの方が使用していますし、結果も出ているようですよ。ただ、基本は雑菌を排除し、重要な有用皮膚常在菌を保護できるかが問題です。当方の指導では、雑菌排除、有用菌群保護のために「四輝水」使用を推奨しています。phを計ってph3〜5であれば最高ですね。

    野菜を多く摂取するのはいいですね。出来るだけ多く摂取する方法を考えてください。

    お魚もいいですねぇ。美味しく食べられる方法を考えて継続ですね。そのうち、身体もいい食材、いらない食材を理解してくることでしょう。 その前に、その食材をしっかり必要な成分に切り替えられる身体つくりをすることが重要です。健康な大人に育てることが親の使命ですから、今のうちに基礎的な身体を作って、第二次成長期を迎えましょう。

    掻く行為を止めることは出来ません。本当の意味での痒みを止める薬もありません。痒みとは、体内の異物を排泄するときに皮膚を掻き破って出す、外部から異物が侵入するときに掻いて侵入を阻止することの2点なのです。今の痒みは、手の皮膚粘膜の破れ部位から異物が進入することで起きています。今の痒みはおそらく、外部からの侵入阻止となっていますので、バリアが無ければ痒みが出ます。炎症部位が何に触れても痒みは出るでしょう。痒みを止める第一段階は「かさぶた」です。アトピー症状改善のワンステップは「かさぶた」です。そのためには、風呂に浸けない、出来るだけ水分に触れないということが必要になります。でも、幼稚園や自宅でも手洗いなどもありますので無理と思いますが、出来るだけです。水分に触れたときは必ず竹酢液か「四輝水」で処置することをお奨めします。掻き始めたら見守るしかないのです。見守るのも治療ということになります。

    パスタ、麺類ですね。・・・腸管の問題は少々あるとしても、摂取は問題ないでしょう。摂取して反応したりしないとは思いますが、多くの小麦粉は海外輸入製品となっています。アトピーのお子様は、かなり問題となりますが、大量摂取でなければ問題ありません。 毎日使用する部位ですから、改善には少し時間は要しますが一歩一歩前進するしかないです。あまり急いで保湿処置が多くなれば、結果的に範囲は広くなります、気をつけてくださいね。

    アトピーのお子様については、もっともっといろいろな処置が必要となりますが、遠藤様の場合は、あまり気にしなくて基礎条件整備もしながら、乾燥を心掛ける進行で、夏場くらいまでには解決に至るのではないでしょうか。

    アトピーの方への処置には下記の指導方針となります。お子様はそうではありませんが、参考程度にお読みください。

    @腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)
    ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。

    Aミネラル調整を行う。
    ※ここも発症の原因解決が目的。(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)

    B皮膚phを弱酸性にする。
    ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。「四輝水」というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。   

    C皮膚を乾燥させる。
    ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)

    D母親といつも密接にしておくこと。
    ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。母親の「抱っこ」は最高です

    E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。
    ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。

    F毎日外に出すこと。
    ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)

    G自信を持つために面談が必要です。
    ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。

    上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)