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【5】男子大学生 温泉治療やワセリン保湿療法はなぜ駄目なの

氏名 = ○○○○くん
性別 = 男
職業 = 学生
年齢 = 22
身長 = 172
体重 = 65
型 = B
視力(右) = 0.2
視力(左) = 0.2
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー
発病年 = 2002
発病月 = 5
治療 =
ステロイドを一年半程使用し治らない事がわかり温泉治療みたいな感じなのか朝、夜一時間ぐらい半身浴して入り体を温め体にたまっていたステロイドなどの毒素をとりのぞく事を二年程やりはじめはステロイドも使わなくなりかなりましにはなったが 完璧には治らず冬などひどくなる時もある!
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2004
ステロイド中止(月) = 2
ステロイド中止(日) = 30
ステロイド歴(年) = 1
ステロイド歴(月) = 6
アレルゲン = 卵
アレルゲン = ダニ
備考 =
温泉治療は何がダメなのかおおしえください!
あと冬はワセリンで乾燥を防ぐのですが文章をよんでもはっきり理解ができませんでした!ワセリンはやっぱりダメなのでしょうか?




◇ANS
○○○様

6年前といえば、高校1,2年生となりますね。それ以前に何もなくて突然途発症したのであれば、解決は速いものと思われますが、長い経過がありますので、その間の強い痒みやストレスによって体は大きくバランスを失ったのでしょう。季節の変化などに対応できない状況は、自律神経の不安定によるものと推察します。常に一定の条件を保つ恒常性維持機能が不安定となっています。

人間は食べて生きています。全ての細胞に必要な成分は腸管の成分製造工場で作られています。その工場のアンバランスは体全体にも影響してきます。多くの便検査からアトピー症状の方々は、起きていない方と比べると異常な菌バランスとなっています。菌数でも1000分の1であり、有害ミネラルも多く検出されます。

内部的にはこの2点の改善は、皮膚改善を目的であれば必須処置項目となります。乳酸菌摂取とミネラル摂取ですが、直ぐには解決できなく約半年という期間を要します。

ご質問の温泉療法についてですが、内部で異物侵入があるのに皮膚のみを押さえて(処置)も解決できないということと、皮膚に有用皮膚常在菌が棲息していることを理解していないで、この療法を行なうと浸透圧や水分によって感染状況を造ることとなります。特に皮膚はph5前後を維持して空気中に棲息する雑菌やウイルスの侵入を防いでいますが、風呂の浸透圧とph7で皮膚粘膜は大きく低下して、有用皮膚常在菌も激減し、やがては感染条件を作ることとなります。0歳のお子様であれば改善は出来ますが、それ以上になると上記の条件を整備しなければ本当の解決には至りません。

ワセリンにおいても皮膚条件の安定を増進することにはなりません。ワセリンは油脂系であり、自己の皮脂促進作用は減退しますし、有用皮膚常在菌を異常減少させて、皮膚粘膜を不安定にさせ異物侵入条件を作り上げます。よって、その部位が感染するのもこのためです。逆に乾燥させれば、水分も少ないので感染条件とはなりませんし、乾燥させることで自己の皮脂促進作用が強くなるのです。自力で皮脂が出ればアトピー症状は終了です。 大学4年生であれば就職活動もあり大変だと思いますが、頑張るほかありません。

下記に同様の年齢の方への返信内容を記述しますので、理論的なことを理解して改善の参考にでもなれば幸いです。

まず、このアトピー性皮膚炎という結果には原因があるということを理解しなければなりません。アトピー性皮膚炎の原因も治療法も確立されていないと言いながら、お医者様は、一致してステロイドホルモン剤やプロトピック軟膏の使用で一時的解決の対処療法で処置しています。その結果が、全国に700万人という膨大な若者のアトピー患者をつくりました。この方法では、解決できないということなのです。原因に対しての処置が適当ではないということなのです。

ステロイド剤がなぜ今の現状を作っているかです。ステロイドホルモンは、人間が生きるために絶対条件といって良いほど必要な成分です。身体に炎症が起きれば直ぐに解決する役割、細胞破壊する活性酸素などの排除、ストレスの軽減、人間の根幹とする自律神経の正常化等々、、、生きる条件の全てと言って過言ではないでしょう。その生理物質ステロイドホルモンは、一生80年で約1gしか体内で産生されません。超微量で大きな作用をするのです。これらの大量侵入は、必要以外の細胞にも作用して、反作用を起こしたり、余剰分の排除に重要臓器の肝腎機能を大きく低下させることで、症状は逆方向へと進みます。(肝臓や腎臓が崩れれば生きてゆけないのはご存じと思います)また、これらステロイドホルモンなどの生理物質(他に酵素やビタミンB群等直接作用する物質)は、記号を有しておりその記号の合う受容体を持つ細胞にしか作用しないようになっています。ところが、病院で出されるステロイド剤は、私にもあなたにも他人にも効く様に出来ていて、自己の記号を有していないのです。無記号で侵入した大量のステロイドホルモンは、手当たり次第に作用するために一気に回復したように見えます。しかし、その継続は先述しましたように多くの弊害をもたらしてきます。特に自律神経への影響は大きく、ステロイド剤が切れた場合には、常に一定の条件を保つ身体を維持できなくなります。特に体温調節や血圧、血糖値などの異変が起きて、常に不安になったり異常に暑かったり寒かったり、抗炎症作用も大きく低下します。必要なときに必要な量を作用させるシステムを保有していますが、一気に崩壊することとなります。これら重要なステロイドホルモンは、食物を介して体内で作られるのですが、大きな役割をしているのが腸内細菌なのです。チョコレートやスナック菓子ではその基材とはなりません。「食」は生きるための条件なのです。だから、多くの指導者は「正しい食生活」を厳しくするのですが、それらを受け入れて身体に必要な成分を作る工場整備(腸管・腸内細菌)がまず必要となるのです。 他に薬による影響は、余剰薬物の排泄に多くのミネラルや酵素を使用することで、肝腎機能が低下して、全身への影響となりますが、この「ミネラル」も克服には重要なポイントとなるのです。このミネラルは簡単に表現すると「運搬役」なのです。各細胞に必要な成分を送り正常作用させるために届ける役目なのです。

物理的解決の考え方は、アトピーでない方と同様の条件整備をすることにあります。毎日の痒みと不安でストレスが活性酸素となり、免疫・神経細胞や皮膚(アトピー)と密接な関係にある「腸内細菌」や「免疫」のバランスを崩すこととなりますが、それらの補給や改善策は一切取られていません。出来るだけストレスの溜まる要素は取り除くことが重要だし、ストレスを排除できる行動を取ることも重要です。よって、各細胞にもストレスにも大きく関与する「腸内細菌」「ミネラル」の調整は本治療の中心的調整となります。普通の方と物理的に違う部分はこの2点だけなのです。 「腸内細菌」「ミネラル」の調整は、アトピー性皮膚炎治療には不可欠と考えられます。当方は、この事を認識して多くのサポートに当たっています。

もう一つ処置方法を間違ってはいけないのは、皮膚表面の処置です。ご存じの通り皮膚は、「ph5」前後という弱酸性で維持して皮脂を皮膚表面すべてに分泌し、ph7の雑菌や異物を定着、侵入させないようにしています。これらの条件を整備しているのが「皮膚常在菌」なのです。何かの条件で皮膚表面の皮脂がはずれて、異物侵入が行われれば直ちに、皮膚常在菌がステロイドホルモンを分泌して、皮膚表面に皮脂を巻くのです。われわれでは見えない恐ろしい仕組みになっています。多くの皮膚科医は、この存在さえ知らないのですから、簡単にワセリンを使用したり、イソジンなどの抗菌剤などを使用して、雑菌処置と一緒に有用な「皮膚常在菌」をも死滅させるために症状が酷くなるのです。皮膚表面の処置は、雑菌群を死滅させることも重要ですが、有用な皮膚常在菌を守ることももっと重要なポイントとなるのです。 当方では、その条件を満たす「蓬水」というph4ローションにて処置するように指導しています。

当方の克服理論は、モノ20% 意識・理論・行動80%の指導方針で進行しております(詳細はHPを確認して下さい)

この事を基本に考えると、大きく悪化することはなくなります・・が、一朝一夕で解決することではありません。症状範囲によりますが、最低1年は必要と思われます。 それも一直線で解決はしませんし、季節の変わり目やストレスの出たときなどは一気に悪化します。良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながらの展開が普通です。 大学生活も慣れてこれから社会へ旅たつ準備の時期ですから、しっかりとこの時期に解決して素晴らしい社会人生活に入らなければなりません。社会人になっての解決にはかなり苦労しますね、、、会社は仕事優先ですから。 今一度、自分の人生を振り返り、さらに未来を想像していろいろな方向を考えてみてください。もし、私でお役に立つことがあればお申し付けください。

下に克服の条件等をまとめて記述しますので、上記のことを含めて参考にして下さい。(これが全てではありませんので参考程度で)

@基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして

A皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。

B胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。   

C学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。  

D早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。   

E笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)      

F親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族・彼全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。   



その他大学生・主婦・成人のアトピーQ&A

■男性大学生
【1】男子大学生ステ使用・・・死にたくなることがあります
【2】韓国へ留学・・・韓国で脱ステ、、、苦しいです。
【3】男子大学1年生・・・小6で改善したのに高校3年で再発
【4】男子大学2年生  医者任せの治療では治らないと離脱決意
【5】男子大学生 温泉治療やワセリン保湿療法はなぜ駄目なの
【6】男子大学1年生  田舎から東京へ・・・悪化しました

■女子大学生
【7】私の方法あっていますか??
【8】大学生来年社会人・・・プロトピックで処理しています。
【9】21歳女子大生・・・来年から社会人、その時までに良くしたい
【10】女子大生ステ使用・・・・・傷が治らなくなりました。
【11】女子大学3年生  卒業までに完治したいです
【12】韓国留学生21歳 韓国で悪化・・脱ステ開始
【13】オーストラリア留学  この肌では嫌だ・・早く治したい
【14】オーストラリアもステ治療・・・もうステは絶対いや、と、脱ステ
【15】女子大学生  脱ステ1ヶ月  正常部位の擦り傷が治りません

■主婦
【16】不妊治療についてどう思います?
【17】26歳主婦小学校からステロイド剤・・徐々に外して良くなるのでしょうか?
【18】34歳兼業主婦・・・脱ステ3年、、、なかなか良くならない
【19】主婦・・・手足の水泡、痒いです!
【20】30歳主婦・・・昔の私に戻りたい!
【21】33歳主婦・・・妊娠をきっかけに発症
【22】32歳主婦・・・ステロイド剤による手の炎症が・・・辛い!
【23】32歳主婦のアトピー性皮膚炎・・・症状悪化で仕事辞めた

■男性成人
【24】アトピー再発
【25】24歳会社員、小学校低学年発症、現在ステロイド剤使用にて治療
【26】28歳コンピューター技術者、ステ離脱2ヶ月・・いろいろな方法は試したが、、
【27】29歳男性 もう医者にはかかりたくない!
【28】24歳男性・・・アトピー暦4年皮膚乾燥、、、冬が怖い
【29】成人男子・・・12月になると悪化します

■女性成人
【30】ワセリンの使用について教えてください
【31】抗ヒスタミン剤の、マレリン酸クロルフェラミンについて
【32】寝るときにすごく体が熱くなるのですが
【33】ブドウ球菌について
【34】乾燥でヒリヒリします・・<脱入浴のすすめ>
【35】突然・・・泣きそう、助けて!
【36】本を読んでやっていますが・・・
【37】26歳女性・・・ご相談したいのですが
【38】32歳女性・・・昼夜逆転です、眠れなくて辛いです。
【39】脱入浴について
【40】完治しました!
【41】31歳女性・・・どんどん広がってきています。
【42】27歳女性・・・皮膚常在菌を増やすには、、、
【43】女性・・・鳥肌のような、、、
【44】OL・・・先週より急激に悪化しました
【45】女性32歳・・・・アメリカで困っています
【46】成人女子・・・脱ステについて教えてください
【47】25歳・・・・・ピアスがしたいです!
【48】成人女子・・・ステロイド剤の影響ですから、、今度はプロトピックに
【49】成人女子・・・4年前に発症、、、、完治は無理ですか?
【50】37歳女性のステロイド皮膚炎・・・顔皮膚の血管が浮き出る
【51】21歳女性営業職のアトピー性皮膚炎・・・何度も離脱を試みるが、、、。
【52】74歳ステロイド皮膚炎・・・日本舞踊で頑張っている