大学生のアトピーQ&A・・・もう、大人の仲間入りといってよい年齢だが、目的を持っての大学生活。 高校とは違った自由な環境でもあろうが、中間を過ぎるとひしひしと迫ってくる社会人のプレッシャーが毎日襲ってくるものだ。中学生になればよくなるといった医者の言葉を信じて進行してきたが、 ここまで遅れれば「このまま良くならないのでは・・・?」という不安な思いが体全体に走る。そして、右往左往とあらゆる治療法に目を向け試してゆくが、改善に兆しが見えずさらに不安が襲ってくる。男性と女性では、もう体の仕組みが違うので考え方や行動も異なってくるし、同年齢の学生と比較して焦るのだ。特に男性は女性、女性は男性の付き合いなどは二の足を踏むこととなり、人の目を異常なほど感じることとなる。これは全てストレスとなり、さらに悪化の条件をはぐくむのだ。ここまできたら、腹をくくって将来のために頑張りぬくことだ、大学生!!
私は小学校以前、とにかく記憶のあるの頃からアトピーですが、小さい頃はそんなにひどくありませんでした。
肘の内側や首などがひどいときだけ薬(非ステとステの軟膏ともに)塗るという感じでした。
中学、高校くらいから気になりだしたということもあり悪化し、治らずにステロイドを使用している現在大学生です。
今年になり近所の皮膚科でプロトピックに変えるよう指示され日常的にプロトピックを使用しています。
半年前に、皮膚科に行くのを面倒に思って三ヶ月ほど薬を塗らなかった時期がありますが、毎日掻いているからか徐々に全身赤くなっていき、塗らないとこんなにひどいものかとびっくりしました。現在はプロトピックで赤みは見た目にはひいています。
今日HPを見て、薬が恐ろしいものだと知りました。
来年から社会人なので生活が心配です。
漠然と不安ですが、すぐに薬をやめることには自信がありません。
早起きやヨーグルト、食事などに気をつけることで、徐々に薬を減らせていけるでしょうか?
◇ANS1
現在、プロトピック使用していますので、外せば体内で抗原抗体反応は始まるでしょう。
結論から申し上げて、薬を徐々に減らして解決することは難しいと経験上確認しています。その様な方法が取れれば、これ程多くの皆様が苦しむことはありません。
半年前の薬を外した状態が今のあなたの体内環境と判断して良いでしょう。何故そうなるのか、その根源を戻さない限り、一時的な解決をしても就職後再度問題となり、離職しなければならない状況に追い込まれる例は、当方の会員さんの中にも多くおられます。
自分の体が大事か、仕事が大事か・・両方大事なのですが、身体が正常でなければ思う仕事はこなせません。すべて思い通りに行けばよいのですが、何かを犠牲にしなければ解決できないのがこの厳しいアトピー症状なのです。
何故、この様な治療とは関係ないことを申し上げるかといいますと、このアトピー克服には、その事の考え方が「治療」の一部となるからです。大学卒業を目の前にして解決の糸口が見つかっていなかった場合、それは「会社に入って悪くならないだろうか」「虐められないだろうか」「みんなはどんな顔するだろうか」とか思うだけで大きなストレスとなり、症状は悪化するでしょう。逆にその時期「ま、仕事がすべてではないから・・ま、来年でも、、1年くらい遅れても、、」と、安易に考えることが出来れば、ストレスの蓄積もなく身体は楽になり、良くなることも多いのです。この様に1つのことについての「思い」だけで身体は大きく差が出ることになるのです。私の指導の基本はここにあるのです。「良くなる理論」「良くなる期日」「良くなる経緯」を理解すれば、人からいろいろなことを言われても、良くなることが判っているのだから、笑顔で対応できるのです。例えば「はい、アトピーなんです。
でも、もう少ししたら良くなりますから・・・皆さんもアトピーにならないように、、大変ですよ〜」なんて、笑顔で言えたら、一気に良くなるのですね。(基礎条件は必要ですが・・)
プロトピックは、免疫抑制剤ですから、強制的に免疫細胞を抑制しています。その反動は、直接皮膚に影響はないにしても、ステロイド剤よりも悪質(アトピー治療には・・臓器移植者には良薬)な薬と判断しています。何処かでしっかりと自分の将来を見据えて、何かを犠牲にしても自分の身体を取り戻すことをお薦めします。女性としてこれからいろいろなイベントが待ち受けています。就職・恋愛・結婚・出産・子育て等々、、すべて大きく体が変化するポイントとなります・・・早い解決
に越したことはありませんね。
丁寧な返信、ありがとうございます。
そうですね・・・
難しい問題ですね。
医者には少しづつ減らすということを言われてきたのですが、
そうですか、難しいのですか・・・・
しかし、一年で確実に治るのか分からなかったり、
また外に出ることが少なくなって必要以上に悪化したり、
という心配があって踏み切れません。
しかし解決するものならば、確かに早い解決に越したことはないのかもしれません。
返信を読んで、いままでダメだったんだから治らなくて当たり前という思いが自分の中にあることにようやく気がつきました。
◇ANS2
南半球は日本と逆の季節を進行しています。当然、信号も逆と言うことですから、ステロイドホルモンも酵素もビタミンB群も低下方向となりますが、北半球のような極端な低下はないでしょう。今の処置方法で、あなたの顔面に棲息する有用な皮膚常在菌を少しづつ範囲を広げ、正常な皮膚構成できるように頑張ってください。直ぐには解決できませんが、その方法が再発しない唯一の方法となります。
頭・顔への作用神経は頸椎の1・2番から出ています。首、肩を気がついたときに回して和らげれば、早い解決も見られますので、朝しっかり頑張って運動をして下さいね。あ、胸張りと笑顔も忘れないで・・・。