大学生のアトピーQ&A・・・もう、大人の仲間入りといってよい年齢だが、目的を持っての大学生活。 高校とは違った自由な環境でもあろうが、中間を過ぎるとひしひしと迫ってくる社会人のプレッシャーが毎日襲ってくるものだ。中学生になればよくなるといった医者の言葉を信じて進行してきたが、 ここまで遅れれば「このまま良くならないのでは・・・?」という不安な思いが体全体に走る。そして、右往左往とあらゆる治療法に目を向け試してゆくが、改善に兆しが見えずさらに不安が襲ってくる。男性と女性では、もう体の仕組みが違うので考え方や行動も異なってくるし、同年齢の学生と比較して焦るのだ。特に男性は女性、女性は男性の付き合いなどは二の足を踏むこととなり、人の目を異常なほど感じることとなる。これは全てストレスとなり、さらに悪化の条件をはぐくむのだ。ここまできたら、腹をくくって将来のために頑張りぬくことだ、大学生!!
氏名 = ○○○○さん
性別 = 女
職業 = 大学生
年齢 = 20
身長 = 156
体重 = 46
型 = A
血圧1 = 124
血圧2 = 70
視力(右) = 1.2
視力(左) = 1.2
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 = 海洋深層水
病名 =
アトピー性皮膚炎
掌せき膿庖症
発病年 = 2002
発病月 = 1
治療 =
2000年6月 首と肘裏と膝裏に湿疹→すぐ治る
2001年5月 左の指先に水泡ができる
2002年1月 左目の上と左額が赤くかぶれる
2002年3月 左鼻横にも赤くかぶれる→ステロイド使用
2003年4月 ヘアカラーをしたら全身に湿疹ができてしまい、その後だんだんと湿疹が悪化
2003年5月 顔にはプロトピックを処方されたが、痒くてかいてしまい、さらに悪化したので、ステロイドを使うようになる
2003年8月 プロトピックに切り替え、10日に一度くらいの間隔で使用する2003月4月 首にまで湿疹がきて、疑問を持ち始める
2003年8月 東京医科歯科大学の金属アレルギー科で検査をし、親知らずを抜くことになり、せっかくなので離脱を決意(8月7日を最後に離脱)洗顔料を使わない水洗顔を始める
アトポスを見て、腸内細菌のことなどを参考にしつつ、リバウンドを克服しようと決意
2003年9月 ヨーグルトを食べ始める(食事、睡眠時間、排便、症状、運動などを毎日記録し始める)
2004年4月 昨日からヨーグルビジンに血液型乳酸菌を入れ始めたところです(今症状が出ているのは左指先、左膝裏、右乳房、両腕、首、顔に少しです。)
◇ANS
○○○様
体型バランス、発症時期等から推察して、克服できる条件にあると思われます。しかし、この原状を回復するにはモノだけではなく、自己の意識によるモノが大きいのです。現在、腸内細菌のこと、ミネラルのこと理解されて進行されているようなので、これらの回復は早くなると思います。この事と皮膚の関与は一直線で繋がっているわけではないので、皮膚の処置を間違えないようにしなければなりません。ステロイドやプロトピックを使用した部位などが、中止したときに悪化するのは、皮膚常在菌の死滅が大きな原因となっていますので、その事を理解して弱酸性のローションやゲルなどを使用することが必要です。(出来れば乾燥中心にして皮膚常在菌の復活を待つ)
おそらく発症前の条件に戻せば解決に至ります。「卒業までに戻したい」という気持ちは理解できますが、あまりにもその気持ちが強すぎると逆効果となりますので、自然に「良くなる」ことを意識して、毎日爽やかに元気に明るく生活することです。「笑う角には福来たり」とありますが、本当で笑顔は皮膚症状の敵「活性酸素」を大きく排泄します。これは、克服には重要なポイントとなりますので実行しましょう。また、姿勢も大きく症状と関係しており、「胸を張る」ことで症状は大きく前進します。胸を張っている人にアトピーやガンの方はいないのです。代謝率が大きく上昇して、体内で不必要な余剰エネルギーを排泄してゆきます。
この様なことを基本に現状を回復するには、季節的に一番よい状況となりました。春から夏にかけて活性時期となり、体は大きく前進してゆきます。自律神経や免疫にも重要な生理物質(ホルモンや酵素・ビタミンB群等)が、恒常性維持のために多く産生されてきます。ということは、代謝率も上がり皮膚も潤いを帯びてくることとなるのです。期待していて下さい。そのためには、今の季節をしっかり受けることで、毎日外に出て信号を身体一杯に受けて、歩くことで身体全体の循環を良くすることにあります。身体全体に生理物質を送れば、当然、各細胞は活性してきます。
今までの経過から推察すると、症状の出る出ないの分岐点から少し出る方へ進行したところから「ステロイド療法」へ進行しておりますので、薬物の遮断により自己機能の復活を腸内細菌・ミネラルの処置で出来上がるでしょう。第二次成長期までの正常状態は、身体は覚えていますので必ずその状態までは戻るようになっています。自分の身体を信じて、自己の再生力にて克服すれば充分勉強されて理論も理解できれば再発はないでしょう。
ビオチンは、腸内細菌より産生されますので、腸内細菌調整により解決は出来ます。両手の同位置に発症しているわけではありませんので、ビオチンによる影響ではなく、外部の感染によるものと判断できます。よって、外部処理(ph調整のみでよい)と腕や肩、首の毎日の運動で、神経線も活性して、各細胞も安定して来ることと思われます。
便検査にてエンテロコッカス・ラクトバチルスの菌群減少原因は、痒みや不安による活性酸素発生によるものと判断できます。これら正常な菌群の減少により腸管phも上昇して雑菌群優性の条件ともなり、黄色ブドウ球菌群が増えてゆくこととなるのです。風邪薬も同様に多くの活性酸素の発生作用となりますので、少々風邪を引いても薬は飲まないことです。3日すれば抗体は出来上がり、熱や咳も治まるでしょう。これら活性酸素は体に大きな影響を及ぼしますので、これらの排除や発生をさせない考えや行動が重要となるのです。これら腸内細菌の正常化がこれらの解決にも関与しますので、克服には重要なポイントともなります。当然、ミネラルも密接していますので、改善には不可欠となります。・・・乳酸菌(血液型別乳酸菌を含む)摂取により、黄色ブドウ球菌の減少、エンテロコッカス、ラクトバチルス等の正常化は、約6ヶ月くらいで見られます。
皮膚表面処置は、最初は厳しいかもしれませんが「乾燥」を中心とした処置が無難でしょう。感染しないように(特に梅雨時期)「蓬水」処置だけで充分です。また、入浴は長く行わないことです。出来れば、ある程度症状が回復するまで「脱入浴」を実行(頭と股間はお湯に塩を入れて洗う)すると、回復のスピードは上がります。
下記に今までの方々にコメントした内容を記述しますのでご参考程度にお読みください。
@基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
A皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。
B胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
C学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
D早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
E笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)
F親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族・彼全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。