主婦のアトピーQ&A・・・恋や見合いが終わって結婚してホッとした時に、症状は襲ってくる。こんな事なら一気にステロイド離脱を図ろうと、ご主人と一緒に頑張る。症状も落ち着いたと思ったら妊娠でホルモンバランスと反応で症状が悪化する。厳しい状況に耐えられず、出産まで薬で落ち着かせようと、また手を出すことが多いようだ。さらに、出産後も子供がアトピーで苦しむこともあり、理解できないご主人家族との揉め事も多く見る。これもアトピーは遺伝するというバカ医者の理論によるもので、安心を与えなければならない医者が不安を煽るのである。 「もう、一生治りませんので仲良く付き合うことです」などと、夢も希望もなくなる表現しか出来ないのだ。これも彼らの育ちの悪さがそうしているのだろう。でも、女性は理解度が高く男性より確実に実践する。体型にもよるが、ふっくらした女性は早く良くなるようだ。それは、ホルモンの基材は「コレステロール」ということだからだ。痩せすぎの女性の回復は厳しく遅いのはこのためだ。男性は、筋肉のつきすぎている方が遅いようだ。でも、、誰でも良くなるように神は体を作っているのだ、、、、頑張れ、諦めるな!、、人生はこれからだ・・・春の来ない冬はない、、、春はすぐそこにある。
氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 主婦
年齢 = 26
身長 = 160
体重 = 42
型 = A
血圧1 =
血圧2 =
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0.1
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1990
発病月 =
治療 = 小学校高学年頃からアトピーがひどく出始めました。皮膚科に通っていましたがどんな薬を使っていたかは覚えていませんがおそらくステロイドを使っていました。(口のまわりのアトピーをカビの一種といわれたことがあるのを覚えてます。)
中学校3年頃に落ち着き始めましたと思います。2.3日に一回くらいのペースで薬を使っていた気がします。
20歳くらい(就職をしたのが20歳からです)からは1ヶ月に1回のペースでひどくなる感じでした。(生理前1週間〜生理終わりまでひどくなる)夜勤がある仕事のせいか頬ににきびがたくさん出来てきました。名前を忘れましたが青い色のステロイドやリドメックス軟膏を体用に処方されてたのですが、接客で症状が気になるのもあり勝手に顔に塗ってしまっていました。(顔用に処方されたものが効かなくて)
2006年頃、2.3ヶ月漢方を始めてみたのですが高くて続きませんでした。(漢方のお店で)
2006年5.6月くらいからかかりつけの皮膚科にて顔のにきびにピーリングとイオン導入を始めました。にきびとアトピーが混合していたのでアトピーが治るとにきび、にきびが治るとアトピーといった感じでしたが、少しづつはよくなりました。8月始めにはやめました。(始めた理由が8月末の挙式のためだったので)
他にもにきびで抗生物質を飲んでいたら、おりものがひどくなり、婦人科に行ったら抗生物質のせいと言われたこともありました。
2006年8月結婚後仕事は辞め、薬はひどいときにたまに青いステロイドを顔や体、耳に塗っていました。
2007年3月16日から漢方の内科に通い始めました。(今まで行っていた皮膚科は引っ越して遠くなってしまったのと漢方にやはりとても興味があったので)特にひどくない状態でスタート。
始めに処方されたのが『荊芥連翹湯』。1ヶ月経った頃(4月中ごろ)には出歩けないほどひどくなってしまいました。(なぜか肩から上だけです)
ステロイドは4月はじめに一度塗りましたがそこから一切使っていません。かゆみがひどく赤く熱がある状態で汁が出ていました。
よくいう好転反応かと我慢しましたが耐え切れず4月17日に相談してこの漢方は一時中止、『消風散』に変更。少しは落ち着きましたがとても外に出れる状態ではありません。
生活に支障があるので1週間後塗り薬などはないかと相談して『レスタミン』と寝る前だけに飲む『ジルテック』をもらいました。夜顔にレスタミンを塗ると顔中が麻酔をしたように麻痺しました。翌朝顔中が腫れ、赤くただれてしまいました。すぐに相談、レスタミンは中止し、『黄連解毒湯』をもらいました。
翌日目はまだ腫れてますが少し落ち着き熱をもっていたのもなくなりました。それから3日間消風散と黄連解毒湯、寝る前のジルテックを服用しています。
今は顔中の皮膚が硬くパリパリ、皮がかなりむけてきています。赤くひりひりしているのは前よりは落ち着いてますがまだ顔中にあります。首は紫に硬くなっています。耳はまだ切れている状態です。目だけはまだ腫れています。
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2007
ステロイド中止(月) = 4
ステロイド中止(日) = 1
ステロイド歴(年) = 16
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 =いきなりステロイドをやめたからこんなひどくなっているのでしょうか。突然やめるのはよくないと最近知りました。普通はこんなにひどい反応はでないのでしょうか。今からまた少しづつ弱いステロイドを塗って少しづつなくしていったほうがよいのでしょうか。
あと胃腸や婦人系が弱いこともアトピーが原因ではないかと自分では感じています。
1年後くらいにはそろそろ子供も欲しいのでアトピーを完治させたいのです。
しかし今はアトピーのひどさに落ちこみ、病院以外外に出なくなって1週間以上経ちます。精神的につらい状態です。
私の今の治療法はよくないのでしょうか。
よろしくお願いします。
◇ANS
状況は大方把握できました。
この症状の辛さは、多くの方々を拝見し、克服までの道をサポートする中でよく把握しています。辛いでしょう。しかし、これから先長い道のりを歩かなければなりません。何処かでこの魔の薬「ステロイド剤」とはサヨナラしなければならないのです。この継続で解決には至るどころか、徐々に体は蝕まれてゆくのです。特に自律神経系の崩れは大きく、恒常性を保つことが出来なくなるのです。痒みという一番大きなストレスと人目という外部の圧力で、発症した根源をも徐々に低下させることは間違いありません。
一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、短期間でその数倍も入れるわけですから体はどうなるのでしょう。厳しいです。
大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもご主人にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなります。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、炎症、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。
今の症状が、まさにその環境です。そして、今の体が本来のあなたの体状態なのです。
ステロイド剤で一時的に凌いで再度挑戦するか、このままステロイド剤を離脱して克服に向けて頑張るかは、あなたそしてご主人の方針となります。解決の方法もわからず、ただステロイド剤を外しても期間設定も出来ず、症状のパターンも判らず、悪化のときに塞ぎこむような状況では解決には至りそうにもありません。ただ、ステロイド剤を外して解決できるのであれば、これだけ大きな問題にもなりませんし、これだけ多くの方が苦しむこともありません。この仕掛け人は、厚生省の天下り問題となりますが、そんな事をここで申し上げてもあなたの解決には至りません。
とにかく、この状況を脱したいことは判ります、そして、過去の状況もわかります。もう、結婚もされたわけですから、ご主人とこれから先の解決方法を相談されて、ご主人にも協力をしていただいて進行するほかないでしょう。何かを犠牲にしないと解決には至りません、もう一度ステロイドを塗りながら徐々に減らしてというような方法では絶対に解決はありません。しっかりと、解決の理論と行動を把握して進行した方が良いでしょう。
下記に基本的な理論と解決策を記述しますので参考に出来ればしてください。
思春期から辛い思いを乗り越えて、頑張ってきたのでしょう。ただ、その代償にステロイド剤による皮膚炎を引きずっているのは、結婚生活において出産、子育てという大きな目的をも厳しい環境を作り出しているのですね。何としても、本来女性であるべき姿に戻って、健康で明るい家庭を作らなければなりません。
人それぞれいろいろな環境下で生きていますが、思春期からのホルモンバランスで不安定を生じ、症状発生と考えられますが、その症状から異常なストレスを生み、体のバランスを失ってきました。二次的にもストレスから全てはスタートしています。その前の状況に戻せば解決することになるのです。その差はストレスにより発生した「活性酸素」によって、「腸内細菌」と「ミネラル」が異常減少して、免疫系に大きな影響を与え、過剰反応するようになります。さらに、自律神経系にも影響を与え、常に一定の体条件を崩してしまうのです。
その状況から、いろいろな治療を受けて現在ですが、ステロイド剤だけは使用は厳禁です。あ、プロトピックにおいても同様です。先述したとおり超微量で大きな作用をするこの魔の薬は、皮膚においてもストレスにおいても直ぐに解決はしますが、元々自分で産生して作用しなければならない成分なのです。生理物質といって、これは記号を持って必要細胞へ作用します。しかし、外部侵入のこの生理物質薬は、無記号で必要以上の作用をして、症状も直ぐに改善したように見えますし、感じます。しかし、無記号で作用した細胞は、この無記号の鍵穴となり、自己で産生したステロイドホルモンは受け付けられなくなります。ということは、抗炎症、抗ストレス、皮脂だし作用がなくなるということになります。当然、リバウンド的な炎症が出てくることになります。細胞の入れ替わりは最低3ヶ月となりますので、最低その間は厳しい状況を余儀なくされるのです。
ステロイドホルモンは、自律神経に大きく作用しているために、そのアンバランスによって結果的な症状も多く出没することは否定できません。また、複合的な症状もこの影響は大であることと、ストレスによる腸内細菌やミネラルバランスも不安定となり、精神的にもきつくなることもありえるでしょう。
また、自律神経不安定により受ける地球信号を逆転して受けることで、昼夜が逆転することも多く見ます。交感神経で動かなければならない時間に副交感神経で動き、その逆もありえるのです。だから、夜の副交感神経信号のときに体は交感神経となって眠れなくなるのです。その取戻しをするために、交感神経のときに体を休めると常に信号を逆転して受け取ることとなり、症状も悪化すると推察します。代謝を高めるときに低くなり、低くしなければならないときに高くなるのです。厳しい体となります。そうね、厳しくても出来るだけ信号に合わせることが、夜眠れる条件となるでしょう。とにかく朝の信号に合わせることが重要です。
漢方薬においても同様のことが言えるのです。実は、アレルギー症状に対応している薬は全て「ステロイド様」成分を含んでいるのです。その素材は全て根物で、土の中でステロイド様成分を含んでいるのです。それらは「糖鎖」で繋がれておりますが、発酵させることでその糖鎖を外し、多くの作用をするように仕組んでいます。一生で約1gしか産生されないステロイドホルモンを1日1g以上摂取させるわけですから、余剰分の排泄にどれだけの成分を必要とするかなのです。多くのマグネシウムと酵素を使用するために、排泄器官である肝臓と腎臓が疲弊してきて、今の症状となったと推察されます。アトピー症状を解決させるには、必ずこの肝腎機能を正常化させない限り解決しないのです。それら余剰の成分を便や尿から排泄できないと、、、第3の排泄器官「皮膚」から排泄させるのです。その方法は、体の柔らかい部分に痒みを与えて掻き崩させ、その部位から排泄させる方法を人間の体は持っているのです。そうしないと、人間は生きていけないからなのです。
皮膚調整においても多くの皆様は間違っており、結果的に回復を遅らせている方が多くいます。
外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。油脂系の保湿は、自力で皮脂を出すことが出来なくなります。また、感染も考えられますので、出来るだけ乾燥させて雑菌群の動きを止めることも必要です。瘡蓋が出来るようになれば解決のための一歩前進となるのです。
私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの方々がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。
人間は食べて生きています。自律神経や免疫も細胞ですが、この細胞群には酸素と栄養分が必要となるのです。人間、動物は数種類の食材から、体に必要な全ての成分を胃腸管で作り出しているのです。その中心核が「腸内細菌」なのです。その成分の運搬役が「ミネラル」なのです。いろいろな薬の成分は、実は人間自身が造れるようになっているのですね。だから、その工場をしっかりと整備して、運搬役も常に配備していなければなりません。人間の社会と一緒なのですね。そう、食べ物は「薬」なのです。
「マゴワヤサシイ」食をしっかりと考えて、体で必要な薬が直ぐに出来て、必要細胞に作用できるようにすることが完全克服の基本となります。
v
アトピーの方は、病気ではないのです・・・強いからその症状が起きるのです。生命力があるのです。
この事を基本に進行することが、遠いように見えても結果的には近道なのです。
下記に今までの方々の調整方法を列記しますので参考程度にお読みください。
@ご主人同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
D家事をしっかり行なうこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
E早起きの励行
※ご主人がが休みでも必ず早起きは行う。
アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)
以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。