大学生のアトピーQ&A・・・もう、大人の仲間入りといってよい年齢だが、目的を持っての大学生活。 高校とは違った自由な環境でもあろうが、中間を過ぎるとひしひしと迫ってくる社会人のプレッシャーが毎日襲ってくるものだ。中学生になればよくなるといった医者の言葉を信じて進行してきたが、 ここまで遅れれば「このまま良くならないのでは・・・?」という不安な思いが体全体に走る。そして、右往左往とあらゆる治療法に目を向け試してゆくが、改善に兆しが見えずさらに不安が襲ってくる。男性と女性では、もう体の仕組みが違うので考え方や行動も異なってくるし、同年齢の学生と比較して焦るのだ。特に男性は女性、女性は男性の付き合いなどは二の足を踏むこととなり、人の目を異常なほど感じることとなる。これは全てストレスとなり、さらに悪化の条件をはぐくむのだ。ここまできたら、腹をくくって将来のために頑張りぬくことだ、大学生!!
>T
> 性別 = 男
> 職業 = 会社員
> 年齢 = 24
> 身長 = 174
> 体重 = 76
> 型 = B
> 視力(右) = 0.1
> 視力(左) = 0.1
> お酒 = 飲む
> タバコ = 吸わない
> 飲料水 = 浄水器
> 病名 = アトピー性皮膚炎
> 治療 = 小学校低学年(2年ぐらい)で発症。以来高学年まで地元の内科医でステロイドをもらい毎日つけていた。中学
入学のころには治まるが高校2年の冬に再発。以来浪人1年を含む大学2年までの4年間時々ステロイドをつけていた。大
学2年の夏から1年半ほど漢方薬とローションでの保湿に切り替えるもさほど効果なし。また、ステロイドの戻る(1年弱)
ハーバライフという健康食品をとるようになり(1年弱)ステロイドはつけないが昨年7月に蕁麻疹が出てしまい皮膚科
で抗ヒスタミン剤を処方され服用。蕁麻疹が治まる。以来今年4月に再度皮膚科で抗ヒスタミン剤を処方され(5日ほど)
服用し一番弱いステロイドを5倍で薄めたというものを週1ペースでつけている。
> 住居年 = 6
> ステロイド離脱経験 = 有
> ステロイド歴(年) = 10
> ステロイド使用頻度 = 時々
> アレルゲン = ハウスダスト
> アレルゲン = ダニ
> アレルゲンその他 = 血液検査では特に異常なし
> 備考 = 顔の周りがまぶたを中心として赤くなってしまいます。今、症状が出ているのは顔、首、胸(上部)、背中、ひじ関節です。基本的に乾燥していて湿疹が出ます。
◇ANS
会社勤めをしながらのアトピー治療は辛いものと思われます。 職種は判りませんが、特に人前に出ての仕事は厳しいものです。しかし、長い人生何処かで解決しなければなりませんが、今の状態から奪回するには大きな力を要します。
ステロイドを5倍に薄めたものを処理するといっても吸収率の問題だけですから、症状が治まっている以上、体内での作
用をしているのでしょうから、その分の反動は当然出てきます。少しづつ減らして症状をやわらげていくという説明にて
処方する先生方はおられますが、・・これが出来ればこれ程のアトピー問題は無くなるのですが、ご本人たちの苦しさは
いかばかりかと察します。ステロイドホルモンは体内で産生される一生分の量は・・約1gで細胞に作用する必要量は1
00万分の1gとなります。それを1ヶ月に200gまでは問題ないという大学病院の先生方もいるわけですから、何と
も呆れるばかりです。
週1回のステロイドで作用すると言うことは、腎機能の疲弊が考えられます。とくにここでストックされたステロイドが
その間作用してゆくのですが、排泄作用がうまくできないこ とも1つの要因ともなります。
発症の部位から考察すると、内因的な反応と考えられリンパラインでの反応です。体型からすると内因的な症状ではなく
外因的、循環器的要因とも考えられる所ですが、ステロイドはその全てを解決から大きく逸脱させることとなります。当
然、仕事のことを考えればこの方法以外にないと思うところですが、一生のことを考えれば何処かで解決しなければなり
ません。何度も申しますが、このステロイドは劇的な作用をしますが、その反動は人生を大きく狂わせます。
それぞれの考え方はあると思いますが、当方の考え方は二度と再発のない体にすることが必要と考え、アトピーでない方
の体と同様にすること、アトピーでない方と同様の行動体型にすることが、克服の条件と位置づけて指導を行い、体全体
を良くして結果的にアトピーが良くなった、そして、再発はないというのが理想です。・・が、それにはハイリスクがあ
り、克服期間も予想より大幅にかかることとなります。
アトピーとそうでない方の体の相違は、「腸内細菌」「ミネラル」の違いです。他に血液や循環器などありますが、これ
らを直接調整しても体全体はつながっていますので、大元の解決をすることが重要なのです。この調整により、それ以後
の循環器や血液なども自然と調整できるようになってきます。また、皮膚の調整方法にも大きく違いが出てきており、当方
においては「皮膚常在菌」を優先的に考えなければ完全な皮膚構成は出来ないと判断しています。よって、感染がこの皮
膚常在菌に大きくダメージを受けることとなります。
これら「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」を解決の3本柱として調整することが、これからの人生において健康な
体で生きるために重要なことと判断しています。
上記を中心に机上ですが、克服のシュミレーションをしてみ ます。(参考程度に)
A基礎条件の調整
※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日
※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日
これらの調整は、克服の最低基準となる。
B皮膚phを正常にする
※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるロー
ションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌
を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速
いからだ。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させよ
うとするからである。
C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官
「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、
この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ
せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に
アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
D会社に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起
きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量
も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
E早起きの励行
※会社が休みでも必ず早起きは行う。
アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の
信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうする
と、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善し
てゆく。
F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑
顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ること
になる。(βエンドルフィン)
上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不
安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。
しかし、人によって時間差は大きくあり判断はしかねます。 ・・が、会っていませんので正確な判断は出来ませんが、こ
の内容から今までの経験上最低2年は克服するのに必要と思 われます。
あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。
少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・