1. 【53】35歳 2児の母親です、小学生の時アトピーと診断され・・・

    氏名 = ○○○○
    性別 = 女
    職業 = 教員
    年齢 = 35
    身長 = 160
    体重 = 51
    血液型RH = +
    型 = B
    血圧1 =
    血圧2 =
    視力(右) = 0.1
    視力(左) = 0.1
    お酒 = 飲まない
    タバコ = 吸わない
    飲料水 = 浄水器
    飲料水その他 =
    病名 = アトピー性皮膚炎
    発病年 = 昭和55
    発病月 =
    住居年 = 37
    住居築(月) =
    リフォーム(年) =
    リフォーム(月) =
    シロアリ除去(年) =
    シロアリ除去(月) =
    ステロイド離脱経験 = 無
    ステロイド中止(年) =
    ステロイド中止(月) =
    ステロイド中止(日) = ステロイド歴(年) = 5
    ステロイド歴(月) =
    ステロイド使用頻度 = 時々
    アレルゲン = ハウスダスト
    アレルゲン = 杉花粉
    アレルゲン = ブタクサ
    アレルゲン = ダニ
    アレルゲンその他 =
    今までの治療 = 小学生の時アトピーと診断され、ひじ、ひざ内側等にステロイドを塗布。その後成人するまで部位を変え(頭、顔、体、手指等)症状が続く。ステロイドはひどいときにのみ、時々使用していた。5年前に第一子出産。その子はひどいアトピーで、除去・回転食により、アトピーは徐々に軽快。今も卵、牛乳、大豆製品を少しでも食べると発疹や喘息が出る。(この子についても相談させていただきたいと思っています)。当時授乳中の自分も一緒に除去・回転食を始める。このころから少しずつアトピーがひどくなりはじめ、慢性化。1年前第2子出産後、劇悪化し、漢方薬を飲み始める。それまで時々塗っていたステロイドはだんだん塗る頻度が増えてきたため完全に中止。現在も漢方の煎じ薬を毎日大量に飲んでいる。飲み始めてから症状は徐々に良くなっていったが、完治はせず、春先からまた悪化し始めた。ずっと保湿剤を塗っていたが、一ヶ月前より脱保湿。

    ご質問・ご相談 =
    幼少よりアトピーと付き合っていますが、一年前の第2子出産後、今までで一番ひどく悪化し、高い漢方薬を飲み始めました。効果はありましたが、最近またひどくなり始め、やはりこのままでは治らないのかなと、とても暗い気持ちになっているところです。漢方薬がよくないのではと怖くなってきました。 食事、環境など、あらゆる事に手を尽くしていますが一向によくならず、もう私にはできることがありません。 娘(5歳)は乳児の時からひどいアトピーで、最近では喘息が酷くなり始め、この子の方をまずなんとかしてやりたいと思っていますが、とりあえず自分のことを記入して送らせていただきました。

    アトポスさん推奨の3点セットを購入しようかと思っています。 よくなるのであればすぐにでも飲んでみたいです。

    お忙しいこととは思いますが、アドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。



  2. 大変だと思いますが、時間と共に基礎条件だけ戻れば回復してゆきます。これは病気ではありませんよ、生命力の強さがこの症状を生んでいるだけです。生きるためには、外部からの異物(菌やウイルス等々)侵入を許せば生きてゆけないのです。そのための免疫があるわけですが、それが少し強い、、過敏なだけです。命から考えれば良いことなのです。

    よって、体内の不要成分を滞らせないために「掻いて」外へ出し、皮膚の破れたところから侵入させないために削ぎ取っているのです。これが、この症状の特徴なのです。よって、見た目はよくありませんが、命のためには必要なことなのです。だから、ストップは出来ないのです。

    では、何がその様な根源となって発生させているかなのです。スタートは、胃腸管の粘膜がアンバランスとなって、正常成分以外の成分が侵入したために発生したのです。体内ですから掻き出すわけにはいかず、皮膚の柔らかい部分を掻き破って本能で排泄させたのです。連続する侵入により、その行為は継続され、皮膚は外部の菌群に侵入され、本来守っている有用皮膚常在菌が減少して占領されたのです。(炎症部位)

    この解決には、この腸管と皮膚バリアを正常化させれば解決できるのです。また、5年の継続があるために更なる障害部位も出ています。それは肝腎機能です。この低下により、排泄処理できなかった成分は第3の排泄機構「皮膚」より排泄されるのです。 この事をしっかり理解できれば、その解決方法はお判りだと思います。漢方での解決は、腸管粘膜が解決出来ていない体では、逆効果となるのです。どの成分がどの様に作用してこのアトピー症状が解決できるのです・・とは、漢方をされる先生は説明できないのです。ツムラ自体もそのメカニズムを理解できていないで、極端に言うと「中国4000年の歴史」なのです。漢方の先生もいろいろな勉強をされてきたのでしょうが、それは実は統計学なのです。患者さんの症状を診ながら、どの漢方が良いと自分の中で選定しているものと推察します。悪く言っているのではありません・・。この長期間、先生に指導いただいたのですから、信頼されているものと思います。しかし、方向的には結果からしても逆方向だったとしか言いようがありません。

    とにかく漢方治療は、人間の体で一番重要な「肝腎機能」を低下させるのです。漢方も薬ですから、その作用は統計によって処方されます。しかし、アレルギーに対する処方は、全てステロイド様成分なのです。土中にある素材を乾燥培養して作られた漢方薬は全てホルモン作用いたします。人間、一生に1gしか産生しないホルモンを1日に1g摂取したらどの様な体となり、どの様な弊害が起きるかは想像に絶する期間で発生します。お腹、こめかみ、内腿などは、リンパのラインですが、この部位は皮膚が柔らかく、掻けば直ぐに破れるようになっているのです、、、排泄なのです。それは、肝腎機能が低下した証ともいえましょう。肝機能を戻す腎機能を戻す薬は存在しません。では、、、?・・

    唯一、肝機能、腎機能を高める酵素などをさんしているのが「腸内細菌」なのです。さらにこの腸内細菌は人間が必要な成分の殆どを産生して、必要各細胞へ必要量必要タイミングでミネラルを持って運んでいるのです。

    人間のストレスが大きくなると活性酸素が体内に異常発生して、各細胞や腸内細菌やミネラルなどが異常をきたします。ストレスによって異常な体となることを多く耳にしているでしょうし、細胞は徐々に壊れてきます。この症状に重要な位置を占める腸内細菌やミネラルも大きく減少して、人間に必要な成分を作ることが出来なくなるのです。ステロイドホルモンもその一つなのです。

    この重要な腸内細菌やミネラルの調整無しに5年間進行してきたのですから、徐々にその低下は否めません。よって、集中的にこの調整をすることで、内面的には普通のお子様と同様にしてゆくのです。当方指示の乳酸菌、ミネラル摂取で内面的解決は6ヶ月前後で出来上がります。しかし、目的の皮膚調整は、有用皮膚常在菌の存在なしには考えられませんので、その条件を出来るだけスピーディーにするため、雑菌排除と有用皮膚常在菌保護のために「ph4ローション」(蓬水)を使用して、解決を早めます。掻痒行為(必要な行為)、空気感染と条件は、上下するようになっていますが、条件を維持させることで徐々に解決方向へと向ってゆきます。

    また、日本は四季があり、その季節によって体は大きく変化してゆきます。夏は活性、冬は停滞、、、夏は放熱、冬は保温、、、と、どんな季節においても体温が36度一定となるように体は四季に応じて動いているのです。その中間季節が春と秋なのです。秋に悪化するのは乾燥して、春は花粉や体温が上昇しすぎるため、逆に代謝しすぎて下降しすぎるとか、、、いろいろな不変現象が起きてきます。この状況を一定化することで症状も安定してきます。四季の信号は全て磁力線となっています。だから、鉄筋コンクリートの家では信号が入りませんので、外に出ることをしなければなりません。体内時計を正確にすることも克服の条件となるのです。また、遠くに移動(特に北上)したときにも症状が出るのもこのためです。それは磁力線の強さにより体は変化するのです。

    これは、自律神経を安定させることにあるのですが、ここでもステロイドホルモンや酵素、ビタミンB群などの作用が重要となってきます。この産生調整も腸内細菌が行っているのです。常に一定の条件を保つことが、アトピー症状克服には重要なことなのです。

    よって、時間は要するものと思いますが、この条件整備は完全克服のためには重要な、、いや、必須項目と確信しています。一番難しい年齢ですが、2,3歳の子供よりは解決理論を理解できますので、上記の学校での問題が解決できれば克服は早いでしょう。

    モノだけでは解決出来ないというのは、体は本人の思い=意識で動いているのです。苦しいけど、今に良くなる、いつまで良くなる・・ということが確信できたら、おそらく苦しいこともその期間頑張れるものです。笑顔も多くなるでしょう。

    簡単な調整方法ですが、理にかなっているのです。薬で解決することはないのです。一時的にその場面は回避できても、結果的には体はその代償として大きく低下するのです。ステロイド剤も免疫抑制剤も、抗アレルギー剤も抗生剤も、、、、清潔大好きな日本人だけ結果的に多くのアトピー人口となっているのです。一生風呂の入らないインド人なんてアトピーゼロです。ピカピカです。(例えは悪いですが・・・)

    脱入浴の目的は、炎症部位の瘡蓋を取らないことで、感染を防御すること(入浴すると直ぐに炎症部位の瘡蓋や傷は水圧で取れてしまいます。感染防御のために瘡蓋は出来ます)。さらに、風呂上りには熱放散が出来ずに体内からの異常な痒みが発生し、掻き崩し感染します。この苦しさでさらにストレスがたまります。(汚いストレスも感じますが、頭と股間くらいは3日に1回くらいのシャワーで良いでしょう・・頭のフケが出る場合は蓬水にて処理すれば3日くらいは維持できます。)

    お問い合わせからかなり経過していますので、状況は少し変化はあるでしょうが、がびがび状態が今のお子様の本当の体です。辛いと思いますが、保湿はせず蓬水のみの処置で進行された方が解決の方向へと向います。常に蓬水を保持して顔のみ乾燥したら直ぐに塗布して頑張れれば良いのですが、、、。顔は特に悪化も早いですが、浸透圧が高いのと、皮膚常在菌の棲息もしやすいので解決も早いのです。入浴は厳禁です・・・シャワーのみで・・。

    厳しい戦いでしょうが、必ず解決します。人間は必ず自力で解決できるようになっているのです。腸内細菌はミクロなのでなかなか自力での増殖には時間を要しますので、強制的に増殖させた方が解決は早いでしょう。そして、克服できれば必要なくなるのです。人間は食べて生きているのです。その食べ物から自分に必要な「薬」を自分の記号で作り、素早くジャストタイミングで処理できる生き物なのです。何百万年も生きていいる継続してきた人間に薬のあった時期はどれくらいでしょう、、、殆ど自分で作り上げたのです。あとは、神への思いと、イメージです。その思いは確信となり体を動かすのでしょう。食べ物は「薬」なのです。ということは、今の医療はおかしくなるのですが、、、全く可笑しさそのものですね・・・。皮膚常在菌の存在を知らないで皮膚科医をしているのですからね、、。腸内細菌の知識をなくして内科医をしているのですから、、、不思議です。そんな医者がそれが原因だとするアトピー性皮膚炎を治療・克服できるはずがないですね・・・。

    今までご両親が精一杯頑張ってお子様を守ったのでしょうが、結果的に今まで解決に至らなかった、、、そして、今回一番厳しい状況に追い込まれたお子様は、誰を信じればよいのでしょう・・・そこが問題です。お子様を納得させれる医者はいません、、、おそらく、お子様自身が納得して治療しなければ解決しないということを理解している医者はいないでしょうし、解決の理論を会得している医者もいないでしょう。漢方の先生も多くの患者を診て、改善に近い状況は見ていると思いますが、その後の結果を理解しようとは思っていないでしょう。いわゆる、サービス業になるのです。その時を中心に改善状況を作ることですが、、、それが肝臓に負担をかけていることなど夢にも思っていないでしょう。肝機能改善が皮膚改善に繋がることも思っていないでしょう。

    下記に参考となる進行方法、考え方を記述しますのでお読みください。

    @面談を行う
     ※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。

    A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
     ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
     ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして

    B皮膚phの調整(感染防御)
     ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
     ※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。

    C胸を張ること(重要項目)
     ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
     ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。

    D早起きの励行
     ※学校が休みでも必ず早起きは行う。
      アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

    E笑いを多くすること
     ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

    以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後3ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。

    小学校に入るまでに解決することが重要となりますが、思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。

    ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。 胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。

    お母様の克服も同様です。まずは、基礎条件整備に半年は掛かりますので、しっかりと一歩一歩前進するのです。

    道に迷って道は覚える!