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【8】小学1年生の女の子・・ステロイド処置と漢方、、、厳しいぃ〜。

氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
職業 = 小学生
年齢 = 6
身長 = 118
体重 = 19
血液型RH = +
型 = A
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水その他 = 実家の水(浄水器)を定期的にもらう
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 2006
発病月 = 7
治療 =
あらゆる皮膚科に行きましたが、どこもステロイドを出されます。塗るとキレイになりますが、次第に疑問を持ち始め、体の自然治癒力が大事だと思い、ステロイドと併用しながら漢方を飲んでいました。いまは、漢方と、お風呂には塩素を除去する薬を入れ入浴、保湿剤で頑張っています。
住居年 = 5
住居築(月) = 3
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2010
ステロイド中止(月) = 5
ステロイド歴(年) = 2
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 =
血液型は調べていないのでわかりません。 ちなみに両親ともA型です。
主なアレルゲンはハウスダストです。卵や牛乳も若干あるようですが、そこまで気にすることはないと医師に言われました。




◇ANS
○○○様

お嬢様の症状に一喜一憂しながら、少しでも早く治してやろうと、多くの情報を収集し試し時間を費やし、結果的に遠回りをして根源的な部分の後退を余儀なくされ、本当の解決を遅くする方々を多く見ます。これは、けしてご両親が悪いわけではなく、その症状の専門家として君臨する医者や厚生省、製薬会社のシステムに問題があり、全国で700万人を超す方々が被害を受けているわけです。本当の問題に目を背け、我が利益のために走る官僚族の利己主義から全ては包囲されています。

その症状を実際に見る医者の殆どは、このアトピー性皮膚炎という根源を理解せず、製薬会社MRのサービスによって困り果てているご家族に厳しい処方を行ってしまいます。50年前には殆どなかったアトピー性皮膚炎が今何故これほどまでに多くなったか?なぜ、生後まもなくこの様な症状が発生するのか?・・・それを遺伝だとか、難しい言葉を並べて煙に巻く医者の無知さは酷いものです。理解しようとしても彼らにはそのブラックボックスという重要な部分の勉強がゼロとなっているので、その先が進まない仕組みにもなっています。色々な説明を医者にされても納得かなかったでしょう。彼らは患者さんに質問されたら怖いのです、、、自分の無知さを露呈しなければならないために。

これまで20数年の当所の経験から、今のお子様の状況を改善させるには、厳しい難関をいくつも通過しなければなりません。そして、改善の期間も設定できませんが、第二次性長期までには改善をしなければ、その先の改善は女の子ですから人目を異常に気にして、本人のストレスは強く連続に発生し、ご両親の言うことも聞かなくなる例も多く見ます。 ここで、今のお子様の症状がどうして起きているのか、しっかりと理解してこれからの治療に役立てていただきたいと思います。

2006年の発症ということは、生後まもなくの発症でこれまで薬物療法で進行し、さらに根源解決と逆方向へ進んだことが予想できます。

どの地点での漢方処方かわかりませんが、この処置も厳しい環境を作り出すのです。

アトピー症状改善の第一条件は、肝腎機能の活性なしには改善はいたしません。漢方治療の処置を多く見ましたが、この処置によって肝腎機能の低下を見ています。その薬剤のメカニズムを理解しないで、必要成分の数百倍以上の成分を侵入させることで、肝臓や腎臓はその排泄に多くの酵素やミネラルを費やし、重要な排泄作用が出来ず結果的には皮膚からの排泄を行うことになります。お腹や背中などから排泄症状が起きていれば、それは漢方薬処置による肝腎機能の低下が見られます。

さらに、入浴と保湿剤の処置も症状を大きく後退させます。

やっと出来たカサブタは入浴浸透圧によって直ぐに剥がれ落ち、その部位からの体液浸潤により空気中の雑菌感染が始まります。また、40度以上のお湯に身体をつければ体温上昇が始まり、風呂上りに通常の型は汗によって体温調節を行いますが、お子様はその事が出来ず逆転して、熱を閉じ込めることも起きているのではと予想できます。当然、36度という平熱で体は動いていますから、その条件整備のために風呂上りの柔らかい部位に痒みを与えて掻き崩し熱を放散します。当然傷が付き、その部位からの感染も起きるために、症状改善は見えなくなるのです。症状の出てる部位はお湯につけないことと体温の上昇を抑えることが重要なのです。空気中の雑菌やウイルスは、水分があれば20分に1回の増殖を始めます。計算すれば恐ろしい数となります。さらに、浴槽の浸透圧によって、皮膚に棲息する有用菌群も減少し、皮膚粘膜はさらに崩れ異物の侵入炉を作り出すことになります。出来れば風呂に入らず、シャワー程度にして水分が付けば直ぐに拭いて雑菌排除のためのph処置することが重要となります。

保湿剤の悪化要因は、皮膚粘膜の正常phを維持することに反作用させています。皮膚粘膜上には、有用菌群が1平方センチ当たり平均100万個という膨大の数の有用菌が、空気中に存在する雑菌やウイルス、その他の異物から身体を守っているのです。そして、皮膚上部のphは「5」を維持して雑菌の温床とならないようにしています。空気中も雑菌やウイルスの棲息phは「7」なのです。炎症部位のphも「7」となっており、雑菌群やウイルスの棲息条件となっているために感染が起きるのです。保湿剤もワセリンや軟膏が基材となっています。これらの保湿剤の殆どはph「7」の中性なのです。これら保湿剤の処置においてもその部位だけではなく、正常な皮膚部位においても幅広く塗布する方が多く、そのはみ出た部位の正常皮膚に棲息する有用菌群は時間と共に死滅することとなり、その部位のphは「7」に上昇し、感染部位となるのです。

保湿剤の目的は、皮膚に異物が侵入しないためのバリア機構となるのですが、実際にはこの様に根底から皮膚を崩す条件を整備することになるのです。この事を理解して今後の処置を変更しなければ解決には至りません。医者は、この皮膚の構造を理解していないで処置を行っていますので、簡単に薬や保湿剤を処置しているのですね。実際は、改善というより身体を壊すことを一生懸命時間を掛けて、結果的に行ったことになるのです。頑張りすぎると解決には至りません。本当に厳しい処置となります。

重要なことを後一つ、このアトピーという症状は、体内に異物が侵入することで免疫過剰すると言うことなのです。生後まもなくからの症状ということは、何かの原因で食物を正常に分解できずに最終成分とならない成分が体内へ侵入したことで起きたと予想できます。お母さんの母乳においても、最終のアミノ酸変換が一部できずに中間物質である物質が体内へ侵入し、肝臓腎臓で異物排泄していたのですが、連続の侵入で肝腎機能が低下して第3の排泄器官「皮膚」に痒みを与えて掻き破ったり擦り破ったりして排泄させていたのです。アミノ酸へ変換するのは腸管の有用菌群であり、その有用菌群が何かの影響で正常に移譲できなかったことが予想できます。帝王切開や妊娠中の抗生剤投与、無性交、出産後の抗生剤投与や紫外線投与もアトピー発症の要因となっています。

この重要な腸管処置には、有用菌を中心とした乳酸菌群の摂取によってその条件整備を行いますと、直ぐには解決には至りませんが、当方の統計からお子様の年齢で半年くらいで腸管整備は出来ています。腸管からの異物侵入阻止、乳酸菌による肝腎機能の活性によって異物排泄の量は大幅に減少し、体内からの痒みも減少してゆきます。腸管整備による異物侵入阻止、肝腎機能活性、タンパク質のアミノ酸化によって内部原因とされることの解決は出来るでしょう。

身体の正常化のためにもう一つ、ミネラル(微量元素)の正常化も改善に必要なポイントとなります。痒みという厳しいストレスによって大量発生する活性酸素は、体内ミネラル群を大きくバランスを失わせ、腸管で作られる成分や摂取した成分などの運搬や余剰分の排泄などに作用や触媒機能を持つ微量元素(ミネラル)を異常減少させます。このバランス調整も克服に重要な大きなポイントとなります。

上記のように発症の原因に沿った処置を行うことが解決の糸口となるでしょう。多くのお医者様は、そのキーポイントとなる微生物やミネラルのことを理解しないで処置しています。目先のことばかりを考えた薬物処置では、自力で行う治癒力も減退し、外部成分で身体を動かせばそれなしでは体は動かなくなるのではないでしょうか?

克服について基礎条件や考え方などをお書きしましたが、お子様の場合もう6歳なので、お子様自身の感覚によって行動を起こすこととなり、目的である皮膚改善は、痒みの連続と掻痒癖によって思うような結果とならないことを多く見ています。多くの方の改善目標期間は、数ヶ月から1年くらいを予定するようなのですが、実際は良くなったり悪化したりの繰り返しを続け、徐々に改善方向へ進むといったような感じで、改善期間の予想が立ちません。その家族の環境によって差が出るのは間違いありませんし、基礎条件の整備は最低半年掛ることも確認しています。 完全克服期間を少し長めに設定して、一歩一歩前進することが、将来のために必要なお子様の体つくりと思います。将来「私昔アトピーだったみたい」くらいの笑い話になるようにここ数年でじっくりと治す感覚ではないでしょうか。

この考え方で確実に前進することは間違いありません。食物アレルギーも喘息もアトピーもその他の問題も全て解決する方法です。体全部を解決して結果的に今お悩みの症状が解決するという感じです。



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