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【13】18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい

氏名 = N
性別 = 男
職業 = 高校生
年齢 = 18
身長 = 177
体重 = 64
血液型RH = +
型 = A
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0.1
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1987
発病月 = 11
治療 = CACという化粧品の多糖類?というお風呂に入る治療 それと同等の付け薬を、小学生くらいにやっていました。
同じ皮膚科に小さい頃から通っていて、ステロイドや 15歳?16歳?かくらいからプロトピックも使い始めました。飲み薬も飲んでいます。現在は、顔が赤らんで掻き傷が比較的少ない時はプロトピックを使用しています。その他はステロイドです。
お風呂上りなどは、親の勤めているナリス化粧品のローションをつかっています。
住居年 = 15
住居築(月) =
ステロイド離脱経験 = 無
ステロイド中止(年) =
ステロイド中止(月) =
ステロイド中止(日) =
ステロイド歴(年) =
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
アレルゲン = 杉花粉
アレルゲンその他 = カビ
備考 =ステロイドは小さい頃から使用しています。中学生に入りたての頃は、眉毛がほとんど無かったのですがだんだん生えてきて、中学2〜3年生の時は治ったと思うほど、よくなったので、ステロイドは体が少しひどくなった時以外まったくしようしていませんでした。顔は完全に治ったと思うほど綺麗でした。汗をかいてもかゆくならないほどです。
今は顔が目の周りが特にひどく、体も少々でている状態です。いつもならステロイドを使うのですが、このHPを見つけ、ステロイドをこのまま使用していいのか不安になり、相談させていただきました。顔だけはひどいと嫌なので、目の周り用の薬をつけています。 ひどくなったり、よくなったりの繰り返しなのですが、どんな状況でも反応しない体になりたいです。。



◇ANS

N様
1987年からの発症からすると、生後まもなくからの発症ということになりますね。当初からステロイド剤の使用で、もうその薬なしには正常な状態を維持できないからだとなっており、これからの離脱には少し厳しい苦労を伴いながら、正常な体へと持っていかなければなりません。高校3年生で受験の時期と重なっていますので、さらに厳しい環境となっています。(推薦や就職などであれば問題ありませんが、、あ、ストレスについては)就職であれば、今すぐの離脱は厳しいでしょうし、大学へ行ってであればある程度余裕を持って進行できるでしょう。ステロイド剤なしの体があなたの本当の体ということですから、根幹からの調整が必要ということになります。

間違いなく、ステロイド剤を使用したことが、今の状態の起因となっています。この継続では、これから男としての多くの仕事や生活、夢に支障が出ることは間違いありません。苦労をしてもこの数年で解決して、一生80年の人生を健康で幸せに生きなければなりません。そのためには、何処かで薬による身体の働きから、食べることで動く身体にしなければなりません。人間は食べて生きています。自然と共生して生きています。身体の仕組み、自然の仕組みを理解して、根底から解決して二度と再発のない身体にすることが、あなたの夢を実現する基本と考えます。今の流れを止められなければ、止めずに解決することもできるでしょうし、一度ストップして再度挑戦することもできるでしょう。それは、あなたや家族の考え方でよいと思います。 今の症状を克服する基本から述べてゆきたいと思います

まず、このアトピー性皮膚炎という結果には原因があるということを理解しなければなりません。アトピー性皮膚炎の原因も治療法も確立されていないと言いながら、お医者様は、一致してステロイドホルモン剤やプロトピック軟膏の使用で一時的解決の対処療法で処置しています。その結果が、全国に700万人という膨大な若者のアトピー患者をつくりました。この方法では、解決できないということなのです。原因に対しての処置が適当ではないということなのです。

ステロイド剤がなぜ今の現状を作っているかです。ステロイドホルモンは、人間が生きるために絶対条件といって良いほど必要な成分です。身体に炎症が起きれば直ぐに解決する役割、細胞破壊する活性酸素などの排除、ストレスの軽減、人間の根幹とする自律神経の正常化等々、、、生きる条件の全てと言って過言ではないでしょう。その生理物質ステロイドホルモンは、一生80年で約1gしか体内で産生されません。超微量で大きな作用をするのです。これらの大量侵入は、必要以外の細胞にも作用して、反作用を起こしたり、余剰分の排除に重要臓器の肝腎機能を大きく低下させることで、症状は逆方向へと進みます。(肝臓や腎臓が崩れれば生きてゆけないのはご存じと思います)また、これらステロイドホルモンなどの生理物質(他に酵素やビタミンB群等直接作用する物質)は、記号を有しておりその記号の合う受容体を持つ細胞にしか作用しないようになっています。ところが、病院で出されるステロイド剤は、私にもあなたにも他人にも効く様に出来ていて、自己の記号を有していないのです。無記号で侵入した大量のステロイドホルモンは、手当たり次第に作用するために一気に回復したように見えます。しかし、その継続は先述しましたように多くの弊害をもたらしてきます。特に自律神経への影響は大きく、ステロイド剤が切れた場合には、常に一定の条件を保つ身体を維持できなくなります。特に体温調節や血圧、血糖値などの異変が起きて、常に不安になったり異常に暑かったり寒かったり、抗炎症作用も大きく低下します。必要なときに必要な量を作用させるシステムを保有していますが、一気に崩壊することとなります。これら重要なステロイドホルモンは、食物を介して体内で作られるのですが、大きな役割をしているのが腸内細菌なのです。チョコレートやスナック菓子ではその基材とはなりません。「食」は生きるための条件なのです。だから、多くの指導者は「正しい食生活」を厳しくするのですが、それらを受け入れて身体に必要な成分を作る工場整備(腸管・腸内細菌)がまず必要となるのです。

他に薬による影響は、余剰薬物の排泄に多くのミネラルや酵素を使用することで、肝腎機能が低下して、全身への影響となりますが、この「ミネラル」も克服には重要なポイントとなるのです。このミネラルは簡単に表現すると「運搬役」なのです。各細胞に必要な成分を送り正常作用させるために届ける役目なのです。

物理的解決の考え方は、アトピーでない方と同様の条件整備をすることにあります。毎日の痒みと不安でストレスが活性酸素となり、免疫・神経細胞や皮膚(アトピー)と密接な関係にある「腸内細菌」や「免疫」のバランスを崩すこととなりますが、それらの補給や改善策は一切取られていません。出来るだけストレスの溜まる要素は取り除くことが重要だし、ストレスを排除できる行動を取ることも重要です。よって、各細胞にもストレスにも大きく関与する「腸内細菌」「ミネラル」の調整は本治療の中心的調整となります。普通の方と物理的に違う部分はこの2点だけなのです。 「腸内細菌」「ミネラル」の調整は、アトピー性皮膚炎治療には不可欠と考えられます。当方は、この事を認識して多くのサポートに当たっています。

もう一つ処置方法を間違ってはいけないのは、皮膚表面の処置です。ご存じの通り皮膚は、「ph5」という弱酸性で維持して皮脂を皮膚表面すべてに分泌し、ph7の雑菌や異物を定着、侵入させないようにしています。これらの条件を整備しているのが「皮膚常在菌」なのです。何かの条件で皮膚表面の皮脂がはずれて、異物侵入が行われれば直ちに、皮膚常在菌がステロイドホルモンを分泌して、皮膚表面に皮脂を巻くのです。われわれでは見えない恐ろしい仕組みになっています。多くの皮膚科医は、この存在さえ知らないのですから、簡単にワセリンを使用したり、イソジンなどの抗菌剤などを使用して、雑菌処置と一緒に有用な「皮膚常在菌」をも死滅させるために症状が酷くなるのです。皮膚表面の処置は、雑菌群を死滅させることも重要ですが、有用な皮膚常在菌を守ることももっと重要なポイントとなるのです。 当方では、その条件を満たす「四輝水」というph4ローションにて処置するように指導しています。

当方の克服理論は、モノ20% 意識・理論・行動80%の指導方針で進行しております(詳細はHPを確認して下さい)

この事を基本に考えると、大きく悪化することはなくなります・・が、一朝一夕で解決することではありません。症状範囲によりますが、最低1年は必要と思われます。 それも一直線で解決はしませんし、季節の変わり目やストレスの出たときなどは一気に悪化します。良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながらの展開が普通です。

今一度、自分の人生を振り返り、さらに未来を想像していろいろな方向を考えてみてください。もし、私でお役に立つことがあればお申し付けください。

下に克服の条件等をまとめて記述しますので、上記のことを含めて参考にして下さい。(これが全てではありませんので参考程度で)

@面談を行う ※家族一緒の気  持ちで克服に当たり、気持ちがゆるんだときや辛いときには一緒の気持ちで悲しんだり勇気づけたりしなければなりません。アトピー克服の理論をしっかり会得すること。

A基礎条件の調整 ※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日 ※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日   これらの調整は、克服の最低基準となる。  

B皮膚phを正常にする ※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるローションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速いからです。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させようとするからです。 ※脱入浴を推薦します。

C胸を張ること(重要項目) ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。

D仕事に行くこと(五感の活性・重要項目) ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。

E早起きの励行 ※会社が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

F笑いを多くすること ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。

あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・




その他中学生・高校生のアトピーQ&A

■男子中学生
【1】15歳男子中学生・・・今塗っている薬はステロイド剤でしょうか?
【2】12歳男子中学生・・・オーダー乳酸菌製造にあたって、、、ノヴァからの依頼
【3】13歳中学生男子  何を食べてよいか判らない ステ暦12年
【4】中学生男子  痒くて眠れない
【5】中学生男子  剣道の面をかぶるのが困難となった
【6】中学3年生  4ヶ月前に出た湿疹にステ処置から始まった

■女子中学生
【7】13歳女子中学生・・・痒みが来ると止まりません、、、もういや!
【8】14歳女子中学生・・・アトピーの痕が消えません
【9】15歳女子学生・・・この先どのように進行したらよいのでしょう?
【10】痒みも激しくなり夜も眠れないくらいの痒みが襲ってきます
【11】中学2年生  これってアトピー?
【12】中学1年生 生まれて直ぐに捨て処置 13年間

■男性高校生
【13】18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい
【14】男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム
【15】17歳高校3年生男子のアトピー性皮膚炎・・・サッカー部

■女性高校生
【16】16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。
【17】高校2年生女子 いつステロイドが効かなくなるか不安です
【18】高校3年生女子 3月の卒業式まで治したい