アトポス便りバックナンバー

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日ごと寒さが増してきましたね。もう、冬の備えは出来たでしょうか?当社も暖房用の機材を準備し、万全としました。あとは、社用車のスタットレスタイヤの履き替えのみとなりました。

さて、今回のお知らせは、先週の継続となります「皮膚」の臓器論です。凄い造りになっているものですねぇ。改めて驚かされることばかりです。この重要な臓器に炎症が起き、その機能を本稼動させていないわけですから、身体全体への影響があるのは致し方ないことかもしれません。

この大事な臓器(皮膚)の改善方法等は、当サイトを確認して実行されてくださいね。そして、不安な方は、サポートシステムを利用して不安の起きない環境つくりが必要となります。

では、「皮膚はもっとも大きな臓器である」からお知らせします。

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┃1.皮膚は最も大きな「臓器」である
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成人の皮膚の面積は約1.6平方メートル、畳約一畳分の大きさです。皮下組織を除く皮膚そのものの厚さは場所によって異なりますが、1.5~4ミリメートル、重さで評価すると皮膚のみで約3キログラム近くになります。約1.4キログラムの脳、1.2~2キログラムの肝臓を抑えて圧倒的に大きい、人間にとって最大の「臓器」だと言えるのです。

■皮膚の階層構造

皮膚は大まかに見ると、まず最も表面にある薄い表皮と、その下にある厚い真皮に分類できます。表皮は身体の中の場所にもよりますが、だいたい、厚さ0.06~0.2ミリメートルです。表皮はおもにケラチノサイトと呼ばれる細胞によって形成されています。表皮のいちばん深い場所では細胞分裂が起き、その細胞が形を変えながら(分化しながら)表面に向かい、やがて自動的に死んでしまいます。その死んだ細胞は、細胞の死と同時に分泌される脂質(油分)とともに、特異な構造によって水を通さない膜である角層(角質層ともいいます)を形成します。だから厳密にいうと皮膚の最も表面に存在するのは、この死んだ細胞と脂質でできた角層だといえます。

角層の厚さも場所によってずいぶん違います。だいたい10~20ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)と、ごく薄い層ですが、手のひらや足の裏、とくにかかとではミリの単位の厚さです。かかとがひび割れして薄い膜が剥がれることがありますが、あれが部厚くなった角層です。

角層はやがて垢となって剥がれ落ちていきます。表皮の底で細胞が生まれて表面にたどり着いて角層になってやがて垢になります。以上のプロセスは、健康な皮膚では一定の速度で絶え問なく繰り返されています。真皮には、このコラーゲンなどを作る線維芽細胞、免疫や炎症に関与する肥満細胞(マスト細胞)などが点在しています。血管は真皮内で網状に分布していますが(毛細血管)、表皮の中には入っていません。表皮への栄養などは真皮からもたらされます。

■皮膚のバリアはプラスチック並み

生命は海の中で誕生しました。その名残りはいまだ私たちの体内に残されていて、人間の場合、体重の約70%が水分であることはよく知られていることです。しかし陸上で生きる生命にとってこの内なる海を失わないためには、大変丈夫な「膜」で水が流れ出るのを防がなくてはなりません。

そのバリア機能を担っているのは、前の節で述べた、皮膚のいちばん表面にある死んだ細胞でできた薄い、1ミリの100分の1から50分の1の厚さしかない角層なのです。火傷などで皮膚の3分の1を失うと死に至ると書きましたが、これは角層がそれだけ失われたことを意味します。そんな重大な役割を死んだ細胞と脂質だけでどうやって担っていけるのでしょうか。その秘密は、角層の特異な構造にあります。

表皮を形成する細胞、ケラチノサイトは表皮の底で生まれて、それから次第に形を平たくしながら皮膚の表面に向かっていきます。角層の下にまで来たとき、脂質が詰まった小さな袋が細胞の中にできてきます。これはラメラ顆粒とか層板顆粒と呼ばれています。
そして表皮の上、角層の下にたどり着いた細胞は自然に死を迎えます。プログラムされた細胞死です。細胞が死ぬ間際、ラメラ顆粒の中身の脂質を細胞の外に押し出します。細胞はそのまま硬く平たくなってしまいます。その際、外に押し出された脂質が死んだ細胞の間に広がって層状構造をつくります。これで角層の完成です。このプロセスは健康な皮膚では常に繰り返されています。ですから角層になってからも、下から新しい角層ができてきて、先輩たちはさらに皮膚表面に向かいます、やがて古くなってバリアとしての機能を果たせなくなった角層が垢となって剥がれ落ちていきます。

■常におのれを知っている皮膚

角層は常に更新されているといいました。でも不思議だと思いませんか?健康な角層の厚さは場所によって差はありますが、それぞれの場所で一定です。不精して風呂にしばらく入らなくても全身がかかとのような角層になるわけではありません。

さらに興味深い実験が、これまたサンフランシスコのイライアス研究室でなされました。セロテープで角層を破壊したり、有機溶媒で脂質を抽出したりしてバリア機能を破壊すると、前述のラメラ顆粒の中身である脂質を細胞外へ放出することによってバリアが再生されるという修復機構が加速されます。そして、一日も経つ頃にはもとのバリア機能の80%ぐらいは回復してしまいます。このとき、不思議なのは、バリア破壊時に水を通さないプラスチックの膜で覆うと、この修復機構が働かないのです。さらにおもしろいことに水を通すゴアテックスのような膜で覆うと、バリアの修復はちゃんと遂行される。つまりバリア機能は常にその見かけのバリア機能をモニターしながら調節されているのです。

もう一つ、興味深い実験があります。これは私たちが中心になって行なったものです。乾燥した環境(湿度10%以下)、普通の湿度環境(湿度40~70%)、そしてじっとりし空。同湿度環境(湿度八○%以上)にそれぞれ一週間以上、皮膚をさらしてみました.すると環境湿度が低い場合には角層は厚くなり、その結果、バリア機能は当然山。同くなりました.つまり、みごとに乾燥した環境に適応しました。逆に高湿度環境にさらされていると角層バリア機能も怠けるのでしょうか、角層は薄くなりバリア機能はわずかに低くなってしまいました。考えてみれば圧力刺激に対しても角層は同様の「環境適応」をします。

足の裏の角層が厚いのも立って歩き始めてからそうなるので、生まれて間もない赤ちゃんの足の裏は大人と違って柔らかいものです。逆に暑い国ではだしで生活している人々の足の裏は、石ころを踏んづけても平気なように硬くなっています。ダメージを受けた角層が再生するのは、神経系や循環器系とは離れた表皮の自律的な機構であると考えられます。イライアス研究室で、発生初期、まだ角層バリアが形成される前のラットの表皮を取り出して培養するという実験がなされました。その結果、バリア機能が形成されていない胎児表皮の切片も、その表面を空気に触れさせながら培養すると、ちゃんとバリア機能が形成されることが確認されました。この実験では皮膚は血管や神経から切り離されています。ですから角層の発生やダメージを受けた後の再生は、表皮の自律的なシステムであると考えられます。表皮は常に自分のバリア機能や、それを取り巻く環境がどうなっているのかを認識しています。そして環境が変わったりバリア機能に変化が起きます。そして環境が変わったりバリア機能に変化が起きると、それに対応して自律的に適切な応答を示す機構をもっているのです。

※今回号は字数が多いので、Q&Aはお休みし、第3金曜日に3歳のお子様の相談内容をお送りします。

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