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| 田中 信也 |
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生後間もなく頭皮、耳、口、ひじ、ひざなどが食べ物により、どこか1ヵ所大きくなるまで炎症を起こしていた。当室へは父親と一緒に相談に来て、メカニズム、改善方法、スケジュールを打ち合わせると毎月必ずカウンセリングに来た。離脱2ヵ月を過ぎたぐらいから、症状も和らざ顔付きも柔らかくなって行った。この夏の不安定な気候にも負けず、汗をかくたぴに良くなっていったような気がする。 |
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僕にアトビーの症状らしきものが出たのは、高校2年の頃だったと思います。最初は顔とか脇の下などに湿疹ができ、市販の薬を塗っても全然効果がないので、医者嫌いの僕でしたが、仕方なく皮膚科の病院に行きました。そこでもらった薬はステロイドだったのですが、当時ステロイドにひどい副作用があるとは知らなかったがので、『やっばり医者の薬はよく効くなぁ』と思いつつ湿疹が出るごとにステロイドを塗っていました。ただ、湿疹の出る周期が最初は3ヵ月ぐらいだったものが2ヵ月、1ヵ月とどんどん短くなっていったことが気掛かりでしたがステロイドを塗ることさえかかさなければ、普通の生活を送ることができたので、別に気にすることなく過ごしていました。
こんな状態が2年ほど続いていたのですが、その間アトピーについて関心を持っていたのは僕よりもむしろ母親のほうでした。その母親が新聞で見つけたのがアトポスの乳酸菌療法でした。母親からこの話を聞いたとき僕はあまり乗り気ではなかったのですが『少し苦労をして薬を塗らずにすむようになるのなら』と、軽い気持ちでアトポスを訪ねました。
そこで、先生にアトピーになってしまう原因が、食べ物と不規則な生活にあるということを聞き、たしかにそれがアトピーを発症したころの自分に当てはまっていると思いました。さらにアトピー治療の詳しいメカニズムを聞いて、とりあえず先生の言うとおりに頑張ってみようと思いました。
乳酸菌を半年くらい飲み続けてから学校の春休みを使って離脱を始めました。離脱後10日ぐらいで炎症が起こり、体液が出始めました。その後、症状はどんどんひどくなり、治らないまま学校が始まってしまいました。 グチャグチャな顔で人前に出るのは嫌だったので学校を休もうと思いはしたのですが、先生からなるべく外に出て動いたほうが良いと言われていたので、とにかく学校へ行くことにしました。最初は、顔を人に見られるのが嫌で、暗い気分で仕方なく学校へ行っていたのですが、顔を見られるにも慣れ、友達など周囲の人々に理解してもらうにつれ学校へ行くのがつらくなくなっていきました。そして、それにつれて症状も快方へと向かいました。
離脱から半年たった今では、汗をかいたときに少しかゆみがあるもののそれ以外は普通の人とほば変わらない体になっています。離脱に苦しんだ3ヵ月ほどの期間も、今思うと良い経験になったと思います。今後、季節の変化、天候の変化によって体調を崩すこともあると思いますが、先生に言われたとおりに、食べ物と生活に気をつけて頑張って行きたいと思います。
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