1. 【54】30歳主婦ですが、産まれてくる赤ちゃんがアトピーにならない為のケアは?

    30歳主婦です。赤ちゃんを産みたいと思っていています。自分自身は普段それほどアトピーがひどいわけではないのですが、苦労したことは多々あります。産まれてくる赤ちゃんがアトピー体質にならないために、妊娠前・妊娠中にケアできることがあれば是非教えてください。



  2. そうですね、もうそろそろお子様を産んで本当の女性の準備しなければなりませんね。お母さんにその素因をお持ちのようですので、少し注意しなければなりません。

    HPでもお読みになったと思いますが、生後間もなくのアトピー症状は、遺伝ではありませんが、腸管環境によって、出産でお子様へ免疫素材の「腸内細菌」を産道で移譲するします。その差は歴然と出ます。さらに、出産前に膣内の洗浄や膣抗生剤などの使用は確実といって良いほど症状が出るようです。

    よって、出産時に産道の整備を行うことが重要です。それには時間は要しますが、お母さんの腸内細菌調整が、結果的には膣内の環境整備となります。全ての粘膜は繋がっているのです。また、早急の膣内改善のために、出産前に産道へヨーグルトや乳酸菌などを挿入して膣内調整を行なうと効果的ですし、性行為もその条件を満たします。

    産道調整のために、朝の食事は和食(ご飯、みそ汁)にして腸内細菌の活性を図り、体全体の粘膜調整も効果的となります。

    実は、簡単なことで解決できるんです。難しいことはいりません。

    もし、お子様がアトピー性皮膚炎症状となった場合は、絶対にステロイド剤の使用はしないことです。この基本を理解できれば必ず1歳過ぎまでには解決し、再発はないのです。安心してご出産準備をしてください。

    素因を持つお母さんの症状も妊娠によって、強い症状が出ることもありますので、お母さん自身の早めの調整も重要となります。