1. 【57】26歳 仕事をしているのでステロイドや免疫抑制剤など使用して症状に対処してきましたが・・・

    26歳で医療関係の仕事をしています。女性です。10歳ぐらいからアトピーを発症して今まで薬の服用や塗布で炎症を抑えてきました。以下が使用したものと期間です。

    スパクリット内服 2年間  

    ステロイドの内服(リンデロン)1年間

    抗アレルギー薬の内服(アレグラ)8ヶ月

    免疫抑制剤(ネオーラル)1年間

    リンデロンVG軟膏(ひどい時のみ

    キンダベート軟膏 1ヶ月

    リドメックス軟膏 8ヶ月

    今現在が一番ひどい状態です。(特に働きだしてから)なんとか克復したいです。よろしくお願いします。



  2. お仕事、ステロイド離脱は厳しい毎日と思います。何かの情報でスタートされたと思いますが、ステロイド剤を外すことだけで解決できるのであれば問題は起きません。しかし、小さい頃からの処置において、もう何処かで行わなければと思ったのでしょう。いろいろな情報が蔓延する中で、どれが正しいのか判断するのも困難な状況と思います。

    社会人になった以上、お仕事も大事だし、これからの人生も大事だし、ステロイド剤で人生を崩さないことも大事です。当方も多くの社会人の方へサポートをしていますが、離脱の状況を理解できない職場での離脱は本当に厳しいものです。当方も、克服へのプログラムや離脱後の症状予想などを報告して、会社や職場の皆様にサポートしていただけるように依頼書を届けていますが、、、、病院ですからね、難しいですね。

    職場での立場や環境もありますので、一概には言えませんが、ストレスは常に発生し、厳しい状況は免れないような気がします。 まずは、根源解決の処置が重要となります。今までの経緯からすると腸管のアンバランスが予想できます。アトピー症状の根源は、異物の侵入ということになりますが、腸管粘膜の条件整備によってその阻止を第一に考えなければなりません。体重の問題もそこにあります。 お仕事しながら処置をすることが一番解決は早いのですが、今の職場では厳しいかもしれませんね。でも何とかしなければなりませんね。まず、基礎条件整備(乳酸菌摂取による腸管整備、痒みや不安の処置にミネラル摂取)を整えて、職場にもある程度理解いただき、一気に離脱する方法がいいかもしれませんね。その期間一度、ステロイド剤で元通りになるのであれば仕事に支障のない状態まで復元する方法もいいかもしれません。

    基礎的理論と処置方法などを下記に書き込みますので、参考にしてください。

    1つに、幼少期から、悪化時期にのみ薬剤の処置をされて、成人まで継続された方は多くいますが、結果的に根源解決の方法でないために、何かの影響を受けて再発する方が殆どです。また、その再発原因を特定できないために、その場を凌ぐために、さらに薬物投与となり元の木阿弥となるのです。その原因の1つに、「腸内細菌」のアンバランスが考えられます。これは、アトピーや喘息に直接影響している「免疫」の根底となっているからです。身体に必要な成分のすべては、この腸管で産生されているのです。また、これら産生された成分を「ミネラル」が運んでいますが、毛髪分析から自律神経に関与する「マグネシウムやカルシウム」のアンバランスが見られるのです。今の症状を根底から解決するためには、これらの改善は必須と考えます。

    2つ目に、内面と皮膚表面の症状は比例していないことを理解することです。体内調整が出来れば皮膚表面は良くなるわけではありません。また、体内環境が悪化しても直ぐには皮膚表面が悪化するわけでもありません。皮膚は、皮膚の構造とシステムを理解して処置することが重要となります。皮膚には、皮膚常在菌(有用)が棲息しており、これらが、空気中の雑菌やウイルス、紫外線等から身を守っていることを理解して処置に当たることです。一部の皮膚表面(皮脂膜)が崩壊すると、空気中の雑菌や紫外線は、一気に攻めてきますが、これらに対応するために皮膚常在菌は生存しているのです。人間の生命を維持するために重要な働きをしています。怪我をしたときに外部の雑菌に侵されないために「抗生剤」で処置するのはこの為なのです。皮膚常在菌を成育させるためには、その条件整備をしなければなりません。皮膚常在菌は、ph5の条件で生きられるのですが、多くの処置方法は、症部分にワセリンで被せたり、ph1で殺菌したり、イソジン等の薬剤で殺菌したり、馬油などの皮脂系統の油で処置したりしています。これらの方法で良くならないのは、この皮膚常在菌の存在を考えないために本当の改善に向かわないのです。この処置は、ph4の水系のローションにて処理するだけでよいのです。

    3つ目に、なぜ自分が今その状況にあるのか、その解決方法はどれが一番良いのか理解することが重要となるのです。多くの治療法が世間では出回っていますが、良くなった情報のみで理論を理解するのではなく、一部の改善の結果だけで右往左往としてゆきます。そして、それが理解できれば「自分は○年後には良くなる」という確信が持てるか否かで改善の期間は大きく変化してきます。今の病院や治療所の治療で良くならないのは、この点が解決できないから、ちょっと悪化すると直ぐに他の治療選択をすることから「ジプシー」が始まるのですね。 自分が本当に納得する方法を、しっかりと勉強して理解して「いつ良くなる」という方針の元に、毎日の生活をコツコツ続けることで、環境の変化で良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々にゆっくりとしたペース(皮膚常在菌の成育ペース)で改善へ向かいます。その差は、炎症の範囲差で決まります。 また、家族や恋人の理解も大きな解決の要因ともなりますので、家族全員の理解も重要となります。例えば、恋人がアトピーのことを理解していなければ、ちょっとした言葉や行動に気持ちが大きくと揺れ、症状を意識して悪化する例も多くあります。逆に理解していると、その言葉や行動が「薬」となって大きく前進することも見られます。身体は、自分の「思い=意識」通りに動いてゆきます。「良くなると思えば、身体は良くなる方向へと進みます」し、「明日は大事な仕事があるけど、悪くならなければいいなぁ」と思った瞬間から悪き方向へと進行しますし、予想通り翌日には悪くなることも多くあるのです。 この様に、アトピーの方の心はデリケートですから、ちょっとした感覚の差で、克服期間の差も出てきます。

    @親・彼(いた場合)と同伴の面談を行う
     ※先の懸念から克服の理論を家族・彼全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。  

    A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
     ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
     ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして  

    B皮膚phの調整(感染防御)
     ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
     ※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。  

    C胸を張ること(重要項目)
     ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。  ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。  

    D早起きの励行
     ※仕事が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。   

    E笑いを多くすること
     ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン) F外に出て歩くこと
     ※季節の信号を受けることが、恒常性維持をしっかり行える条件となりますし、歩くことで体全体の神経活躍となるでしょう。  

    G不安なときのサポートが必要となる。
     ※この事を進行しても常によい状況だけで進行できませんので、悪くなったとき苦しくなったときに心の支えが必要となってきますので、指導者を決定させることです。

    これらが基本的なプログラムとなります。

    以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後数ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。