1. 【58】34歳の男性です。7歳でアトピー発症し、現在は漢方を飲んでいます

    はじめてメールいたします。よろしくお願いいたします。

    七歳で新築の家に引っ越してからアトピーになりました。ここ五〜六年はほとんど症状は出ていませんでしたが、職業を変えたのと彼女との同棲を始めてからまぶたが腫れ結膜炎になり炎症が収まらないのでまぶたに仕方なくステロイドを塗りました。

    同様に首や手首や肘の前などが汗と職場の乾燥などで炎症が収まらずステロイドを使いました。

    それでも治らないしまぶたの腫れも治らないので漢方のキザミ生薬を二週間ほど飲みましたがますます皮膚が乾燥し部分的だっ たアトピーも範囲が広がりました。

    漢方を始めてから手足の冷えを強く感じるようになりました。

    二週間たって皮膚の乾燥をよくするために漢方処方されていたセッコウを抜いてテンモンドウが加わりました。肌の潤いを出すためだと言われました。

    しかしこの漢方を飲んで3日目くらいからアトピーがひどくなりお腹周り背中と寒冷蕁麻疹と思ったほどあっと言う間に広がりました。

    人生で関節以外にアトピーが出たのは初めてなので相当ショックを受けております。

    漢方はやめたほうが良いのでしょうか?

    ちなみに漢方の処方

    生地黄12gゲンジン9gボタンピ6gキンギンカ6gレンギョウ6gサンシシ6g野菊花6gチモ9gシツリシ9gカンゾウ4gセッコウ20g白蘇皮6g珍珠母15g

    二週間のちセッコウに変えてテンモンドウ9gです。

    よろしくお願いいたします。



  2. 経緯での年齢症状推移がはっきりと判断できませんが、今の環境と症状を予想して返答申し上げます。 お仕事柄、手を出すことも必要だし、見た目の問題も大きく左右することでしょう。今の症状の根源は、ステロイド剤の離脱による影響もありますし、肝腎機能の低下も見られます。ステロイド剤処置による肝腎機能の低下症状は間違いありません。

    また、漢方処置による肝腎機能低下も否めません。当方のHPにおいても漢方治療の怖さをお知らせしていますが、処方する先生自身もその副的作用については意識せず、漢方薬そのものの文献作用にて処置しているのです。そのメカニズムを把握して処置しているものではありません。

    ご自身意思で漢方治療を行うのと、他依存で行う治療とは大きくかけ離れます。ご自身で、この治療で良くなるのだと意識して進行するのと、そうでない結果のみを見ての治療では大きく違うのです。それほど、意識(思い・知識会得)は大きく身体に作用するのです。

    よって、これからは、ご自身がしっかり克服のプロセスをご理解して進行することをお奨めします。

    当方の克服プログラムが全て正しいものではありませんが、当方では「良くなる」という理論を理解しての進行ですから良くなる可能性が高いのです。また、それが90%以上の確立ということと再発がないということは、その理論が大きく外れていないこと、今の情報にない本当の方法かも知れません。当方は、仮説を立てて理論化して実践し、腸内細菌のプロセスを理解して断定したサポートで行っています。

    結論として、今の処方では本当の克服は難しいと判断しています。当初発症した根源を解決することと、目的である皮膚の構造を理解して処置することが重要と思っています。

    また、これまで経過した症状が一夜のうちに解決することはありません。経緯から私は克服まで2年は要するものと推察しています。これまで疲弊した肝腎機能の復活をさせなければ解決の糸口は得ません。その機能活性には薬では無理です。はい、当然漢方処置では逆行することは間違いないです。薬の成分は100万分の1gで作用するのですが、その数万倍の量を入れて作用させるのですから、余剰分は肝臓や腎臓で排泄させるのです。その排泄には酵素やミネラルを大量に使用するために自律神経系のアンバランスも呼び起こすのです。自律神経が狂うと当然その傘下の系統も・・特にアトピーに関与する免疫系も大きくバランスを失います。 厳しい判断と思いますが、漢方薬はあなたの身体を後退させます。

    ミネラルバランスの不安定は、先述しましたとおり身体の根幹「自律神経」を大きく乱します。さらに痒みによりそのバランスはさらに大きく崩れ、成分の細胞運送が困難となり、身体全体のアンバランスをきたします。

    時間は要しますが、これから長い人生を痒みなしに生きるためには、少しの時間は要するでしょうが、気力を振り絞って2年くらいの時間をかけて解決を目指すことをお奨めします。

    その方法(理論)を下記に記述しますので、参考程度にお読みください。

    まず、このアトピー性皮膚炎という結果には原因があるということを理解しなければなりません。アトピー性皮膚炎の原因も治療法も確立されていないと言いながら、お医者様は、一致してステロイドホルモン剤やプロトピック軟膏の使用で一時的解決の対処療法で処置しています。その結果が、全国に700万人という膨大な若者のアトピー患者をつくりました。この方法では、解決できないということなのです。原因に対しての処置が適当ではないということなのです。

    漢方をされているようですが、その漢方の成分やどの様なメカニズムで、アトピー克服に至るかを先生にお聞きになったことがあるでしょうか?おそらく出来ないのです。ツムラの漢方を使用している場合は、理論ゼロに等しいのです。統計学でもあります・・多くの被害者を出しながらの統計論になっています。アトピーによい多くの漢方薬は、ステロイドホルモン作用のある成分が含まれているのです。一般に根物といわれる漢方成分の使用は、殆どがステロイドホルモン作用を行います。多くの成分が侵入すれば、必要以外の成分は排泄しなければなりませんが、それに多くの酵素やミネラルを使用することになり、結果的に肝臓を壊す方が多くなっています。頭や背中、腕の外側、足のすね、膝の外側等々に炎症がある場合は、その可能性が高いのです。アトピー症状改善には、「肝腎機能」活性が必須となっているのです。これ無しには改善は見られません。この理論からすれば、漢方治療は反対方向となるのです。高いお金を出して体を壊すのですから厳しいです。腸内細菌調整は、これら肝腎機能活性成分を多く含んでいるのです。

    ステロイド剤がなぜ今の現状を作っているかです。ステロイドホルモンは、人間が生きるために絶対条件といって良いほど必要な成分です。身体に炎症が起きれば直ぐに解決する役割、細胞破壊する活性酸素などの排除、ストレスの軽減、人間の根幹とする自律神経の正常化等々、、、生きる条件の全てと言って過言ではないでしょう。その生理物質ステロイドホルモンは、一生80年で約1gしか体内で産生されません。超微量で大きな作用をするのです。これらの大量侵入は、必要以外の細胞にも作用して、反作用を起こしたり、余剰分の排除に重要臓器の肝腎機能を大きく低下させることで、症状は逆方向へと進みます。(肝臓や腎臓が崩れれば生きてゆけないのはご存じと思います)また、これらステロイドホルモンなどの生理物質(他に酵素やビタミンB群等直接作用する物質)は、記号を有しておりその記号の合う受容体を持つ細胞にしか作用しないようになっています。ところが、病院で出されるステロイド剤は、私にもあなたにも他人にも効く様に出来ていて、自己の記号を有していないのです。無記号で侵入した大量のステロイドホルモンは、手当たり次第に作用するために一気に回復したように見えます。

    しかし、その継続は先述しましたように多くの弊害をもたらしてきます。特に自律神経への影響は大きく、ステロイド剤が切れた場合には、常に一定の条件を保つ身体を維持できなくなります。特に体温調節や血圧、血糖値などの異変が起きて、常に不安になったり異常に暑かったり寒かったり、抗炎症作用も大きく低下します。必要なときに必要な量を作用させるシステムを保有していますが、一気に崩壊することとなります。これら重要なステロイドホルモンは、食物を介して体内で作られるのですが、大きな役割をしているのが腸内細菌なのです。「食」は生きるための条件なのです。だから、多くの指導者は「正しい食生活」を厳しくするのですが、それらを受け入れて身体に必要な成分を作る工場整備(腸管・腸内細菌)がまず必要となるのです。

    他に薬による影響は、余剰薬物の排泄に多くのミネラルや酵素を使用することで、肝腎機能が低下して、全身への影響となりますが、この「ミネラル」も克服には重要なポイントとなるのです。このミネラルは簡単に表現すると「運搬役」なのです。各細胞に必要な成分を送り正常作用させるために届ける役目なのです。

    物理的解決の考え方は、アトピーでない方と同様の条件整備をすることにあります。毎日の痒みと不安でストレスが活性酸素となり、免疫・神経細胞や皮膚(アトピー)と密接な関係にある「腸内細菌」や「免疫」のバランスを崩すこととなりますが、それらの補給や改善策は一切取られていません。出来るだけストレスの溜まる要素は取り除くことが重要だし、ストレスを排除できる行動を取ることも重要です。よって、各細胞にもストレスにも大きく関与する「腸内細菌」「ミネラル」の調整は本治療の中心的調整となります。普通の方と物理的に違う部分はこの2点だけなのです。 「腸内細菌」「ミネラル」の調整は、アトピー性皮膚炎治療には不可欠と考えられます。当方は、この事を認識して多くのサポートに当たっています。

    もう一つ処置方法を間違ってはいけないのは、皮膚表面の処置です。ご存じの通り皮膚は、「ph5」という弱酸性で維持して皮脂を皮膚表面すべてに分泌し、ph7の雑菌や異物を定着、侵入させないようにしています。これらの条件を整備しているのが「皮膚常在菌」なのです。何かの条件で皮膚表面の皮脂がはずれて、異物侵入が行われれば直ちに、皮膚常在菌がステロイドホルモンを分泌して、皮膚表面に皮脂を巻くのです。われわれでは見えない恐ろしい仕組みになっています。多くの皮膚科医は、この存在さえ知らないのですから、簡単にワセリンを使用したり、イソジンなどの抗菌剤などを使用して、雑菌処置と一緒に有用な「皮膚常在菌」をも死滅させるために症状が酷くなるのです。皮膚表面の処置は、雑菌群を死滅させることも重要ですが、有用な皮膚常在菌を守ることももっと重要なポイントとなるのです。 当方では、その条件を満たす「四輝水」というph4ローションにて処置するように指導しています。

    当方の克服理論は、モノ20% 意識・理論・行動80%の指導方針で進行しております

    この事を基本に考えると、大きく悪化することはなくなります・・が、一朝一夕で解決することではありません。症状範囲によりますが、最低1年半は必要と思われます。

    それも一直線で解決はしませんし、季節の変わり目やストレスの出たときなどは一気に悪化します。良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながらの展開が普通です。他にご自分で不安になっていることもあるでしょう。しかし、何処かで壁を乗り越えなければいつまで経っても解決は出来ません。

    今一度、自分の人生を振り返り、さらに未来を想像していろいろな方向を考えてみてください。もし、私でお役に立つことがあればお申し付けください。

    下に克服の条件等をまとめて記述しますので、上記のことを含めて参考にして下さい。(これが全てではありませんので参考程度で)

    @面談を行う ※家族一緒の気  持ちで克服に当たり、気持ちがゆるんだときや辛いときには一緒の気持ちで悲しんだり勇気づけたりしなければなりません。アトピー克服の理論をしっかり会得すること。

    A基礎条件の調整
    ※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日
    ※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日
     これらの調整は、克服の最低基準となる。

    B皮膚phを正常にする
    ※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるローションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速いからです。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させようとするからです。
    ※脱入浴を推薦します。

    C胸を張ること(重要項目)
    ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。

    D仕事に行くこと(五感の活性・重要項目)
    ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。

    E早起きの励行
    ※仕事が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

    F笑いを多くすること
    ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

    上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。

    あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・