プロとステ どっちもどっち。


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投稿した人:koba on February 26, 2003 at 15:48:36:

返答: プロトピックについて 投稿した人:あとぴこ on February 25, 2003 at 01:07:48:

: ステロイドは強力な免疫抑制効果によって免疫系の異常活動を弱めてアトピーを直すが、細胞の正常な活動までも停めてしまうという副作用がステロイド
: にはあり、このため長く服用を続けると皮膚が弱くなるなどの問題があった。
: しかしプロトピックの主成分であるこのタクロリムスは正常な細胞の活動には作用せず、主に強い免疫反応を示すT細胞と呼ばれる細胞の働きだけを阻害する
: ことによって、アレルギー症状を強力に押さえ込むという作用がある。

 ステロイドとプロトピックの作用を比較したあとぴこさ
んの書き込みに対して気になる部分があるのでコメント
します。
 ぼくは薬剤師ではありませんが、少し免疫学などを
かじったことがあるので、そういう切り口で少々書き込み
させていただきます。

 あとぴこさんはプロトピックはT細胞にのみ作用し、他の
正常細胞には作用しないという特徴を挙げていますが、
確かにプロトピックはT細胞活性化における細胞内の
シグナル伝達をブロックするのでその通りなのですが
ぼくはこのT細胞に作用するということがとても重大
なことだと思います(ぼくがこの薬をやめたのもこの作用
が怖かったからです)。
 アトピーの発症にT細胞も関与はしていますが、T細胞に
はその他にも多くの有用な作用があります。病原体由来の
抗原を認識したり、後に抗体を産生するようになるB細胞
の分化や成熟を促進したり、T細胞同士の増殖分化にも影響
していると言われています。そういった作用の発現をコントロールする重要な役割を果たしているのがT細胞から産生
される各種のサイトカインという物質で、それらが産生
されないと免疫機能は正常にはたらきません。ちょっと
長くなりましたが、プロトピックとはT細胞に作用して
このサイトカインと言う物質の産生を抑制してしまうのです。
よってT細胞の機能は抑えられ、免疫反応(正常な免疫反応も含め)にブレーキがかかるのです。
 T細胞は言い換えれば免疫反応の指令塔です。その機能を
根こそぎブロックしていいのでしょうか?

 ぼく自身、FK506(プロトピックの成分の開発名)はスゴイ薬だと
思います。骨髄移植や腎移植などに伴なう拒絶反応を
効果的に抑制し、どれだけの人が命を救われたかわかりま
せん。でもその人たちはその薬がないと死んでしまいます。
副作用がどうのとか言ってる場合じゃありません。
そういうぎりぎりのところで使う薬だと思います。
 そんな薬を何故アトピーに使うんでしょう?もっと他に
方法はあるはずです。確かにアトピーに効果はあるかも
しれませんが、アトピー自体皮膚の表面の炎症を抑える
だけで解決する病気じゃないので、プロトピックを使うこ
とは正しい選択とは言えないでしょう。使い続けても
他の部分が改善されない限り治癒はいないでしょう。むしろ
そういう薬を塗りつづけることによるリスクのみが増大
していくんじゃないでしょうか。

 以上長々と書いてきましたが、あとぴこさんはプロトピック
のほうがステロイド剤よりは安全性が高いとの認識でしょうが
ぼくは、ステロイドにはない別のリスクがあるという見解
です。よって「どっちもどっち」と言わせてもらいます。
 
 




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