プロトピックについて


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投稿した人:あとぴこ on February 26, 2003 at 23:12:40:

返答: プロとステ どっちもどっち。 投稿した人:koba on February 26, 2003 at 15:48:36:

みなさん本当によく勉強されているので感動しました!貴重なレスをいただき、ありがとうございます。

確かにFK506は本来、骨髄移植や腎移植時に伴う拒絶反応に用いる薬剤という認識がありましたので、アトピーの試験を開始した時は私も正直驚きました。
ただプログラフは内服、プロトピックは外用ですから
規格・用量も大きく異なりますし、薬理作用だけで単純に比較することは不可能です。
(血中移行率を比較したいのですが、データがない

kobaさんのおっしゃる通り、一般的に良く効くとされる薬(選択性の高い薬)は過去の例からそれだけ多くの弊害が出ると私も思います。

かつてアトピーとは全く別の領域で「画期的な薬!」として評判を呼び、いざ発売されたかと思ったら緊急安全性情報が配布され、結局発売中止になった薬剤もありますし・・・
ひどいものは有効性が否定されて発売中止になった薬剤もありますし・・・
昔のGCP(臨床試験の実施基準)は現行のものほど厳しくなかったですし・・・

私は「アトピーは薬でしか治らない」とも「プロトピックがステロイドよりも安全だ」なんてひとことも言ってません・・・今あるevidenceを信用するだけです。
例えば、移植領域ではプログラフを全身投与された患者で20ng/mlを超える高い血中濃度が持続した場合には、腎障害や高カリウム血症、高血糖、胸痛、振戦、感染症など全身性副作用の発現頻度が高くなるというデータがあります。
ですから、プロトピック軟膏を安全に使用するためには、そのような血中濃度上昇に伴う全身性の副作用が生じないように注意する必要があると思います。

長い目で見れば私もかんなり不安です。
ただ主人は「新薬といえどもいつも臨床試験を受けるような気持ちで使っている」と話していますよ。

ぼちぼちここで腸内細菌や毛髪を調べてもらったらー?と声をかけてみようと思う今日この頃です。
一番良いのは薬に頼らない治療ですからね。



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