以前アトピーについて相談にのっていただいた者です。その節はありがとうございました。子供（1歳3ヶ月）はまだまだ痒みと湿疹で闘っておりますが、乳酸菌摂取し、自然治癒力を信じて見守っているところです。この度、先生にご相談したいことは、抗生剤の使用についてです。抗生剤は、腸内細菌を死滅させること、また、薬を服用しなくても子供の自然治癒力は凄いものであることは勉強させていただいておりますので、風邪薬を服用することはありませんでした。本日私がつい、ウトウトとしてしまい、その間に子供が耳の前をえぐるように掻き壊したため流血し、耳の穴の中に入ってしまったのです。耳鼻科を受診しましたら耳の穴の中の血液は問題ないが、両耳、中耳炎に罹っていること、スギ花粉症に罹っていることが判明しました。医者の話では、中耳炎は切って膿を出す、もしくは抗生剤服用とのことです。抗生剤は服用したくないと話しましたら、切って膿を出すときでも抗生剤は使用するし、抗生剤を服用するにしても通常の2倍必要であるし困りましたねえと言われました。中耳炎は自然に治ることもあるし、放っておくと難聴になることもある、中耳炎は繰り返し起こしやすいとも聞きました。子供の自然治癒力を信じたい気持ちもありますが、難聴になっても怖いです。これまでのアトピー治療で医者不信になっており、取敢えず、中耳炎を勉強してから治療を考えようと何も処方を受けずに帰ってきました。スギ花粉症に関しては、薬を勧められましたが、このくらいの鼻水で服用するほどのことではないと判断し、断りました。アトピーに関して、何も治療をしていない（抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を服用していない）のは、可哀想だと言われてしまいましたが（笑）。中耳炎の抗生剤について、最終的には親がよく勉強し判断することは当然なのですが、赤嶺先生に相談にのっていただきたいです。お忙しい中、恐縮ですがよろしくお願いいたします。

かず様

あれから3ヶ月、、、まだまだ厳しい状況とは思いますが、今回の耳の傷も自然で治癒させることです。おそらく、耳鼻咽喉科への訪院と思いますが、医師のコメントは的を得ておりません。得意技の「脅しコメント」です。侵入した血液も凝固して自然と排泄されることでしょう。
アトピーを起こしている子供は、多く中耳炎的症状を起こしています。それは、リンパラインを常に意識して体は動いているからなのです。基礎条件をしっかりしていれば、必ずお子様は自身の力で必ず解決します、間違いありません。かず様が通う耳鼻咽喉科ですから、信頼できる医師と思いますが、もう、、、彼らは麻痺しています・・・傷みは少し来るかもしれませんが、自然と必ず解決するものです。
逆に言えば、それらの影響を受けるということは、免疫過剰が少しづつ弱くなっているという証拠でもあります。正常になれば、免疫も正常に働き、自力で解決できる条件となりますので、薬の使用は控えた方がお子様のためにもなるでしょう。
皮膚科医、耳鼻咽喉科医・・・最低です。医者の中のレベルも最低ランクなので、、、一生懸命です。特に、開業医は最悪です。

とは言っても、本当のことかもしれませんが、今のところいろいろな症状は出てきます。その出し引きで子供は、自分の体バランスを整える時期といってよいのです。最終的には、自分の力で調整できなければ大人になれないのですからね。

手前味噌ですが、我が娘たちも多くの症状を出したことがありましたが、今まで9年と12年、、、一度も歯医者以外は処置したことがありません。というより、予防接種も薬の処方は一切無いのです。同じクラスの隣の生徒がウイルスにやられても、彼らを飛び越してウイルスは移動するのです。不思議ですねぇ、、と、クラスの担任からも妻が言われているようです。妻は全てわかっていますが、、何も言いません。
第二次成長期までにどれだけ多くの抗体を作るかが勝負です。

この時期が一番大事なのです、、、、子供の体から出る言葉をしっかり聞いてくださいね。

あ、鼻呼吸の出来る条件をしっかり作ってくださいね。

赤嶺様
中耳炎に対する抗生剤の使用について相談にのって頂きありがとうございました。現在は鼻水を鼻水吸取り器で吸うくらいで抗生剤を使用せず、見守っているところです。子供は透明な水っぽい鼻水を垂らしてはいますが、夜もよく眠ることが出来ています。痒がる時以外はにこにこ元気にしています。耳の前のえぐって出血したところも早く固まりました。多忙な中、ご返信いただきまして本当にありがとうございました。先生の思いつき日記も拝読しておりますが、勉強になります。本当にありがとうございました。