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返信2006/12/11 17:19:19 赤嶺福海  
Re: ステロイド後遺症??
クッキー様、返答が無いようなので、、、。。

思春期である息子さんのことご心配のことと思います。まして、顔のことですから精神的にもご本人共々落胆のことでしょう。
皮膚科医が皮膚の症状を治すことは出来ないのですね。一時的に解決できるステロイド剤という薬の処方にて生きているだけなのです。しかし、この魔の薬は、お子様の症状を見ても判るように厳しい現実を引き起こしているのが現実なのです。何故、そんな薬を平気で出すことを国が許しているのかは、話が長くなりますのでまたの機会に・・・。

問題は、どうして解決するかということでしょうから、少し述べてみたいと思います。

おそらく、ニキビ治療にもステロイド剤を使用していたので、予想ですが2年くらいは使用していたのではないでしょうか。もし、トータル1ヵ月半であれば解決は早いと思いますが、前記であればかなりの時間を要すと思います。リンパラインからの浸潤ということは、肝腎機能の低下も考えられます。アトピー発症というより、ステロイド剤の影響によるものです。自己のステロイドホルモンが作用しませんし、浸透圧の高い部位からの侵入は、大量のフリーステロイドホルモンが作用しています。しかし、体内で酸化されれば作用しなくなり、それらの排泄に苦難しています。自己のステロイドホルモンを受け入れる体にすることと、肝腎機能の活性しなければ今の症状を回避することが出来ません。

また、思春期のこの時期は見栄えを重視して、直ぐに良くしたいという考えが頭から離れません。実際には、直ぐに良くすることは魔の薬「ステロイド剤」を使用するほか回避できないのです。使用すると、また止め処ない厳しい環境を背負わなければならなくなります。ここは、しっかり本人に意識させ、良くなることを理解させ、その間の考え方や行動をどのようにすれば良いかを本人が理解できて行動できるかによります。多くの成人ステロイド剤被害者は、この時期などに病院から処方されたこのステロイド剤を気軽に使用することから始まっています。ステロイド剤被害を訴えても医師会や厚生労働省の「ガイドライン」という仕組みに勝訴を得ることが出来ないのです。

まず、発症の原因はアトピーシステム(免疫過剰)の問題ではありません。ニキビが出るということは、アトピーとは逆なのです。それでもニキビ治療にも「ステロイド剤」を使用する皮膚科医には驚かされますが、治療マニュアルに入っているのです。全てはここが根源となっていますので、この薬を外した考え方が必要となります。細胞の入れ替わりは最低3ヶ月を要しますので、その間は自己のステロイドホルモンは作用しません。ということは、その間は厳しい状況にあるのです。さらに、皮膚環境においても感染状況となっていますので、雑菌排除のシステムを常にとらなければなりません。私は、雑菌群は中性の皮膚に蔓延りますので、正常である弱酸性の皮膚条件に戻すことが必要と指示しています。その弱酸性皮膚には体の表面からの異物侵入を防ぐために、有用な皮膚常在菌が1平方センチ四方に約600万個(顔の部位には)が棲息して体を守っているのです。この事だけでも皮膚正常化に近づくことでしょう。厳しい期間には、痒みと不安が常に襲ってきますので、体内には大量の活性酸素が発生して、腸内細菌やミネラルがアンバランスとなり、体の根幹を揺るがす条件ともなりますので、その補給は必要と思います。皮膚の乾燥も自己ステロイドホルモンが作用しないために起きていることです。

上記が簡単な克服方法の理論ですが、この事を本人がしっかり理解できて毎日学校に出かけ、「俺はアトピー症状だけど、3ヵ月後には良くなるんだ」と、同級生の前で笑顔で話せるかです・・・それは無理でしょう。でも、これが出来れば99%解決できるのです。元々アトピーではないのですから・・。第二次性徴期を過ぎると、自分の体は自分の思いでしか動かないのです。その思いを維持できれば良くなるでしょうが、、、この継続も毎日の痒みと辛さで思い続けられなくなるのです。少しでも長くするには、HPトップに記しているように「胸はリ」と「笑顔」なのです。そして、信号をしっかり受けられるように「早起き」なのです。

ステロイド剤の被害は、簡単に解決できないのです。ここは、しっかり家族で協力して息子さんを補助しましょう。
家族で頑張れば1年あれば解決できるでしょう。

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