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返信2009/12/16 15:43:24 赤嶺 福海  
Re: もうすぐ7ヶ月の娘、口の下と顎、首の湿疹
RYO様、大幅に返答が遅れました。

3ヵ月半からのスタートですね、、、9月の秋信号を受けての症状ですから、免疫過剰的な症状ではなく、体温微調整が出来なくて起きた症状かもしれなかったですね。ただ、出産後の抗生剤投与、その後も保湿なども影響していることは間違いないでしょう。
まだ秋を過ぎて冬に差し掛かったところですから何とも言えませんが、1歳を超えての処置は改善に時間を要しますので、最悪の状況を予測しての処置が安全でしょう。多くのお子様の統計から、不思議ですが1歳を超える超えないの数ヶ月の差が大きいことも把握しています。

ステロイド剤の処置をしなかったのは素晴らしかったですね。多くのお母さんはここで何のためらいも無く処置してしまいます。

もう少し早ければ完全に予定通りの進行となりましたね。ま、過ぎたことは仕方ありません、ここからどうするかが問題です。ご両親でしっかりこの症状の問題点や解決法を勉強して、出来るだけお子様の小さな苦しみで終了させることです。この時期のことは本人は覚えておりませんので、大きくなってもトラウマになるようなことはありません。

基本的なことを言えば、体の表面を弱酸性にして、そこに棲息する微生物を正常化させることで、アトピー性皮膚炎のような異物侵入は阻止され、症状は起きません。さらに、健康な体にするためには、体の必要成分を殆ど産生する「腸内細菌」の正常化を出来るだけ小さいときに安定させることです。三つ子の魂百までです。(3歳とは数えですから、満2歳となります)

よって、異物の侵入路とされる体外の腸管内部調整には「乳酸菌」(ヒト由来)、皮膚表面に微生物は反応しますので、「ph4ローション」(雑菌排除と有用皮膚常在菌保護育成)を使用して処置をします。

また、痒みが連続発生しますので、赤ちゃんには異常なストレスがかかり、大量の活性酸素が発生して、根源である有用菌群が減少しますし、体に必要とされる多くのミネラルがバランスを崩しますので、ミネラル摂取も必要となります。特に自律系に大きく作用する「マグネシウム」や「カルシウム」の補給は重要となるのです。ミネラル単体では反動がでますので、総合ミネラルが必要となります。

腸管粘膜調整と菌バランス調整・皮膚phローション塗布による皮膚粘膜調整・ミネラル調整の3点調整で、お子様は少し時間は要しますが改善へ向かうことになるでしょう。ただ、お子様はご両親と密接に繋がっていますので、処置については完全に把握して、安心を与えて処置をすることです。そのためには、ご主人の理解が一番重要となり、お母さんも安心して立ち向かえる環境を作ることです。まずは、勉強です。
医者の言葉や行動が不安に見えるのは、この症状を解決するすべを知らないからなのです。また、ガイドラインに守られているからステロイド処置でよいのです。自分で責任を負わなくて良いからです。あなたのお子様が痒がり苦しもうが死のうが、彼らは痛くも痒くもないのです。

お子様の改善スピードですが、問題はないと思います。ここからスタートできれば、予定通り来年の夏には症状改善、秋に少しの乾燥はあるでしょうが、大きな問題となる症状にはなりません。

この時期から症状がさらに広がるか否か、、、それは予想できません。その子の体環境、家環境によりますし、ストレスの度合いにもよります。あなたがお子様を安心させればこの先の大きな症状は止まるかもしれません。それほど、お母さんの影響力は強いのです。
皮膚の処置は「蓬水」のみで進行したほうが結果的には改善は早いですよ。乾燥させることも治療です。乾燥すれば、自力で保湿しようとするのです。辛いでしょうが見守るのも治療です。掻いて傷になっても良いのです、、自分で修復するプログラムをこの時期にさせることで、将来安定するのです。

離乳食ですね、、、少し遅いほうが良いと書いていますが、タンパク質の話です。今のところ、母乳でしょうから、それ以外のものは与えても構いませんよ。便のことは、今修復しているのですから致し方ありません、、、時期に解決するでしょう。タンパク質は、3ヵ月後くらいからで問題ありません。腸管調整に3ヶ月を要します。母乳の消化酵素も出来てきますので、それ以後が良いですね。あ、完全母乳で進行してくださいね。

ジュクジュクでも乾燥肌でも、必要だから出ているのです。自然自然で進行するのです。今の一点を見つめても仕方ありません、お子様に重要なのは、これからの80年です。健康な体には健康な心が宿ります。優しくなります。

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