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返信2011/10/04 10:58:48 赤嶺 福海  
Re: 脱ステと腸内環境改善
しん様

詳細(年齢・性別・発症時期・職種・未既婚等)が不明なので、ご希望の返答にならないかもしれませんが、男性・社会人・未婚と予想してご返答申上げます。

社会人になっての脱ステは本当に厳しいものです。発症スタイルによって一部異なりますが、多くの方の胃腸管の乱れは確実です。長期間の痒みや不安ストレスによる体内においても活性酸素大量発生によって細胞の傷つきと共に腸内細菌の異常減少が見られています。この環境から、腸内環境整備には半年以上の期間を要します、それも定着しやすい人由来の乳酸菌で菌種類・菌数を最高にしての期間です。その間の改善は殆ど見られず、仕事、付き合い、通退勤の苦労は並大抵ではありません。

さらに、これまで低下した肝腎機能の活性も改善には必須項目となり、その改善期間もプラスしなければなりません。それを基礎に最終目的である皮膚改善ということになりますが、ここでも菌の世界、ミクロの世界ですから順調な改善でも1ヶ月1センチ四方の改善しか菌の増殖スピードから計算して望めません。それでも、トンネルの出口を見据えて一歩一歩前進できるプログラムをスタート前に組み込むことが重要となります。

仰るように社会人の皆様へのサポートは、ステロイドでいい状態を保ちながら、腸内環境・ミネラルバランスを整備して、会社や家族などに協力していただいて一気に離脱に入ります。離脱期間も仕事(もし学生であれば学校)を休まず、毎日規則正しい生活をし、体を自然環境に触れさせ、胸張りと笑顔を忘れず、出口をしっかり見据えて生活し、最終段階が夏場の海水浴となれば最高ですね。一番の問題は会社での時間です。その間の症状と痒みは同僚や上司には理解できません。本人の離脱説明では、話の行き違いも多くあり、当方のほうからサポート依頼書を提出して、上司の方から同僚の方へ説明、理解をさせる方法を取れば少しはその時間のストレスは軽減できます。さらに、一番の問題である同僚の方の温かい言葉が薬となることが多いのです。

あとは通退勤ですね。車の場合は問題はありませんが、電車やバスの場合は乗車時間で乗客の眼が指しますのでストレスとなりますが、「大丈夫、あと少しの辛抱」と眼を伏せることなく堂々と立ち振る舞いができれば回復は異常に早くなります。

内面の解決が出来ればあとは皮膚の問題だけです。簡単に言えば28日間その部位を掻いたり触らなければ皮膚は正常化します。しかし、異物の侵入や排泄が行われれば掻かなければ逆に厳しい問題も起きますので、それはそれで良いのです。掻いて瘡蓋が出来、また掻いて、瘡蓋となり・・・その繰り返しで少しづつ範囲を小さくしてゆくことが改善のプロセスとなります。兎に角、瘡蓋を多く作ることが改善の第一歩です。

そして、その間は脱入浴。離脱中の感染が一番の敵となりますので、炎症部位の瘡蓋をいかに維持させるかが重要です。浸透圧の高い浴槽に入ると直ぐに瘡蓋ははずれ、体液が出て、体温が上昇し、熱放散しなければならない体は逆に閉じ込める蓄熱環境を作ります。温度の良い風呂は皮膚のツッパリがなくなり本当に気持ちよく、ふ〜っとリラックスできますが、その反動は本当に厳しいものです。

脱入浴が一番。頭と股間はシャワーでさっと流す程度にして、四輝水で処置すれば問題はありません。汚くなんて降りませんし、匂い等も感じません。

当方ではこんな感じで考えますが・・・。

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