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脱ステについて。 八雲 03/08 18:02
    |-*Re: 脱ステについて。 赤嶺福海 03/09 16:34
    |-*Re: 脱ステについて。 m 06/07 15:02
返信2006/03/08 18:02:59 八雲  DAI
脱ステについて。
初めまして。私は3歳からステロイドを使ってきました。
大人になり多少独学し、今の先生にステロイドを少しずつ減らしてもらうように頼みました。そして処方されたのが「プロトピック軟膏0.1%」という薬です。これはアメリカ等では主に処方されているもので、ステロイドは一切入っておらず、かつアトピーも治せるというのです。初めは副作用で体が火照り、シャワーなどのお湯が痛いと思うくらいでしたが、今は落ち着き続けています。アトピーへの効果もステロイド程ではありませんが効いていると思われます。

そして頭皮にもアトピーがあり、痒みは半端なく、辛いのはこれの上にフケがでるのです。薬は「リンデロンVGローション」という薬を処方されてます。これは昔から使っている薬です。上記のステが入ってない薬にはローションがないらしく、今は仕方なくステロイドの入っているこれを使っています。これからは使わないようにしようと思っていますが。

ステロイドとは元来体内から分泌されるものだと知りました(体内からのも同じ名前か分かりませんが)。薬で投与することで体内からのステロイドが分泌されなくなり、のちにアトピーの原因が投与の副作用に変わるとか。そしてわたしも例外なくこれに当てはまるらしいです。なので現在所謂「脱ステ」というものを挑戦しているのです。


長くなりましたが、ここで少しだけ質問させていただきます。

 1 「プロトピック軟膏0.1%」とは本当にステロイドが使われていないのか。そして効果はどれくらいなのか。この先生を疑うわけじゃありませんが、もしよければこの薬について少しご意見を頂きたいのです。

 2 体内からステロイドと同じ成分が出ていると伺いましたが、脱ステをしてる人が体内からステロイドを出しやすいようにする為に食べ物や運動などで何か良い手段はあるのでしょうか。。

 3 頭皮に「リンデロンVGローション」を使っていると書きました。髪が薄くなることと何か関係はないのでしょうか。原因がアトピーなのか、薬の投与にあるのか、それともどちらでもなく体質にあるのか、お答えをお願いいたします。

 4 この他に「脱ステ」に関して何かあればお願いいたします。


長文失礼致しました。素人の単なる独学なのでどこまでがどうとは言えませんが、自分なりにこの病気と向き合って行こうと思っています。宜しくお願い致します。
返信2006/03/09 16:34:04 赤嶺福海  RBJ
Re: 脱ステについて。
八雲様

3歳のときからステロイド剤を使用して、現在、少しづつ減らすようにして、、、「プロトピック軟膏」に切り替えた。頭皮には「リンデロンVGローション」仕方なく使用している。所謂「脱ステ」に挑戦している。・・って、このままでは脱ステは出来ないでしょう。あ、あなたの知識で脱ステするのは少し無理なような気がしてなりません。私は、ステロイドも駄目ですが、「プロトピック軟膏」はもっと厳しい薬と認識しています。免疫抑制剤「タクロリムス」といわれる薬ですが、読んで字のごとく、「免疫を抑制する」のです。免疫の司令官「T−リンパ球」に全て抑制をかけるわけですから、体はどうなるのでしょう?人間は免疫を持ってこの社会で生きられているのですね、、その免疫を抑制するわけですから、、、そのあたりの雑菌が侵入しても免疫作用をしなければ、、、?、、すぐに感染することになるのです。この継続は、間違いなく「薬害事件」となります。今は、厚生労働省や皮膚科学会の「ガイドライン」に守られていますが、10年先にはサリドマイドやHIV血液製剤のような事件となるでしょう、間違いなしです。使用を続ければあなたの体は自己免疫不全となってゆくのです、、、そのあたりの簡単な菌に侵されるようになるのです・・ステロイドより罪が重いでしょう。
少し、落ち着いてしっかりと勉強され、自分の体がどの方向へ向かっているのか確認することからはじめてはいかがでしょうか。今掛かっている先生に、、「先生、本当にこの方法で私の体は改善するのでしょうか?」とお聞きになってみてください。間違いなく動揺するか、怒り出すか、、、「一生仲良く付き合ってゆきましょう」という言葉が精一杯でしょう。だって、皮膚科の先生で改善指導できる先生がいないのですからね。皮膚に「皮膚常在菌」が棲息して、皮膚phが「5」だということも理解していないで皮膚処置をしているのですから、ガイドライン通りに「はい、スキンケア、ハイ、薬物療法、、はい、、原因除去、、、はい、、食事制限、、」しか能がないし、質問されたら困るので、診察時間を少なくしているのですよ。

ま、薬を外したあなたの体が本当の体です。そこを基準に全てを考えなければなりませんよ。薬を使用している今の体が基準ではないのです。

あ、それでは質問にお答えしましょう。結論のみですから、いろいろなページで勉強されてください。



 1 「プロトピック軟膏0.1%」とは本当にステロイドが使われていないのか。そして効果はどれくらいなのか。この先生を疑うわけじゃありませんが、もしよければこの薬について少しご意見を頂きたいのです。

「プロトピック軟膏0.1%」・・ええ、ステロイド成分は混入されていません。効果ですか、、免疫抑制するわけですから、処置する部位によって浸透圧が違いますので効果も変わるでしょう。主に顔を中心とした処方となっているようですから、多くの量が侵入しているものと推察できます。そして、徐々に感染しやすいからだとなって、掻痒部位への感染が多くなり炎症範囲は広がってくることでしょう。口呼吸が多くなれば、いろいろな感染を引き起こすこととなります。まず、この厳しい薬は使用しないことです。

 2 体内からステロイドと同じ成分が出ていると伺いましたが、脱ステをしてる人が体内からステロイドを出しやすいようにする為に食べ物や運動などで何か良い手段はあるのでしょうか。。

ステロイドの基材は「コレステロール」です。これらを基材にして腸内細菌で変化させて「ステロイドホルモン」を産生しているのです。だから、少しふっくらしている人にアトピー性皮膚炎が少ないのです。まず、腸内細菌の調整をして、ステロイドホルモンを産生しやすい体を作ることが必要ですね。食べ物は何のために食べているかというと、細胞に必要な成分を運ぶためですね。そのためには成分を作ることが重要ですし、運ぶことも重要なのです。産生は「腸内細菌」、運搬は「ミネラル」、、、そして、良い食材となるのですが、今の社会でそんな良い食材なんてありません。その同じ環境の中で生活しても「アトピーになる人」「アトピーにならない人」?何処が違うんでしょうね、、、殆どは「腸内細菌」「ミネラル」の差なのです。また、朝の食事が一番重要なのです。食材は「腸内細菌」達の餌となり、人間に必要な多くの成分を必要なタイミングで必要な量を作り出してくれます。朝食は、ご飯と味噌汁に徹底するだけでも体は大きく切り替わります。うん、それと人間は動物や植物と同様に、自然環境の中で生きています。外の信号をしっかり受けて生きなければ「恒常的」な体を維持することが出来ません。毎日、外に出て体内時計をしっかり合わせて、どんな季節にもどんな環境でも常に一定の人間条件を作ることです。

 3 頭皮に「リンデロンVGローション」を使っていると書きました。髪が薄くなることと何か関係はないのでしょうか。原因がアトピーなのか、薬の投与にあるのか、それともどちらでもなく体質にあるのか、お答えをお願いいたします。

ステロイド剤による影響で、体の根源である「自律神経」のアンバランスによる脱毛となっています。さらに、頭皮phが上昇して、頭皮の正常環境が作れなくなっています。ま、やめることですね、、でも、やめると大変な環境となるでしょうが、、、それが本当のあなたの体なんですね。何処かで一線を引いて考えも体も切り替えないとあなたの人生は厳しい状況となりますね。特に、感性の強い方のようなので、、、特にです。

 4 この他に「脱ステ」に関して何かあればお願いいたします。

「脱ステ」は徐々に減量してということは出来ません。だって、ステロイドホルモンは、100万分の1gで作用するのですから、超超微量の成分が残量しているだけで体は大きく変換します。

この文章を読ませていただいて、、、、アトピーに関する考え方が甘いような気がします。すみません、、お会いもしていないのに、、、これから長いあなたの人生、どれが一番なのかしっかり勉強されて、少しでも改善方向へと向かう方法を探し出して、強い気持ちを持って頑張ってください。うん、、すみません、少し強く書きすぎましたね、、、ごめんなさい。
いろいろとすることも多いので、、、返信は要りません。これから先は、相談フォームにてお願いします。
返信2007/06/07 15:02:00 m  GSW
Re: 脱ステについて。
初めまして。アトピー性のフケで悩む薬剤師です。
>  1 「プロトピック軟膏0.1%」とは本当にステロイドが使われていないのか。そして効果はどれくらいなのか。この先生を疑うわけじゃありませんが、もしよければこの薬について少しご意見を頂きたいのです。
→ステロイドは本当に使われていません。 ステロイドと同様に皮膚炎の炎症を起こす様々な体内物質の発生を抑える薬ですが、ステロイドと違い、皮膚への直接作用が少ないので皮膚の萎縮や色素沈着がありませんが、逆に大量に使用した場合は腎障害あります。少量皮膚に塗る程度ではあまり考えなくて良いでしょう。

>  2 体内からステロイドと同じ成分が出ていると伺いましたが、脱ステをしてる人が体内からステロイドを出しやすいようにする為に食べ物や運動などで何か良い手段はあるのでしょうか。。
→ないのでは?体内ステロイドは夜中に分泌されるため、ステロイド塗ったり飲んだりするのは朝がよいとされています。ステロイドにしろプロトピックにしても量は最小限にした方が良いのはいうませもありませんが…。
>  3 頭皮に「リンデロンVGローション」を使っていると書きました。髪が薄くなることと何か関係はないのでしょうか。原因がアトピーなのか、薬の投与にあるのか、それともどちらでもなく体質にあるのか、お答えをお願いいたします。
→両方ではないでしょうか。頭皮を掻いて毛根が潰れる。ステロイドで頭皮が萎縮する。体質ではないでしょう。
>  4 この他に「脱ステ」に関して何かあればお願いいたします。
少しでもマシになった場所にはステロイドやプロトピックを塗るのをやめ、市販のメンタームADなどに切り替えましょう。日光に当たると皮膚にいる炎症を悪化させるブドウ球菌等が死にマシになることがあるので、日焼けしない程度に日光に当たるも良いでしょう。
皮膚がんの発生を心配して日光浴は控えるようアドバイスをする人がいますが、日光浴で皮膚がんになるか、ステロイドなどを長く使って別のガンになるかなんて誰もわからないし、現在の医学ではがんの発生に最も深く関わるのは遺伝的要素と言われていますから、あまり気にしなくて良いでしょう。そんなことより、これから人並みの肌で生活できることの方が重要でしょうから。

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