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はじめまして けいこ 05/14 16:08
    |-*Re: はじめまして 赤嶺福海 05/14 17:40
        |-*ありがとうございました。 けいこ 05/14 18:31
返信2007/05/14 16:08:05 けいこ  AJW
はじめまして
初めてメールをします。従兄弟の新見さんにこのホームページを紹介してもらいました。6ヶ月の娘がいます。初めての娘です。出産2ヶ月頃から、眉毛、頭皮にかさぶたのような湿疹、首、わきの下、耳の後ろが赤くなり、時にその部分が切れていました。完全母乳で、母親の食べ物が悪いとそうなると聞いていたので、野菜中心の生活、バランスのいい食事、糖分を控えるなどしていました。特に薬は使わず、よくなったり、悪くなったりを繰り返していました。5ヶ月に入り離乳食を始めてから、全身に発疹、耳の後ろは切れ、両頬、頭皮からは黄色い汁のようなものが出てきまました。小児科を受診し、顔、頭皮にワセリンを1週間ほど塗っていたのですが、一時的にだいぶよくなりなしたが、やめるとさらに悪化してしまいました。現在行っていることは、離乳食をゆっくり食べさせる(スプーンなどを口に入れておき、唾液を出させて)、脱入浴、逢水一日1回つける、便検査、毛髪検査に申し込みました。検査結果で乳酸菌を始めようと思います。現在の状況は、全身の発疹広がり、あらゆる関節の裏が赤く、頬、頭皮から黄色い液がでていてっどんどん悪化しています。相談したい内容ですが、以前病院で母乳が分泌過多といわれました。そのためか、量を飲ませなければ体重が増えていかないため、一日8回ぐらい飲ませるようにいわれそれくらいで飲ませています。その影響か、腸に傷がつき便潜血がでています。母乳を飲んだ後1時間はじっとしていなければ、少量ですがはいてしまう状態です。アトピー子は、腸が弱いと聞きますが、そういった母乳の場合は、栄養がしっかりしたミルクを少量飲ませたほうがいいのでしょうか。また、離乳食の与え方でなにかアドバイスがあれば教えてください。
返信2007/05/14 17:40:40 赤嶺福海 メールアドレスホームページ WEI
Re: はじめまして
けいこ様

新見さんのご紹介ですね、、、そうね、新見さんは1歳を経過しておりましたのでかなりご苦労されました。そして、下のお嬢さんも苦労されました。一時的に入院も余儀なくされ、厳しい環境から現在の状況まで来たのです。

お嬢さんの状況から(2ヶ月からの発症、血便などから)、間違いなく免疫過剰(アトピー性皮膚炎といわれる症状)です。出産時に受菌アンバランスとなり、腸管の調整が出来ずに、腸管粘膜が不生育となり、離乳食によって最終成分とならずに体内へ侵入し、異物判断されているのです。異物は体外へ排泄しなければなりませんが、腸肝循環出来ない成分は、第3の排泄機構「皮膚」へ痒みを与えたりして、柔らかい部位から排泄させます。

根源がここなので、この調整なしには完全克服は無理であり、時間が長引くごとに赤ちゃんは自我に目覚め、内部調整できたとしても「痒い」という感知に対して、強い力で掻き崩すため表面症状は良くなったように見えません。しかし、この時期からしっかりスタートすれば、1歳半までには完全克服できるのです。

原因は便検査を見るまでもなく明らかです。

その処置にワセリンや油脂系の保湿剤を使用することで症状はさらに悪化してくるのは、外部からの異物侵入を阻止している皮膚常在菌を死滅させ、さらに異物侵入の条件を作り出すことによるものです。腸管も外部、皮膚も当然外部、、、外部に隙間が出来ると人間は、防衛本能(生きる条件)によって阻止しようとします。その方法として、皮膚から侵入する外敵を爪で削り取り、内部の異物排泄は、柔らかい部位を破って放出させるのです。この事をストップしたら人間は正常に動かなくなるのです。菌やウイルスが皮膚から侵入して体内に回れば生きることは出来ません。内部においても同様ですが、それは肝臓がしっかりカバーしているのです。腸管を破くわけにはいきませんので、排泄ラインを利用して皮膚から出すのです。

生まれてまだ半年です。この社会の環境に合わせるのに必死で生きているのです。そして、生きるためには栄養分が必要です。その源は「母乳」なのです。どんな人間がどんなスーパーコンピューターがかかってもこの母乳成分を作ることは出来ません。(神のみぞ知る成分でしょう)
赤ちゃんは、全て自分で判断します。飲みすぎることはありません・・必要だから飲んでいるのです。この症状は異常なエネルギーを使います。大人でも我慢できない痒みとの戦いです・・この世の中で一番大きなストレスとも言えましょう。吐いても構いません、、、自分で必要な分だけ飲むでしょうし、足りない分は自分の体で補いますので心配は要りません。体内に酸素が多すぎたり、自分で手を口に中に入れたりすると吐くことが多くなります。鼻呼吸が重要になりますので、その点を気をつけてみていてください。
ミルクの補給はしないことです。母乳に勝るミルクなし。

アトピー性皮膚炎の症状を持つ子は、体重は増えません。これも痒みという強力なストレスが原因です。多くの医者は、そのアミノ酸数値を見て、「点滴しましょう」「この症状は一時的に治めたほうが良いですよ、そして、徐々にクスリを減らしましょう」と、悪魔の言葉を囁きます、、、引っかからないでくださいよ。この進行を行なえば、今の数十倍の苦労をしなければなりませんよ。

離乳食ですが、少し遅めの方がよいとは思います。遅くても何の影響もありません。しっかり腸管調整してからでも問題はありません。そうね、2ヶ月遅らせても良いでしょう。腸管整備できれば何を摂取しても構いません。(ただ、1種類を大量にはいけません、、、徐々に徐々に)

今のところどんな処置をしようと改善へは向いません。基礎条件(腸内環境、ミネラル、皮膚常在菌調整)をしっかりと整備して、日本の季節に体がなれてゆけば徐々に症状は回復方向へと向います。この秋には、峠を越えてお正月にはすっかりきれいな状況となるでしょう。(完全ではありませんが、、、)そして、来年の夏には完全克服です。
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返信2007/05/14 18:31:41 けいこ  AJW
ありがとうございました。
丁寧な返答をありがとうございました。母乳が悪いのではないかと気にしていたので安心しました。離乳食は少し遅らせ、乳酸菌をはじめたいと思います。駿ちゃんも、りんちゃんも小さいときから知っていますが、アトピーがこんなに、大変だとは思いませんでした。二人が今は元気いっぱい笑顔で乗り越えてきているので、それを励みに私もがんばりたいと思います。

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