中学生・高校生のアトピーQ&A >

【4】中学生男子  痒くて眠れない

氏名 = ○○○○くん
性別 = 男
職業 = ○○県立○○中学校
年齢 = 14
身長 = 165
体重 = 46
型 = A
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
治療 =
・ステロイド
・馬油
・アロエベラジュース
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2001
ステロイド中止(月) = 3
ステロイド歴(年) = 11
ステロイド使用頻度 = 毎日
備考 =
夜、かゆくて眠れません。 好き嫌いは特に無いし野菜もよく食べます




◇ANS
○○○様

思春期となり、身体も大人の身体になって、皮膚に炎症が出来ることは厳しいことでしょう。どれくらいの炎症度合か判りませんが、何処かで良くしなければ、これから先大人へ向かっての段階で、色々な局面に出会うこととなるでしょう。受験、入学、就職、恋愛、結婚、子育て・・ここまでは考えなくても良いとしても、これから先に色々なイベントが待ち受けています。その大事な場面で、薬物による処置を繰り返せば、永久にこの苦しみから抜けることは出来ません。多くの成人アトピーの方を見ての結果です。何処かでステロイド剤を止めようとタイミングを伺って、結果的に成人を越えることとなるのです。

2001年に中止して、以後使用していないという事であれば、今の症状が体の状態となります。結果があるのですから、必ず原因はあります。その原因を突き止め、その根源を解決しない限り、本当の解決には向かいません。「痒い」と感じたその時には、ストレスとなって体内に「活性酸素」が多く発生します。この活性酸素は60兆個といわれる細胞を破壊し続けます。その影響は、人間の身体の根幹とされる「自律神経」にも大きく影響して、交感神経と副交感神経を逆転させて、眠れなくしたり、季節を逆転させて働いたり、温度調節を逆転させたりして、通常生活にも支障をきたす症状をおこしてきます。また、この活性酸素は人間が生きるために一番重要な「腸内細菌」や「ミネラル」をもアンバランスにしたり減少させたりします。このことは、今起きている「アトピー性皮膚炎」に密接な関係であり、これらの減少は、アトピー症状を大きく悪化させる原因ともなっているのです。

普通の学生と一緒の体内バランスにするためには、この2点の調整は必須項目となるでしょう。アトピー患者700人の便検査と毛髪分析から結果が出ています。 改善方法は乳酸菌の摂取とミネラル水摂取(アロエベラでもOK)となります。摂取後直ぐには解決は出来ませんが、継続すれば約6ヶ月くらいで、普通の方と同様な体内環境となるでしょう。

この事を解決しても、皮膚調整法を間違えると、症状は大きく後退することもあります。いま、馬油を使用したりしていますが、この方法も後退の原因の一つとなり得ます。皮膚には、外敵から身体を防衛するために皮膚バリア(「皮脂膜」)で覆われていますが、この条件整備するためには、同種(馬油)の油膜では、自己で皮脂を放出することが出来なくなってきます。自己での皮脂出しを行うことが、克服条件となります。(馬油は皮脂と同一成分)末梢神経からの伝達で、皮脂出しとなりますが、その神経が馬油を脂感知すれば、その部位には皮脂を出さなくなるのです。

また、皮膚表面には「皮膚常在菌」という皮膚表面を外敵から守っている有用菌群が棲息しております。この棲息無しには正常皮膚は構成できなくなっています。この皮膚常在菌を守ることを主に皮膚調整をしない限り解決には至りません。皮膚は弱酸性(ph5)を維持して、これら皮膚常在菌は棲息しておりますが、症部分は中性(ph7)となっており、黄色ブドウ球菌などの空気中の雑菌群が棲息しています。 よって、皮膚調整の基本は、有害菌群を排除して、皮膚防衛の皮膚常在菌群を棲息させることにあるのです。有害菌群を排除し、有用菌を棲息させるには「ph4」の水系のローションが必要となります。(分子の小さいローション)当方では、「蓬水」を推薦しています。

これらの物理的処置で解決できれば、問題はありません。しかし、多くの方がこのHPを見て、不安ながらに進行していますが完全解決には至りません。これで解決できれば、乳酸菌やミネラル摂取して、ph4ローションを使用すればよくなり、誰1人苦しむ人はいなくなります。未だに多くの方々が、多くの良いとされる治療を行ってもアトピー症状に悩んでおります。

それは、「思い=意識」の差と判断しています。どれくらい自分のアトピーを理解できるか、そして、どうすれば良くなる出口を見つけられるか、そして良くなったり悪くなったりすることを理解して継続できるかにあるのです。HPなどでは、どんなことでも書けるし、信頼性に欠けます。どんな人間がどんな思いでこの活動を行っているのか、その理論は正しいのか、自分自身の目で確かめることが重要なのです。そして、家族全員が1つの思いで進行できるかにあるのです。良くなっているときは問題は一切起きませんが、環境の変化などで悪化したときには全員が動揺して、早道を探したり、逆戻りしたりするのです。私は、この克服には家族の同一の思いで、克服に向かう行動が克服の「カギ」だと判断しており、東京セミナーや大阪セミナーや金沢面談を行っています。

この事を基本に解決の糸口を見つけ、出来るだけ早く克服されることを祈ると共に、この返答があなたの克服の参考になれば幸いです。

下記に上記の内容をまとめて、処置方法や考え方などを記載しますので、参考程度にお読みください。

@基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして

A皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。

B胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。   

C学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。  

D早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。   

E笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)      

F親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族・彼全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。   

これらが基本的なプログラムとなります。

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後数ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。

中学卒業前に解決することが重要となりますが、「思い」によっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。

胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。

辛い日々が続いているでしょうが、「思い」で大きく変化します。



その他中学生・高校生のアトピーQ&A

■男子中学生
【1】15歳男子中学生・・・今塗っている薬はステロイド剤でしょうか?
【2】12歳男子中学生・・・オーダー乳酸菌製造にあたって、、、ノヴァからの依頼
【3】13歳中学生男子  何を食べてよいか判らない ステ暦12年
【4】中学生男子  痒くて眠れない
【5】中学生男子  剣道の面をかぶるのが困難となった
【6】中学3年生  4ヶ月前に出た湿疹にステ処置から始まった

■女子中学生
【7】13歳女子中学生・・・痒みが来ると止まりません、、、もういや!
【8】14歳女子中学生・・・アトピーの痕が消えません
【9】15歳女子学生・・・この先どのように進行したらよいのでしょう?
【10】痒みも激しくなり夜も眠れないくらいの痒みが襲ってきます
【11】中学2年生  これってアトピー?
【12】中学1年生 生まれて直ぐに捨て処置 13年間

■男性高校生
【13】18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい
【14】男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム
【15】17歳高校3年生男子のアトピー性皮膚炎・・・サッカー部

■女性高校生
【16】16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。
【17】高校2年生女子 いつステロイドが効かなくなるか不安です
【18】高校3年生女子 3月の卒業式まで治したい