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【16】16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。

氏名 = I
性別 = 女
職業 = 高校生
年齢 = 16
型 = AB
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1988
発病月 = 7
治療 =ステロイド
温泉湯治・・・朝・昼・晩30分温泉(湯でも可)につかる。(小学3年まで
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 1995
ステロイド歴(年) = 7
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
備考 =生まれつきアトピーがあり、少しはよくなった今でも顔・腕・首のかゆみ・赤みに苦しんでいます。 特に顔が深刻です。高校生なのに化粧もできないばかりか、人と接することすら不安になってきています。将来も仕事につけないのではないかと・・・。



◇ANS

I 様
幼少からの発症で、ステロイド剤療法、温泉療法と行い、現在に於いてもステロイド剤の処方と設定してご返答申し上げます。お年頃の娘さんとしては、顔などに症状が出た場合は、かなり厳しい精神状態となるでしょう。このことが、アトピーの問題といえるのです。痒くて、表面に炎症が出るために、周りの目を気にすることが多くなり、体内では大量の活性酸素が発生して、細胞を破砕してゆき、痒みも強くなって正常皮膚の範囲が少なくなってくるのです。

人生80年と設定するならば、このままの残り60年間を生きていかなければならないなんて、とても苦痛に耐えられないことです。何処かで一念発起、自分の人生を見つめ、この社会・自然環境の中で解決してゆかねばなりません。人間だから、克服できるようになっています。(ステロイドを使用している以上、少々の苦労は伴いますが、必ず解決できます)

アトピーである方とそうでない方の差を無くすことと、アトピーである現状を理解して解決に向かう方向をしっかりと定め、コツコツと一歩一歩進むほかありません。魔法のようにアッという間にということは考えられないのです。なかなか良くならず、「やっぱりダメかぁ」と、次の療法を探し求めて右往左往するのが現状で、現在700万人の方がその環境にあるのです。(重症の方は、その4分の1程度でしょう)これも、ステロイド剤の影響が難治化させているもので、人間に重要とされるステロイドホルモンをいとも簡単に処方するために、自己のステロイドホルモンが必要な細胞に正常に作用しなくなることから、人間の母体を揺るがすような症状が起きてしまうのです。その継続は、さらに難治化が進み解決策を失うが如く現在も進行しています。これを、あざ笑うがの如く医師会や厚生省、製薬会社は、何も対策をとっていこうとはしません。あるのは、経済が潤うこと、天下りのしやすい環境を作り上げることを目的に動いていれば、ステロイド被害を解決する方法は生まれません。

ご存じと思いますが、このステロイド剤の使用は人間の身体の根底を揺るがす薬といって過言ではないでしょう。大きな副作用が重く身体にのしかかり、解決策から大きく遠ざかることとなります。自己のステロイドは、自分以外の方への影響はありませんが、処方されるステロイド剤は、私にもあなたにもあなたのご両親にも総理大臣にも知らない方々にも作用するのです・・いわゆる、フリーステロイドなのです。その侵入は、その細胞にしか作用させないために「鍵穴」をもって受け入れしていますが、その鍵穴は時間と共にフリーステロイドの形に切り替わります。そして、離脱を試みて自己のステロイドが細胞に作用しようとしても、鍵穴の違いで作用せず、人体を大きく揺るがす症状が発生して、精神的にも「鬱」状況を作ることとなります。とても厳しいです・・第二次成長期を越えると、人目があるために活動的になることが出来ず、もう絶えられないと、断念せざるを得なくなるのです。(0歳であればステロイド使用しなければ解決できる・・人目の意識がないために)

元々の原因は何であったかを理解しなければ、この解決の根源を探し出すことは出来ません。当方で、追究した結果はHPでも掲載しているように、誕生時点での菌摂取のアンバランスによって、アトピーの直接原因である「免疫過剰」が起きて、必要なタンパク質に於いても過剰反応を起こし、ヒスタミンやロイコトリエンという物質により、痒みや血管拡張、筋肉の収縮などが起きてアトピーや喘息が発症してゆくのです。その根源は、腸内細菌によるものといわざるを得ません。その解決なしに進行すれば、原因を無視して結果のみで進行することとなり、根源解決のない処置法となります。結果には必ず原因があるのです。「痒い」という信号は、ストレスとなり「活性酸素」となって「腸内細菌」や「ミネラル」を減少させることとなり、原因とされる「腸内細菌」や「ミネラル」の根源をさらに悪化させることとなり、克服から遠ざけることとなっているのです。年月が進むことにその差は大きくなりますし、解決にも時間を要することとなるのです。

温泉治療に於いても当方のHPでは、完全克服を遅らせる要因と記述していますが、その理由は、正常皮膚に棲息する皮膚常在菌という体を守っている菌群が、風呂の浸透圧によって死滅してゆくからなのです。(詳細は下記を参考に)

また、皮膚の調整も逆方向に進行している様な気もします。外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。

これらのことを基準に進行することが、厳しいアトピー完全克服(再発なし)における基本と判断しています。また、多くの克服者を生みだし、再発者のいない所以でもあるのです。

これから「就職」「恋愛」「結婚」「出産」「子育て」と女性の大仕事が山積みとなっています。いろいろなストレスも緊張期も出てくるでしょう。しっかりした基礎体力と正常な身体条件にすることが、常に安定した状況で対応できることとなるのです。特に出産は、あなたの分身が生まれることとなり、あなたが生まれた本来の大目的となるのですから、正常な条件で出産に望むことが必要です。

簡単には解決しませんが、今あるあなたの状況を把握して、これからどうすれば、どの時期に克服できるのか、しっかり目標を定めて「コツコツ」と歩んでいくことが重要です。また、一直線では解決しませんが、悪くなる時期を少なくすることが解決のポイントです。不安を少なくするために当方は存在しておりますので、何なりとご相談されればよいでしょう。

以上が克服のための基本的な考え方です。以下に克服のシュミレーションを記しますので参考程度にお読み下さい。

@親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。

A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして

B皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、 有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。

C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、 この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという 方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。

D学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起 きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。 ※必要であれば学校には「サポート依頼書」を作成して送付しても構いません。それにより、学校も理解してくれ るし、同僚も理解できるポイントを作る。

E早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになる と考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこ の状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。 ・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。

今の学生生活の内に解決することが重要となりますが、思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。

ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。 胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。
・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。




その他中学生・高校生のアトピーQ&A

■男子中学生
【1】15歳男子中学生・・・今塗っている薬はステロイド剤でしょうか?
【2】12歳男子中学生・・・オーダー乳酸菌製造にあたって、、、ノヴァからの依頼
【3】13歳中学生男子  何を食べてよいか判らない ステ暦12年
【4】中学生男子  痒くて眠れない
【5】中学生男子  剣道の面をかぶるのが困難となった
【6】中学3年生  4ヶ月前に出た湿疹にステ処置から始まった

■女子中学生
【7】13歳女子中学生・・・痒みが来ると止まりません、、、もういや!
【8】14歳女子中学生・・・アトピーの痕が消えません
【9】15歳女子学生・・・この先どのように進行したらよいのでしょう?
【10】痒みも激しくなり夜も眠れないくらいの痒みが襲ってきます
【11】中学2年生  これってアトピー?
【12】中学1年生 生まれて直ぐに捨て処置 13年間

■男性高校生
【13】18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい
【14】男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム
【15】17歳高校3年生男子のアトピー性皮膚炎・・・サッカー部

■女性高校生
【16】16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。
【17】高校2年生女子 いつステロイドが効かなくなるか不安です
【18】高校3年生女子 3月の卒業式まで治したい