佐々木様

本のご購入ありがとうございます。

ステロイドホルモンという成分は、100万分の1gで作用するものなのです。ということは、いま使用しているステロイド剤の量を徐々に減らしたとしても、充分に作用します。また、ステロイドホルモンという生理活性物質は、直接作用のために記号を持って必要場所に作用させています。いまご使用のステロイド剤は私にもあなたにも同じ薬で作用するのですが、私のステロイドホルモンはあなたには作用しませんし、あなたのステロイドホルモンは私には作用しません。それは自己記号を持って作用しているからなのです。いま体を動かしているステロイド剤は無記号ですので、受け側の鍵穴も無記号となっているのです。よって、あなたの自己記号ステロイドホルモンは、必要なその場所には作用していません。

お仕事もあり、休むことも出来ないので徐々に減らしてリバウンドを少なくして改善へ持ち込みたいと誰もが思います。そして、多くの方が実践もしてきたことでしょう。しかし、全ての皆様が改善できないのです・・それは上記の理由のためにアトピー症状の根源である基礎条件を整備しても誰もが通らなければならないために、踏み切れないで困っているのです。

仕事が大事か体が大事かという決断を持って進行しなければ解決できません。結論は、減ステ療法なんてありえません。

2年前からの発症なので、少しの条件整備で解決しそうな気もしますが、、、、。克服の理論を会得することと、職場の条件整備、自宅での生活改善等で間違いなく改善へ至ります、、、少しの時間は苦しみますが・・。