あいこ様

どんな環境でどんな経過でどんな症状なのか不明ですが、顔や首などへの掻き崩しは、寝ている時に発生するのでしょう。また、起きている時も無意識に掻痒行為が行なわれるのかもしれません。

何で痒みが発生するかということです。それはあなた自身の体を守るために起きる感覚なのです。異物の侵入を防ぐこと、物の排泄を行う時に起きる感覚なのです。それらの異物が体に滞ると体は正常に働きませんし、命も危なくなってくるのです。だから、正常なのです。というより、その様な感覚を起こす原因を解決しなければならないのです。

異物の侵入は外部からということになりますが、その外部は皮膚と胃腸管内です。その部位には必ず異物侵入を阻止する「有用常在菌」が棲息して体を守っているのです。その有用菌が少なくなったり、何らかの処置で失ったりする現在の医療であったり、社会環境なのです。ここを重視し処置すれば異物侵入は阻止できるようになります。

また、腸内細菌の減少により、体内で必要な成分が不足して、各臓器が正常に働きません。特に排泄器官である肝臓や腎臓の機能低下は、体内に不用成分が滞り、第3の排泄機構「皮膚」から痒みを与えて掻き破り排泄することになります。

この痒みはあなたにとっては厳しい感覚でしょうが、生きるためにはとても重要なのです。皮膚の崩れは、成人女性にとって厳しい環境となりますが、末端処理での解決でなく、時間は要しますがこれからの長い人生をみて根源解決しなければなりません。

表面だけの問題で起きている場合は、蓬水処理で雑菌の侵入阻止と有用皮膚常在菌の棲息を目的に行なっていますので解決方向へと向うでしょう。ただし、炎症部位や掻き崩し部位をお湯につけたりしないことです。浸透圧や水分浸透によって感染状態を引き起こします。

痒みだけを止める薬が出現すれば人間は死と直面しなければなくなります。