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返信2007/11/21 21:54:17 赤嶺福海 メールアドレスホームページ 
Re: 脱ステ後5年。なかなか克服できません
ニシ様

20歳を過ぎてからの一番大事な時期を迎えての苦労はいかばかりかと、自分に置き換えても恐ろしくなります。医者の無責任とでも云いましょうか、他人事と思っての診察と治療は多くの青年に苦労を負わせました。

乳児の時からの症状回復にステロイド剤の処方となったのでしょうから、これまでにどれだけの量を入れたことでしょう。症状の根源の解決には至らず、表面の処置に奔走した親の気持ちもわかります。
まだ、本当の根源治療の情報が少ないために苦しい思いをされたことでしょう。一時的結果中心の治療ではなく、自分の体を通してアトピー症状の理論や治療法はある程度判断できると思います。

おそらくお察ししていることと思いますが、今までの治療法は逆方向へと進んでいます。漢方の治療もその逆方向の治療のひとつとなっています。当然、ステロイド剤やプロトピックも表面だけの処置というより、さらに厳しい状況を生み出す副的作用が多く秘められています。

簡単な考え方ですが、今の症状もスタートの根源も異物が体の外部(皮膚と腸管など)から侵入するために、体は「痒み」を発生させるのです。異物の侵入を阻むためと腸管から侵入した異物を排除するためです。また、漢方など(ステロイド様成分を含んでいる)の継続は、肝腎機能が異常に低下して、余剰成分を肝腎臓で排泄できなくなり、リンパラインから排泄させます。肝臓を患っている方に強い痒みが起きるのはこのためです。

ヨーグルトを批判する漢方医の先生が、このアトピー症状の原因や解決法を教えてくれたでしょうか?
使用の漢方薬の成分やその成分のメカニズムや克服システムを理解できるように教えてくれたでしょうか?彼らでは無理なのです。

外部からの侵入を阻むためには、皮膚と腸管の粘膜を調整しなければ阻止することは出来ません。その粘膜の上部にはどちらも有用菌群が棲息して、異物の侵入を阻んでいるのです。さらに、phも空気phと差を出し、弱酸性で推移し、空気中に棲息する雑菌やウイルスなどが棲息できないようにしているのです。この事の理解が重要となります。当方の指導もこの簡単な基本理論から成り立って多くの結果を生んでいるのです。

状況はかなり厳しいようですが、どこかの基点で克服方向へと移動しなければなりませんね。有用菌群の活性が克服への道なのです。ミクロの菌群ですから克服のスピードは目には見えません。良くなったり悪化したりの繰り返しをしながら、基礎条件を一歩一歩積み上げて落下しない体となって行くのです。長い年月の症状なので、簡単には解決はしないでしょうが、一歩のスタートは必要です。残りの人生約60年です・・・2,3年なんて短いものです。

あまり窮屈にならずに、楽に笑って胸張って早起きして頑張りましょう。

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