アメリカ駐在妻様

異国の地での症状悪化に戸惑っていることと思います。詳細はわかりませんが、今の症状はステロイド剤による影響だと推察できます。自己のステロイドホルモンが一生懸命頑張っても、受容体の違いで作用できません。よって、抗炎症作用や抗ストレス作用も低下して、今の症状と思いますのであと数ヵ月は一進一退の症状が続くことでしょう。

ただ、ご家族のためにもどこかで解決の方向へ向わなければなりませんので、ステロイド剤の離脱に邁進するべきと思います。闇雲にステロイド剤を外して保湿するのでは解決には至りません。しっかりと克服の理論を理解して、腸管環境、皮膚環境のシステムを調整することで解決に至ります。まずは、もともと症状が出た根源を理解しなければなりません。いくら高い化粧品や保湿剤を使用しても意味はありません。

体の外部から異物が侵入することであなたの体は防衛システムを作って、いまの症状となっているのですから、その外部の条件整備が優先となります。

その外部とは、皮膚であり、腸管なのです。これらの外部の全ては粘膜であり、その上には外敵から身を守る「有用菌群」が1平方センチ当たり約100万個棲息して守っているのです。この条件を作れば、あなたの体で必要とされる条件を満たすことになります。

まず、皮膚家への受診は止めるべきです。アメリカは特にステロイド剤一本やりです。

お子様のためにも一次的な症状はいた仕方ありません。少しの間辛くても、これから先発症しない体にすることが優先ではないでしょうか。
長い間の症状ですから、循環器系もかなり低下されているものともわれます。この調整にも多くの時間を要しますので、焦らずに一歩一歩前進してください。

ご質問のカサブタの上に処置しても良いかということですが、見辛くてもカサブタが出来ているということは、回復の条件となります。その部位からの異物侵入はないということなのです。魔法のように直ぐには解決しません。かならず、その条件整備をしながらの改善ですから、時間はかなり要します。ご主人とも協力して、克服理論を理解して前進しましょう。これからは、その場しのぎの処置ではなく、必ず理解して行動（処置）することが重要なのです。大丈夫、半年くらいは厳しいかもしれませんが、将来50年のために行動あるべきです。