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返信2009/01/08 12:35:57 赤嶺福海 メールアドレスホームページ 
Re: 追加で質問です
サクラ様

返答が大幅に遅れました。

4ヶ月のお子様の症状に苦慮していることでしょう。何かの原因(走破による薬剤摂取・塗布かも)でこの症状となっておりますが、結果的には免疫過剰=アトピー性皮膚炎となりますが、その根源を追求すると腸管粘膜の不安定と、腸内細菌の減少が見られます。後者の原因が根源と思われ、その作用から考えるとこの症状も致し方ないところです。毎日摂取する母乳においても全て分解消化できず、一部異物で侵入するペプチド成分を排除するのに苦慮し、第3の排泄機構「皮膚」より、痒みを感知させ掻き破り排泄されます。

出産前、出産時における何かの原因で、上記の症状となったのでしょうが、この根源を解決しない限り、ステロイド剤や非ステロイド剤を使用しても解決に至るどころか、症状をより悪化する原因ともなります。
この症状解決には、上記の通り腸管内部の改善と皮膚粘膜の改善が克服の基本となります。また、ミネラルの問題はありますが、完全母乳ということであれば飲める範囲で結構です。但し、希釈倍率だけは徹底してください。最低でも50mlに1滴添加という10000倍以上の希釈率でお願いします。

そうそう、これから数ヶ月、、そうですね、生後7,8ヶ月までは厳しい状況は見られるかもしれませんが、その機を境に一転症状は改善方向へと進みます。それまでは、過去の掲示板や相談返答を参考に、基礎条件整備と蓬水による皮膚粘膜の悪化を防ぐ方法で進行してください。ご主人やご家族等は首を傾げるかもしれませんが、脱入浴も感染せずに皮膚炎症を最小限に防ぐ方法となります。とにかくカサブタを多く作りながら進行することです。掻けばジュクジュクになりますが、そんなことは関係ないのです、またカサブタを作ることに集中することです。今の時期は、悪化の一途ですから、抱きしめて「大丈夫大丈夫!」と母親の安心心音を薬にして頑張りぬくことです。

また、ご主人の理解応援も母親安心の重要なエキスとなりますので、手を取り合って頑張り続けてください。今からの進行であれば必ず1歳半を迎えるときには、素晴らしい笑顔とピカピカの皮膚のヤンチャな男の子となっていることでしょう。

そして、質問返答ですね。

1、完母です。湯さましを嫌がり飲んでくれないので、人工ミルクにミネラルを入れて飲ませています。しかし人工ミルクだと便の出が悪くなるような気もするし、なるべく完母でいきたいのですが、子供が吸ってくれると乳もよく出るのですが、搾乳だとなかなか出なくて50CCを搾乳するとなるとかなり時間がかかり、毎回大変なのでついミルク頼ってしまっています。
どこかの書き込みで、乳酸菌とミネラルを子供の口にポイっと入れてから授乳している方がいらっしゃるというのを見たのですが。

ANS:先述しましたようにミネラルは希釈倍率が重要となりますので、同時に入れることは出来ませんし、辛すぎて飲めないでしょう。先ほども書きましたように母乳であればミネラルのことは大きく心配要りませんので、ミルクは入れず母乳で進行しましょう。赤ちゃんにとってこれほどの食材は世の中にありません。母乳は神が創った素晴らしい赤ちゃん用のご飯です。


2、乳酸菌もミネラル同様にミルクに混ぜて2本/日飲ませています。時々乳吐きがあり吐いてしまうこともあるのですが、追加で飲ませるほうが良いのか迷う時があります。でも飲ませすぎで何か問題が起こってしまうことがあったらだめだし‥。
どうでしょうか?

ANS:乳酸菌を摂取しすぎて問題は起きません。母乳で行けば乳酸菌は湯冷ましか直接摂取となります。直接の場合は、指を少し舐めて湿らせ乳酸菌をひっつけて直接口に入れて摂取させてください。赤ちゃんは、これが必要なものか否かは判断します。吐き出すのは、ミネラルが濃かったのでは・・・。吐き出した場合は、乳酸菌のみ少し足した方がよいかもしれませんね、それが克服の最重要基本部分だから。

Q:PHAローションは小さな注射器の目盛りを使ってPHAローション0.1ml、蓬水0.5mlといった具合で混ぜて使用しています。
混ぜたものはそのつど使い切るべし何でしょうが、少し余ってしまったものを時間がたって使うのは最大どのくらいまでなら可能でしょうか?

ANS:どうでしょう、PHAローションは、もう蓬水の容器の中に直接入れては如何でしょう。1回1回計量する事もなくなりますし、新品の蓬水の場合は、5分の1だけ抜き取って他の容器の保存して、その容器にも20%PHAローションを足して使用すればよいでしょう。


Q:脱入浴しています。一日一回濡れタオルを電子レンジで温め軽く冷ましてから全身清拭しています。
ジュクジュクした部分も含め濡れタオルで拭くのは菌の侵入の原因になりますか?
やはり何もしないほうが効果的でしょうか?

ANS:脱入浴は皆さんに理解していただいて是非継続してください。全身清拭もいりません。特に濡れたタオルでは、雑菌の温床ともなりかねません。股間と頭だけは、少し拭いてあげて、蓬水処置してください。兎に角、感染の原因は絶つことです。

Q:赤ちゃんは手足で体温調節をしているので冷たくても大丈夫だと聞きますが、手足が冷たいのとアトピーは関連ありますか?

ANS:そうです、大いに関係はあります。殆どの赤ちゃんは手足は冷たいです。痒みと不安によるストレスで、体内には大量の活性酸素が発生して、腸内細菌不安定と代謝機能低下のために冷たくなるのでしょう。当然血行も悪くなっています。ただ、改善と共に手足の温かみは状態と比例してよくなってきますのでご安心ください。

Q:ちなみに今の季節(大阪です)、4か月の乳児で、自宅でいるときは長そで肌着+綿の長そでロンパース+毛のベストで過ごしています。暖房は日中は付けず炬燵のみです。そのつど毛布で調節しています。靴下は外出時のみです。やはり薄着でしょうか?

ANS:大阪でも冬は寒いでしょうね。赤ちゃんの状態によっても感知温度はそれぞれ違うでしょうし、厚着判断は皆様ですが、暖かすぎることがアトピー症状には一番の敵となります。代謝率が悪いために体温が急上昇してゆきますので気をつけましょう。特に外気の温度と室温の差が15度を超えないことを意識して進行してください。それを超えると、熱代謝できなくて異常な痒みが発生します。そうね、、17,8度設定でいいんじゃないでしょうか。寒くないように室内では寒くない程度の厚着をしましょう。

今は本当に辛いでしょうが、この根源解決を目指せば必ずピカピカの状態を取り戻します。そして、どの赤ちゃんよりも健康体となるのです。ご主人と一緒に頑張ってください。

風邪引きも解決のポイントとなりますので、風邪薬の使用は厳禁ですよ・・・子供は風邪を3回引くと改善する!
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