大学生のアトピーQ&A・・・もう、大人の仲間入りといってよい年齢だが、目的を持っての大学生活。 高校とは違った自由な環境でもあろうが、中間を過ぎるとひしひしと迫ってくる社会人のプレッシャーが毎日襲ってくるものだ。中学生になればよくなるといった医者の言葉を信じて進行してきたが、 ここまで遅れれば「このまま良くならないのでは・・・?」という不安な思いが体全体に走る。そして、右往左往とあらゆる治療法に目を向け試してゆくが、改善に兆しが見えずさらに不安が襲ってくる。男性と女性では、もう体の仕組みが違うので考え方や行動も異なってくるし、同年齢の学生と比較して焦るのだ。特に男性は女性、女性は男性の付き合いなどは二の足を踏むこととなり、人の目を異常なほど感じることとなる。これは全てストレスとなり、さらに悪化の条件をはぐくむのだ。ここまできたら、腹をくくって将来のために頑張りぬくことだ、大学生!!
氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 営業
年齢 = 21
身長 = 153
体重 = 47
型 = B
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0.1
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 = ハーモニー水
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 =
発病月 =
治療 = 出生後アトピーが出てから母子ともに母乳の為、アレルギー症状の出やすい食べ物(卵など)を一切取らないようにした、ステロイドは使用して無い。その後ステロイド使用せずアトピー改善効果のある漢方薬を一年位飲んだが、薬を使用しなかったため全身に症状が広がったので、病院でステロイド薬を使用し治した。それから、アトピーが悪化したときのみ使用した。高校生の時にはあまり出なかったのでほとんど使用はしてなかったが、働きだしてからストレスで悪化したため、勧められた病院でデルモベートのステロイドを出され強い薬と知らずに使用。それからしばらく良かったがまたアレルギーが悪化した際、再度使用したが効果が悪くなり、ステロイド離脱をスタート。半年したがかなり悪化し仕事に支障が出たため、親戚がアトピーが治ったという大分市の松山医院でステロイドを再度使用。特に食事両方はせず過ごしたが、薬を使いだしてから部分的だったかゆみが全身に広がり全身にアトピーが広がる。治っては悪化の繰り返しになりステロイドを使用するのが恐くなり乳酸菌のサプリメントやハーモニー水(アトピーにいいと言う水)などを摂取しながら(摂取期間1ヶ月半)アトピーが良くなったところでまた離脱を開始。現在二週間くらいです。顔の目周り口周りと肘の裏、膝の裏が広い範囲で赤紫色になり汁が出たりかいて血が出たりしている、じゅくじゅくはしてなくガサガサの状態です。
住居年 = 20
住居築(月) =
リフォーム(年) = 1999
リフォーム(月) =
シロアリ除去(年) = 2005
シロアリ除去(月) =
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2007
ステロイド中止(月) = 3
ステロイド中止(日) = 14
ステロイド歴(年) = 17
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
アレルゲンその他 =
備考 = これからどういうふうに治療していけばいいのか教えて下さい。
◇ANS
○○ ○○様
お化粧品の販売でアトピー症状がでていると、お仕事にも差し支えることでしょうが、何度も襲ってくる症状にやり切れない思いであろうとお察しいたします。生後まもなくのアトピーの原因は、間違いなく免疫過剰であることから腸内環境の崩れにあります。これは出産時の受菌バランスが不安定だったのです。
ここが根源である以上、この調整は必須となるのですが、表面処置を中心とした処置に時間を費やしました。その間も痒みによるストレスや思春期のストレスによってさらに条件は悪くなります。腸内細菌の減少、ミネラルの減少、皮膚表面の処置違いなどによって症状はさらに悪化するのが普通です。
いろいろなことを勉強されて、改善方向は徐々に正常となっているようですが、根幹を改善する条件とはなっていません。大分市の松山先生もアトピーでは有名ですが、結果的に一時的に症状を抑えるために「ステロイド剤」を使用するのでしょう。徐々に減らしてアトピーが改善するのであれば、誰も苦労する方はいないのです。人間は食べて生きています。その食材から体に必要な3000種類の成分をすべて作り出して必要細胞へ送り体は正常に動いているのです。その役割が「腸内細菌」であり「ミネラル」なのです。食は薬なのです。そのステロイドホルモンも腸内細菌が作り出すのです。
この根源に医者は誰も気づきません。医大での必須習得項目に「微生物」はないのです。これらの勉強は全て人間の体とは関係のない「農学部」なのです・・・不思議でしょう。
実は、皮膚表面全体にも全て有用菌が生息して、外部の異物侵入を防いでいるのです。その数、1平方センチに約100万個という膨大な数の菌が棲息して体を外敵から守っているのです。この事も皮膚科医は知らないのですから、治療の根幹が狂うことになるのです。
ここまでは、基礎的なことなのですが、実際にあなたが良くなるためには、何としてもこの基礎条件を整備しなければ解決の方向には向いません。一時的に良くなるということではなく、もう再発しない体にしなければならないのです。
離脱して2週間ということは、現在1ヵ月半となっているのでしょう。状況は季節の変化もあり厳しい状況にあるのかもしれませんね。でも、何処かで行なわなければ、あなたは一生この繰り返しをすることになるのです。特に、皮膚表面の処置を間違えた場合は、有用皮膚常在菌の棲息が激減して、皮膚は黒くなり、光を無くすことになります。さらに、その若さでは大きなストレスが起きて、腸内細菌、ミネラルのバランスまで失い、自律神経が逆転してさらに厳しい状況になった方を多く見ます。
厳しいことを書きましたが、大袈裟ではありません。まだ、21歳・・。これから多くのイベントが残されています。恋愛、結婚、出産、子育てと女性として華やかでもあり、重要な仕事があるのです。そして、残り60年の人生を健康で有意義に過ごすことが、次の世代をになう健康な子供たちを作って送り出す使命もあるのです。
下記に参考となる各条件を記載しますのでお読みになって、あなたの改善の目安としてください。速い方では1年、遅い方でも2年である程度の再発しない条件まで進行できます。
-------------------------------参考文------------------------------
アトピーである方とそうでない方の差を無くすことと、アトピーである現状を理解して解決に向かう方向をしっかりと定め、コツコツと一歩一歩進むほかありません。魔法のようにアッという間にということは考えられないのです。なかなか良くならず、「やっぱりダメかぁ」と、次の療法を探し求めて右往左往するのが現状で、現在700万人の方がその環境にあるのです。(重症の方は、その4分の1程度でしょう)これも、ステロイド剤の影響が難治化させているもので、人間に重要とされるステロイドホルモンをいとも簡単に処方するために、自己のステロイドホルモンが必要な細胞に正常に作用しなくなることから、人間の母体を揺るがすような症状が起きてしまうのです。その継続は、さらに難治化が進み解決策を失うが如く現在も進行しています。これを、あざ笑うがの如く医師会や厚生省、製薬会社は、何も対策をとっていこうとはしません。あるのは、経済が潤うこと、天下りのしやすい環境を作り上げることを目的に動いていれば、ステロイド被害を解決する方法は生まれません。
ご存じと思いますが、このステロイド剤の使用は人間の身体の根底を揺るがす薬といって過言ではないでしょう。大きな副作用が重く身体にのしかかり、解決策から大きく遠ざかることとなります。自己のステロイドは、自分以外の方への影響はありませんが、処方されるステロイド剤は、私にもあなたにもあなたのご両親にも総理大臣にも知らない方々にも作用するのです・・いわゆる、フリーステロイドなのです。その侵入は、その細胞にしか作用させないために「鍵穴」をもって受け入れしていますが、その鍵穴は時間と共にフリーステロイドの形に切り替わります。そして、離脱を試みて自己のステロイドが細胞に作用しようとしても、鍵穴の違いで作用せず、人体を大きく揺るがす症状が発生して、精神的にも「鬱」状況を作ることとなります。とても厳しいです・・第二次成長期を越えると、人目があるために活動的になることが出来ず、もう絶えられないと、断念せざるを得なくなるのです。(0歳であればステロイド使用しなければ解決できる・・人目の意識がないために)
元々の原因は何であったかを理解しなければ、この解決の根源を探し出すことは出来ません。当方で、追究した結果はHPでも掲載しているように、誕生時点での菌摂取のアンバランスによって、アトピーの直接原因である「免疫過剰」が起きて、必要なタンパク質に於いても過剰反応を起こし、ヒスタミンやロイコトリエンという物質により、痒みや血管拡張、筋肉の収縮などが起きてアトピーや喘息が発症してゆくのです。その根源は、腸内細菌によるものといわざるを得ません。その解決なしに進行すれば、原因を無視して結果のみで進行することとなり、根源解決のない処置法となります。結果には必ず原因があるのです。「痒い」という信号は、ストレスとなり「活性酸素」となって「腸内細菌」や「ミネラル」を減少させることとなり、原因とされる「腸内細菌」や「ミネラル」の根源をさらに悪化させることとなり、克服から遠ざけることとなっているのです。年月が進むことにその差は大きくなりますし、解決にも時間を要することとなるのです。
また、皮膚の調整も逆方向に進行している様な気もします。外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。
簡単には解決しませんが、今あるあなたの状況を把握して、これからどうすれば、どの時期に克服できるのか、しっかり目標を定めて「コツコツ」と歩んでいくことが重要です。また、一直線では解決しませんが、悪くなる時期を少なくすることが解決のポイントです。不安を少なくするために当方は存在しておりますので、何なりとご相談されればよいでしょう。
以上が克服のための基本的な考え方です。以下に克服のシュミレーションを記しますので参考程度にお読み下さい。
@親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
D仕事に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
※必要であれば職場には「サポート依頼書」を作成して送付しても構いません。それにより、学校も理解してくれるし、同僚も理解できるポイントを作る。
E早起きの励行
※仕事が休みでも必ず早起きは行う。
アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)
以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意
識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。
思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。
ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。
胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。
・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。