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【11】小学校1年生の女の子・・生後まもなくより発症 卵白レベル6

氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
職業 = 小学校1年
年齢 = 6
身長 = 112
体重 = 17
血液型RH = +
型 = A
血圧1 = 95
血圧2 = 110
視力(右) = 1.2
視力(左) = 1.2
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 2002
発病月 = 9
治療 =
生後1ヶ月から 乳幼児湿疹 オムツかぶれがひどく ステロイドは怖いと思いながらも一番ひどいとき少しだけ使用していた。  1歳前に離乳食で初めて食べた卵で、湿疹がでてステロイド使用。血液検査の結果 卵白卵黄ともに6クラスのアレルギーがあり、除去食を始める。 2歳前に予防接種のため、再度血液検査をしたところ、アレルギーの数値は正常であったため、少しずつ卵(加工品から)を食べ始める。 その後も、ひざ裏、ひじ裏が時々赤くかさかさしては、亜鉛化軟膏を塗り、ひどいときはステロイドを繰り返す。

この夏虫刺されで、リンデロンを多めに使ったり、小学校受験のストレスもあってか、ひじひざ裏がひどくなり、ステロイドを塗っても治らず、逆に広がりぶつぶつも出てきた。再度病院での血液検査の結果、卵牛乳が1クラスのアレルギーある。 今まで顔首には出たことがなかったが、首のかさかさなどがまったくなく、風邪も引いていないのに、首が暑くてたまらないといい始める。リンパが腫れているのか?ステロイドの副作用か?と怖くなり脱ステを決意。横浜の脱ステ病院を探し指導の下、セレクト服用のみで、脱塗り薬脱保湿を行っている。

油糖分の除去や生活環境改善にとりくみつつ、根本的な改善ができるか不安で色々と調べていたところ、アトポスのことを知る。現在体中がかさかさ、ところどころぶつぶつもある。一刻も早く赤嶺先生に面談していただきたいと願っております。

住居年 = 6
住居築(月) = 3
ステロイド離脱経験 = 無
ステロイド中止(年) = 2007
ステロイド中止(月) = 11
ステロイド中止(日) = 22
ステロイド歴(年) = 6
ステロイド歴(月) = 2
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = 卵
アレルゲン = 牛乳




◇ANS
○○○様

30日(金)の面談お受けしていますが、その前に基礎的な克服理論や処置などをお知らせします。

生後1ヶ月からの乳児湿疹やかぶれ、1歳前後での卵反応などから推察して、間違いなくアトピー性皮膚炎(免疫過剰)であることは間違いありません。この根源は、腸管粘膜の悪化からスタートしたものであることも認識しています。食物アレルギーでも免疫過剰であっても、腸管との関係は深く、必要成分であっても異物と判断するシステムとなっているのです。ココが第一の問題点です。

第二にその影響で起きた異物排泄の痒みによって、皮膚が崩壊して空気中の異物を体内侵入阻止のために起きる痒みが、さらに大きな症状を生んでいるのです。その処置に使用するステロイド剤や保湿剤によっても影響を受けて、皮膚粘膜の構成が出来なくなっているのです。

腸管粘膜の構成も皮膚粘膜の構成も、その部位に棲息する「有用菌」が減少することで起きています。皮膚科医も小児科医もこの存在を知らないし、phのことも無視して処置しているのです。症状の根源を知らずして正常な処置は出来ません。横浜のY医師でしょうか、、、? 彼もその改善処置にははるかに遠い方針となっています。脱保湿しても解決には至りません。国立名古屋病院にも脱保湿を方針に脱シテ指導していた先生が居ましたが、限界を知り学会から葬られ美容形成のクリニック開業医に変身しました。菌のことは、医大でも研究医でも学習はしません。その事を知らずして解決には至りません。

ただ、当方の理論を進行しても、この年齢では簡単に解決には至りません。おそらく、数年の経過でやっと大きく悪化しない程度の改善と推察します。しかし、長い人生から考えれば、本当の解決方向へ向わなければなりません。第二次性長期まで完全な克服は出来ないように多くの統計から、マイナスな報告となります。それは、まだ理論理解できないことで、体への克服伝達が効かないのです。8,9歳になるとある程度理解できますので、この時期には一気に回復すると思います。体は本人の意識通りに動くのです。この年齢より長年薬物療法していた大人の方が意識(理論理解)が強いために改善は早くなることを多く見ています。 2〜9歳前後は改善には一番難しい年齢です。

面談時にお会いして判断したいと思いますが、改善スピードの遅い年齢ということだけお知らせしておきます。(全員ではありませんが・・)

また、父親の理解も重要なポイントとなりますので、面談時までにはある程度の理解をお願いします。医者でもないし薬剤師でもない私の信頼感はありません。しかし、克服の実績や理論は日本で唯一と自負はしています。面談目的は、松永様が当方へ来て、私のイメージと場所や作りを確認することと、私がお子様や家族を確認して、どれくらいで改善するかの判断なのです。また、やらなければならない事項の伝達が目的なのです。

■下記に当方の理論や指導法などをお知らせいたしますので参考にしてください。

まず、この症状の根源は出産時または出産後の授菌バランスが狂ったことにあります。通常、この社会で生きるための免疫を構築するために乳酸菌を摂取するのですが、何かの原因でその条件が出来なかったとは間違いないでしょう。 雑菌群優勢の腸管では、体温36度で増殖をし毒素を分泌するために強制的に免疫は生きるために強化しなければなりません。それが、この症状の「免疫過剰」状態を作り上げるのです。それは病気ではなく、お子様が強いために起きる症状なのです。 それを病院(皮膚科、小児科とも)では、その症状のみを無くす処置を行うために、さらに基礎条件は悪化して簡単には解決できない体にすることを多く見ています。 特にご存知のステロイド剤は、体の根幹でもある「自律神経」にも影響を与え、体全体のバランスをも狂わせることにもなるのです。厳しい状況はこれから起きてくるでしょうが、慌てなくてもお子様は自分で解決する術を持っています。苦しい顔をするでしょうが、ここは心を鬼にして頑張るしかありません。

一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、この小さな子供にその数倍も入れるわけですから尋常な処置ではありません。 大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもお子様にも作用する「フリーステロイドホルモン」を1ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなるのです。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、炎症、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。

しかし、多くの成人アトピーの皆様を見るにあたり、何とかここでくい止めをしない限り、1人の成人アトピー者が発生することになるのです。(大袈裟ではありません)この第一次成長期を通過するこの時期に、一生のプログラムが構築されるのです。第二次成長期(男子12〜15歳)で確定なのです。小学校にはいると人目を気にするようになり、子供の心ない言葉に極度に反応するようになります。高学年になるとその傾向は一層大きくなり、中学での離脱は数倍のエネルギーを要することになるのです。高校になれば、余程の決断がない限り実行は出来ませんし、親の言葉も通じなくなるのです。 ステロイドホルモン剤を徐々に外して回復させることが出来れば、これ程の問題にはなりません。

子供でも「痒い」と感知すれば、体内にストレスによる「活性酸素」が大量に発生して、アトピー性皮膚炎の直接原因「腸内細菌」アンバランス(減少)となり、免疫過剰状態が起きるのです。風邪薬の抗生剤も同様となります。腸内細菌は、体に必要な成分を作る工場なのですが、腸管で細胞に必要な成分生成が出来ずに、一歩手前の成分で体内に侵入することから、抗体活性して異物反応(アレルギー)が起きるのです。この根源は、腸内細菌の不安定(異常減少)となります。生後1ヶ月からの発症ですから間違いなく、ここが原因となります。

アトピー性皮膚炎調整にこの腸内細菌調整が必須というのはこの為なのです。また、アトピー性皮膚炎の多くの方々の便検査をすると、正常の方の1000分の1となっています。これは子供も同様の数値となっているのです。

腸内細菌は身体の細胞に必要な成分を作り出す工場と判断して良いのです。その工場で作られた成分を各細胞へ運搬するのが「ミネラル」なのです。これも、痒いという感覚にてバランスは大きく変貌してゆきます。特に自律神経系に重要なミネラルである「マグネシウム」「カルシウム」が異常数値となり、自律神経系に指示される器官は大きく変貌してゆくのです。特に免疫は直接作用するものです。このミネラルもアトピー性皮膚炎調整には重要なポイントとなるのです。

皮膚調整にワセリンを基材とした保湿剤を使用してきたようですが、これも症状悪化の大きな要因となっているのです。油脂系使用で外部接触を遮断して反応を阻止していますが、・・・正常皮膚には皮脂膜でバリアをして皮膚呼吸しながら外部遮断して体を守っています。外敵菌が皮膚についても浸入できないようにphも「5」として、「7」の菌群が棲息できないようにしているのです。それらの主役は有用菌の「皮膚常在菌群」なのです。皮膚バリアが崩れれば、直ぐに再生できるように「皮膚常在菌」は、ステロイドホルモンを分泌して、皮脂膜を構成して外部侵入を防いでいます。ワセリンや軟膏などの保湿剤はph「7」であり、皮膚を守る「皮膚常在菌」は死滅してゆくのです。症状の出ている部分には「皮膚常在菌」は一切棲息せず、黄色ブドウ球菌群の棲息となっているのです。 腸管も「腸内細菌」、皮膚も「皮膚常在菌」と菌の棲息条件が、このアトピー性皮膚炎治療に重要なポイントとなっているようです。

アトピー性皮膚炎の結果には必ず原因があります。(原因と結果の法則)その根幹を解決しない限り、いつ再発するか判らないのです。いや、解決できないままにステロイドホルモンや抗アレルギー剤治療を行うことがどれ程危険か、今一度考えなければなりません。人間は食べて生きています。この基本で体が動くようにしない限り、いつまでもこの悩みは続くことになるのです。

「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整で全て解決するわけではありませんが、基本の考えは、「体全体を調整して結果的にアトピー性皮膚炎を克服する」といった感じとなるのです。だから再発はないのです。

「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生のプログラムは数えの3歳で構築されるのです。満2歳なのです。・・・

モノで良くなるのであれば、これ程多くの方々が悩むことはないのですが、・・この解決には、ご両親の知識(理論理解)、家族一体の頑張りと、自然との融合が重要となります。それほど、アトピー性皮膚炎は複合した系の崩れになっているのです。 特にステロイドホルモン剤による自律神経系の乱れは、体全体の乱れにも繋がるのです。四季を感じなくなったり、昼夜反転したり、温度感知が逆転したりするのです。これらの正常化が、克服の基本となるのです。そのためには、アトピー性皮膚炎でない子供の条件を作り上げることが必要になります。

大人でも我慢できない「痒み」を、小さな体で受けているのです。皮膚感覚が麻痺するために他の感覚は敏感となり、空気の波も読みとるようにもなるのです。その感覚は、親の不安も読みとり、小さいながらに苦労をしなければなりません。

下記にいままで行っている子供達への処置方法を記述しますので参考にお読みください。

@腸内細菌の調整を行う。 ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。
※血液型別乳酸菌 http://www.nova-souken.net/html/arigato-ketueki.html
※オーダー乳酸菌など http://www.nova-souken.net/html/arigatou-order.html

Aミネラル調整を行う。 ※ここも発症の原因解決が目的。・・(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
※天然ミネラル濃縮液 七海を摂取する。(湯冷まし等に入れる)
http://www.nova-souken.net/html/nanami.html

B皮膚phを弱酸性にする。  ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。※四輝水というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。    

C皮膚を乾燥させる。  ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)   

D母親といつも密接にしておくこと。  ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。   

E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。  ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。  

F毎日外に出すこと。  ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)  

G自信を持つために面談が必要です。  ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。



その他小学生のアトピーQ&A

■男子小学生 【1】小学4年生のアトピー性皮膚炎・・・ステロイド剤では、、、。
【2】小学2年生男子のアトピー性皮膚炎・・・ステロイド剤オンリーで不安
【3】小学2年生男子アトピー性皮膚炎・・・漢方との併用は?
【4】7歳・3歳・2ヶ月の3人の男の子 大変だぁ。
【5】7歳・5歳のアトピーに悩んでいます。今年県外への引越しもあり・・・。
【6】10歳男の子にして、8年間のステロイド処置・・厳しいぃ〜。
【7】今はロコイドと保湿剤、飲み薬を続けています

■女子小学生 【8】小学1年生の女の子・・ステロイド処置と漢方、、、厳しいぃ〜。
【9】小学1年生の可愛い女の子・・・薬、薬、薬のオンパレード
【10】小学校5年生の女の子・・漢方を信じて進んできたが、、、。
【11】小学校1年生の女の子・・生後まもなくより発症 卵白レベル6
【12】6歳の女の子・・・詳細報告ないけど予想して返答、、、何か不安
【13】小学校6年生の女の子・・・もういろいろ判断の出来る年齢
【14】小学4年生の女の子 「もういやぁ〜」と叫ぶ言葉に慄く母親
【15】8歳の女の子・・ステロイドが不安で排毒系ハーブ商材使用で解決を?