小学生のアトピーQ&A >

【13】小学校6年生の女の子・・・もういろいろ判断の出来る年齢

氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
職業 = ○○小学校
年齢 = 11
身長 = 145
体重 = 30
血液型RH = +
型 = B
飲料水 = 浄水器
病名 =アトピー性皮膚炎
治療 = 小学一年生頃から皮膚科に行き、体専用 顔専用の薬を貰い 心配ないから、大丈夫だからと言われ続けてつけ続けてしまいました。今年の4月末頃 止めたとたんに酷くなりどうしょうもなくなりました。病院も変え食事療法でと思いやってみましたがうまくいきません。現在はワセリンを付けてます。一向に症状が良くなりません。どうしたら良いか悩んでおります。本人は現在6年生ですが、勉強も集中できてないようです。どうぞよろしくお願いします。

治療 = 先日にご相談させていただいてます母です。首 顔 腕と足の曲げる所が酷く、特に首が酷くなりとても悩んでおります。どうぞよろしくお願いします。

住居年 = 11
リフォーム(年) = 2005
リフォーム(月) = 1
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2005
ステロイド中止(月) = 4
ステロイド中止(日) = 末
ステロイド歴(年) = 6
ステロイド使用頻度 = 毎日
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ




◇ANS
○○○様

「中学校になればみんな良くなりますから心配要りません」と医師たちは、その経過も見たことがないのに口を揃えて言うのです。もし、初潮が始まっていたのであれば体の変化は考えられません。今年4月にステストップしたということですが、ワセリンの使用継続であれば解決には至りません。しかし、何としても解決させて成人式を迎えさせることです。これからの思春期、、、解決するには相当の努力が必要となりますが、本人はすでに理解力はありますので、本人が如何に理論を会得できるかが克服のポイントとなります。そして、ご家族の応援と理解も本人が努力できるポイントです。

「痒い」「不安」は、体内から大量の活性酸素が発生し、免疫との直接関連にある「腸内細菌」「ミネラル」が異常減少するからです。これら「腸内細菌」と「ミネラル」は身体の根幹とされる「自律神経」も不安定になるからです。このアンバランスは「季節」「温度」感知を逆作用して、正常体温を大きく逸脱し代謝作用が逆となり皮膚から代謝させたり、免疫も不安定にさせアトピー症状も大きく悪化させることがあります。

その皮膚炎症調整に「抗炎症作用」「抗ストレス」「皮脂だし作用」のあるステロイド剤を使用した場合に、身体にどんな影響があるか知ることから始めなければなりませんね。

今の症状を克服する基本から述べてゆきたいと思います

まず、このアトピー性皮膚炎という結果には原因があるということを理解しなければなりません。アトピー性皮膚炎の原因も治療法も確立されていないと言いながら、お医者様は、一致してステロイドホルモン剤やプロトピック軟膏の使用で一時的解決の対処療法で処置しています。その結果が、全国に700万人という膨大な若者のアトピー患者をつくりました。この方法では、解決できないということなのです。原因に対しての処置が適当ではないということなのです。

ステロイド剤がなぜ今の現状を作っているかです。ステロイドホルモンは、人間が生きるために絶対条件といって良いほど必要な成分です。身体に炎症が起きれば直ぐに解決する役割、細胞破壊する活性酸素などの排除、ストレスの軽減、人間の根幹とする自律神経の正常化等々、、、生きる条件の全てと言って過言ではないでしょう。その生理物質ステロイドホルモンは、一生80年で約1gしか体内で産生されません。超微量で大きな作用をするのです。これらの大量侵入は、必要以外の細胞にも作用して、反作用を起こしたり、余剰分の排除に重要臓器の肝腎機能を大きく低下させることで、症状は逆方向へと進みます。(肝臓や腎臓が崩れれば生きてゆけないのはご存じと思います)また、これらステロイドホルモンなどの生理物質(他に酵素やビタミンB群等直接作用する物質)は、記号を有しておりその記号の合う受容体を持つ細胞にしか作用しないようになっています。ところが、病院で出されるステロイド剤は、私にもあなたにも他人にも効く様に出来ていて、自己の記号を有していないのです。無記号で侵入した大量のステロイドホルモンは、手当たり次第に作用するために一気に回復したように見えます。しかし、その継続は先述しましたように多くの弊害をもたらしてきます。特に自律神経への影響は大きく、ステロイド剤が切れた場合には、常に一定の条件を保つ身体を維持できなくなります。特に体温調節や血圧、血糖値などの異変が起きて、常に不安になったり異常に暑かったり寒かったり、抗炎症作用も大きく低下します。必要なときに必要な量を作用させるシステムを保有していますが、一気に崩壊することとなります。これら重要なステロイドホルモンは、食物を介して体内で作られるのですが、大きな役割をしているのが腸内細菌なのです。「食」は生きるための条件なのです。だから、多くの指導者は「正しい食生活」を厳しくするのですが、それらを受け入れて身体に必要な成分を作る工場整備(腸管・腸内細菌)がまず必要となるのです。

他に薬による影響は、余剰薬物の排泄に多くのミネラルや酵素を使用することで、肝腎機能が低下して、全身への影響となりますが、この「ミネラル」も克服には重要なポイントとなるのです。このミネラルは簡単に表現すると「運搬役」なのです。各細胞に必要な成分を送り正常作用させるために届ける役目なのです。

物理的解決の考え方は、アトピーでない方と同様の条件整備をすることにあります。毎日の痒みと不安でストレスが活性酸素となり、免疫・神経細胞や皮膚(アトピー)と密接な関係にある「腸内細菌」や「免疫」のバランスを崩すこととなりますが、それらの補給や改善策は一切取られていません。出来るだけストレスの溜まる要素は取り除くことが重要だし、ストレスを排除できる行動を取ることも重要です。よって、各細胞にもストレスにも大きく関与する「腸内細菌」「ミネラル」の調整は本治療の中心的調整となります。普通の方と物理的に違う部分はこの2点だけなのです。 「腸内細菌」「ミネラル」の調整は、アトピー性皮膚炎治療には不可欠と考えられます。当方は、この事を認識して多くのサポートに当たっています。

もう一つ処置方法を間違ってはいけないのは、皮膚表面の処置です。ご存じの通り皮膚は、「ph5」という弱酸性で維持して皮脂を皮膚表面すべてに分泌し、ph7の雑菌や異物を定着、侵入させないようにしています。これらの条件を整備しているのが「皮膚常在菌」なのです。何かの条件で皮膚表面の皮脂がはずれて、異物侵入が行われれば直ちに、皮膚常在菌がステロイドホルモンを分泌して、皮膚表面に皮脂を巻くのです。われわれでは見えない恐ろしい仕組みになっています。多くの皮膚科医は、この存在さえ知らないのですから、簡単にワセリンを使用したり、イソジンなどの抗菌剤などを使用して、雑菌処置と一緒に有用な「皮膚常在菌」をも死滅させるために症状が酷くなるのです。皮膚表面の処置は、雑菌群を死滅させることも重要ですが、有用な皮膚常在菌を守ることももっと重要なポイントとなるのです。

当方では、その条件を満たす「四輝水」というph4ローションにて処置するように指導しています。エバメールゲルの要望ですが、今のところは上記のローションで処置したほうが良いでしょう。白く乾燥している部分の使用は構いませんが、赤く炎症を起こしている部分には使用はいけません。

当方の克服理論は、モノ20% 意識・理論・行動80%の指導方針で進行しております(詳細はHPを確認して下さい)

この事を基本に考えると、大きく悪化することはなくなります・・が、一朝一夕で解決することではありません。症状範囲によりますが、最低1年は必要と思われます。 それも一直線で解決はしませんし、季節の変わり目やストレスの出たときなどは一気に悪化します。良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながらの展開が普通です。他にご自分で不安になっていることもあるでしょう。しかし、何処かで壁を乗り越えなければいつまで経っても解決は出来ません。

もし、私でお役に立つことがあればお申し付けください。

下記にいままで行っている子供達への処置方法を記述しますので参考にお読みください。

@腸内細菌の調整を行う。 ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。
※血液型別乳酸菌 http://www.nova-souken.net/html/arigato-ketueki.html
※オーダー乳酸菌など http://www.nova-souken.net/html/arigatou-order.html

Aミネラル調整を行う。 ※ここも発症の原因解決が目的。・・(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
※天然ミネラル濃縮液 七海を摂取する。(湯冷まし等に入れる)
http://www.nova-souken.net/html/nanami.html

B皮膚phを弱酸性にする。  ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。※四輝水というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。    

C皮膚を乾燥させる。  ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)   

D母親といつも密接にしておくこと。  ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。   

E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。  ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。  

F毎日外に出すこと。  ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)  

G自信を持つために面談が必要です。  ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。



その他小学生のアトピーQ&A

■男子小学生 【1】小学4年生のアトピー性皮膚炎・・・ステロイド剤では、、、。
【2】小学2年生男子のアトピー性皮膚炎・・・ステロイド剤オンリーで不安
【3】小学2年生男子アトピー性皮膚炎・・・漢方との併用は?
【4】7歳・3歳・2ヶ月の3人の男の子 大変だぁ。
【5】7歳・5歳のアトピーに悩んでいます。今年県外への引越しもあり・・・。
【6】10歳男の子にして、8年間のステロイド処置・・厳しいぃ〜。
【7】今はロコイドと保湿剤、飲み薬を続けています

■女子小学生 【8】小学1年生の女の子・・ステロイド処置と漢方、、、厳しいぃ〜。
【9】小学1年生の可愛い女の子・・・薬、薬、薬のオンパレード
【10】小学校5年生の女の子・・漢方を信じて進んできたが、、、。
【11】小学校1年生の女の子・・生後まもなくより発症 卵白レベル6
【12】6歳の女の子・・・詳細報告ないけど予想して返答、、、何か不安
【13】小学校6年生の女の子・・・もういろいろ判断の出来る年齢
【14】小学4年生の女の子 「もういやぁ〜」と叫ぶ言葉に慄く母親
【15】8歳の女の子・・ステロイドが不安で排毒系ハーブ商材使用で解決を?