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【14】男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム

氏名 = S
性別 = 男
職業 = ○○学園高校
年齢 = 17
身長 = 170
体重 = 63
血液型RH = +
型 = A
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = アトピー皮膚炎
発病年 = 1988
発病月 =
治療 =ステロイドを塗る等
ゲルゲルのクリームを塗る
住居年 = 3
住居築(月) = 8
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 1997
ステロイド歴(月) = 6
ステロイド使用頻度 = 時々



◇ANS

S様
高校2年生で2,3歳からの発症、現在時々ステロイド剤使用と判断して返答します。

思春期にアトピーと闘うことは辛く、常に痒みとストレスが付きまとい、出口の見えない状況にあると思います。しかし、この時期に何としても解決を目指す方向に転換しなければ社会人になってからでは解決する機会を失うこととなるのです。

大学で・・と、思って高校時代は良い状況を保つために「ステロイド剤」を使用するのですが、一生で1gしか産生しないステロイドホルモンを短期間で何生分も摂取するのですから体が可笑しくなるのは当たり前です。出来るだけステロイド剤の使用は短くすることに越したことはありませんし、厳しいけど学生時代に解決して、安定した社会人生活を過ごすことが、将来においても安定した絵が描けることとなります。いろいろな考え方はあると思いますが、当方の考え方は二度と再発のない体にすることが必要と考え、アトピーでない方の体と同様にすること、アトピーでない方と同様の行動体型にすることが、克服の条件と位置づけて指導を行い、体全体を良くして結果的にアトピーが良くなった、そして、再発はないというのが理想です。・・が、それにはハイリスクがあり、克服期間も予想より大幅にかかることとなります。

アトピーとそうでない方の体の相違は、「腸内細菌」「ミネラル」の違いです。他に血液や循環器などありますが、これらを直接調整しても体全体はつながっていますので、大元の解決をすることが重要なのです。この調整により、それ以後の循環器や血液なども自然と調整できるようになってきます。また、皮膚の調整方法にも大きく違いが出てきており、当方においては「皮膚常在菌」を優先的に考えなければ完全な皮膚構成は出来ないと判断しています。よって、感染がこの皮膚常在菌に大きくダメージを受けることとなります。これら「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」を解決の3本柱として調整することが、これからの人生において健康な体で生きるために重要なことと判断しています。

また、人間の体は自分の思ったとおりにしか動かないようになっております。例えば「明日悪くなるかもしれないな」と思って寝た場合は、必ず朝方悪くなったり、「あの行事の時に悪くなるんでは」と思った場合必ず悪くなったりします。逆にこの理論や方法を把握すると「この位には良くなる」と思えばその通りに良くなってくるのです。それにはその思いの継続が必要であり、その理論を会得しなければなりません。その理論が行動を継続させ、思いも継続させることとなります。

誰がどの様な思いでその理論の啓蒙をしているのか把握することも重要なためにセミナーなどを行っています。

上記を中心に机上ですが、克服のシュミレーションをしてみます。(参考程度に)

@家族と同伴の面談を行う  ※克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服  の治療行動することが、克服のカギです。

A基礎条件の調整  ※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日  ※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日 これらの調整は、克服の最低基準となる。

B皮膚phを正常にする  ※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるロー  ションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速いからだ。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させようとするからである。

C胸を張ること(重要項目)  ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官 「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。

D学校に行くこと(五感の活性・重要項目)  ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起 きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量 も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。

E早起きの励行  ※学校が休みでも必ず早起きは行う。  アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

F笑いを多くすること  ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。しかし、人によって時間差は大きくあり判断はしかねます。・・が、会っていませんので正確な判断は出来ませんが、この内容から今までの経験上最低2年は克服するのに必要と思われます。

あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・




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