1. 【19】15歳中学3年生です。小さい頃からアトピーでペットのアレルギーは漢方治療で良くなったのですがステロイドは使用しています。

    小さいころからアトピーがでていて、小学生のとき、漢方治療をはじめました。うちはネコを飼っていて、最初はネコや犬などのアレルギーが出ていたのですが、漢方治療により、今はアレルギーが1つも出ていません。

    なのにステロイドを弱くしたとたんに皮膚の調子はとても悪くなりました。塗り薬の量も多くなり、月に1回もらうのでは全然足りない状況です。医師に相談したのですが、保険で出せる量が決まっていると言われ、あまり増やすことはできませんでした。

    そして、そう何度も病院に通うのは、お金を払ってもらっている親にも申し訳なくて、塗り薬が足りなくなっても、漢方が残っている間は何も言わずに市販の薬などで無理やり保っています。周りにはアトピーの人がいなくて、説明しても「大げさだなぁ」といった顔をされたり「うまくつきあっていくしかない」と言われるだけです。

    夏になれば少しマシになるのですが、冬には毎年肌がぼろぼろになり、乾燥して痛いので、少し動くのも嫌な状態です。布団にもそのぼろぼろになった肌がたくさん落ち、どれだけベランダで叩いても、粉状になったものがずっと出てくるし、最近は普通の人を見るたびに自分の体が気持ち悪く感じて、すごく自分が嫌になります。



  2. 中学3年生で、もう受験、卒業と行事も目白押しとなり、ストレスの多い日が続いていることでしょう。

    これまでの処置、現在の処置においても克服の根本治療法からして全て反対方向へと向かっています。

    保湿ローション・・・油脂系ローションであり、phも「7」となっているでしょうから、自力の保湿が出来なくなること、重要なあなたの皮膚を守っている「有用常在菌」が常に減少している環境となっています。

    ステロイド・・・この処置は、全ての器官を退化させるというより、身体の根幹である自律神経をアンバランスにさせ、予想も付かない症状を引き起こしたり、自然環境をまったく逆に判断して身体に作用することも出てきます。本当に怖い薬といってよいでしょう。

    漢方・・・「アレルギーに良い漢方」といえば自然っぽくて効果がありそうな気がしますが、実際には植物の根モノを使用しているために、ステロイド様成分が含まれているのです。さらに、投与量は、必要摂取量の数万倍の摂取をし、余剰成分が体内を覆い尽くし、やがて肝機能低下を起こしてオーバーフローによる皮膚への影響も見えてきます。

    抗生剤治療・・・経口摂取、塗布においても大きな問題です。今のあなたの症状は、身体の外部からの異物侵入によって引き起こされています。その外部とは、皮膚であり、腸管内部です。その外部の表面意は眼に見えない粘膜に覆われ、異物の侵入を阻止しているのが普通なのですが、今はその部位に隙間があり侵入しています。正常皮膚の上部にはあなたを守るために棲息する有用皮膚常在菌が1センチ当たり100万個棲息して守っていることを知ることです。医者はそのことを知りません。だから簡単に抗生剤を投与したり塗布させたりするのです。当然有用菌の減少により、さらに厳しい環境を作り出します。

    ワセリン・・・油脂系典型の保湿剤です。皮膚と空気の接触もバリアによって引き離し、反応はないように見えますが、結果的に先の記述のように、自己での保湿機能が低下しますし、ph7の中性塗布によって、あなたを守る有用菌群を排除し、雑菌群の蔓延る空気中の条件と同様となり、水分があれば20分に1回の増殖を繰り返します。さらに、それを落とすときには、クレンジングによりさらに有用菌群が減少します。

    入浴剤・・・浴槽への入浴も高い浸透圧によって、あなたの炎症部位や薄い皮膚部位へ圧力によって血中の体液を引き出します。それにより、空気中の雑菌群が増殖を始め感染となるのです。入浴剤の成分が、体内に侵入して作用することなどありません。皮膚表面には作用しますが、体内へ侵入すれば大変なことが起き、危険を伴います。また、体温上昇により熱を逃がす方法を痒みに変えて、柔らかい部位の皮膚を掻き破り熱を逃がすことになります。シャワー程度に抑えるのが良いと思います。であれば、体温の上昇もありませんし、浸透圧も掛りません。ただ、水分の吸収はありますので、しっかり拭いてph処置しなければなりません。

    以上の様に、今行っている処置は全て逆方向となっています。今一度、克服の理論を読み直し、大事なこの時期を乗り切るしかありません。今も大事、将来も大事。

    先述しましたが、あなたの今の症状を少しでも和らげる方法は、あなたの身体の外部表面を理論的に条件整備することにあります。さらにもう一つ、あなたの身体にいろいろな成分を作り運ぶ「乳酸菌」と「ミネラル」と「皮膚phを弱酸性へ」も重要視して処置しなければなりません。

    この空気中や社会に存在し、身体に影響を与える異物とされる物質が体内に侵入しなければ、あなたの身体は正常に動き今の厳しい状況は少しづつ軽減できるでしょう。ただし、一朝一夕では解決しません。長い時間を使って解決方向へ進むことです。直ぐに良くなる方法なんてありません、でなければ、この様に700万人という膨大な数の方々が苦しむことなんておきません。あなたもその1人ですが、何かの縁、解決の方法の足がかりとなっていただければ幸いです。

    人間、プラスマイナスゼロです。今は厳しいでしょうが、この苦しさを真っ向から戦えば、その苦しさの倍、喜びがおとづれることでしょう。ご家族の考えが心配ですね。そのことも解決しなければ克服には至りません。あなたの人生頑張るしかない。



その他中学生・高校生のアトピーQ&A

■男子中学生
【1】15歳男子中学生・・・今塗っている薬はステロイド剤でしょうか?
【2】12歳男子中学生・・・オーダー乳酸菌製造にあたって、、、ノヴァからの依頼
【3】13歳中学生男子  何を食べてよいか判らない ステ暦12年
【4】中学生男子  痒くて眠れない
【5】中学生男子  剣道の面をかぶるのが困難となった
【6】中学3年生  4ヶ月前に出た湿疹にステ処置から始まった

■女子中学生
【7】13歳女子中学生・・・痒みが来ると止まりません、、、もういや!
【8】14歳女子中学生・・・アトピーの痕が消えません
【9】15歳女子学生・・・この先どのように進行したらよいのでしょう?
【10】痒みも激しくなり夜も眠れないくらいの痒みが襲ってきます
【11】中学2年生  これってアトピー?
【12】中学1年生 生まれて直ぐに捨て処置 13年間

■男性高校生
【13】18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい
【14】男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム
【15】17歳高校3年生男子のアトピー性皮膚炎・・・サッカー部

■女性高校生
【16】16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。
【17】高校2年生女子 いつステロイドが効かなくなるか不安です
【18】高校3年生女子 3月の卒業式まで治したい