アトピー性皮膚炎と乳酸菌(腸内細菌)について


※炎症部位などの写真を撮影し送信して下さい

アトピー性皮膚炎と乳酸菌(腸内細菌)について

どんな乳酸菌でも効果はあるの?

アトピー性皮膚炎と乳酸菌の関係は、
「アトピーの本当の原因」ページで
詳しく説明しておりますので割愛
いたしますが、出産環境やその後の
環境によって発症し、ステロイド剤の
長期使用などの間違った処置によって
症状が長期化していくと、痒みや精神
ダメージによって大きなストレスを
感じることで重要な腸内環境は悪化の
一途となります。

つまり、
減り続ける大腸の乳酸菌群を
補給することなく、皮膚表面だけを処置する
治療では、異物侵入路は時間と共に多くなり、
症状はさらに悪化していく

だけなのです。

ですから、一刻も早く腸内を
整える必要があるのですが、
300種類300兆個以上の細菌が
棲息する正常な腸内環境を作るには、
どんな乳酸菌でも良いというわけ
ではありません。


アトピー性皮膚炎解決のために
摂取する乳酸菌は、発症の第一根源
である腸管粘膜の整備を速やかに
確実に行えるものである必要が
あります。

しかしスーパーなどで販売されて
いるヨーグルトには、医師推奨の
機能性タイプを含め、その条件を
満たすものは残念ながら
2016年時点でも存在していません。

そもそも、この記事をお読みに
なっている皆様でさえ、市販の
ヨーグルトにはどんな菌が含まれ、
どれくらいの菌数が摂取でき、
どのような役割をするのか。

そしてどれくらいの期間で
腸内環境を整えることができる
のかについて、明確に答える
ことはできないのでは
ないでしょうか。

漠然と乳酸菌が体に良いことは、
ヤクルト社などの大手メーカーの
宣伝やテレビ・雑誌等の影響で
多くの方の潜在意識に
植え込まれていますが、
その乳酸菌の選択については、
明治社の「R-1」など、
大手メーカーが売り出している
医師推奨の銘柄で選ぶ方が殆ど

でしょう。

ちなみに、当方の情報を全く知らない
方々に乳酸菌についてのアンケートを
お願いしたところ、
以下のような回答となりました。

①乳酸菌は植物性が一番良い。
②乳酸菌の種類はビフィズス菌が一番効果がある。
③腸内改善のためには乳酸菌1億個摂取が目安。
④乳酸菌は乳製品なのでアレルギー反応が起こる場合もある。
ヤクルトはアトピー対策になる。

けれども残念ながら、この多くが
間違いです。

その理由を順に説明していきます。

①人間の腸に一番定着しやすい乳酸菌は、
植物性でなく人由来の乳酸菌です。

乳酸菌は各々DNAを保持し、その役割を
DNA通りに行っているから
です。

この論理でいくと、
最高の菌とは自分自身が保有する乳酸菌
ということになります。

事実、当方の実験結果でもほかの有用菌
よりもはるかに高い定着率であることが
証明されています。

腸管部位によって棲息する乳酸菌は違い
、空気を好む菌がいれば嫌う菌もいます。

そしてそれぞれの持つ重要な役割を
24時間休みなく担い続けている
のですから、
ビフィズス菌など1種類のみ
摂取しても殆ど改善は見られません。


また市販のヨーグルトに含まれている
ビフィズス菌は人工的に培養されたもので
DNAを持っていません

から、長く腸内に定着しにくいと考えられます。

また最近は、自分の腸にいるビフィズス菌
などを増やすためにオリゴ糖を摂取する
方々も増えています。

しかしオリゴ糖はビフィズス菌を増やす
と同時に悪玉菌も増やしてしまうので
注意が必要です。

最も有効なのが、主に小腸内に
棲息する乳酸菌である
エンテロコッカス菌
や、耐久性が高く100%大腸に到達できる
酪酸菌
の摂取です。

エンテロコッカス菌は免疫細胞を
直接活性化させ、
アレルギーを抑制する抗体を増やす
ことが数々の研究で分かってきました。

また、酪酸菌同様に
ビフィズス菌などの有用菌を増やしてくれる働きがあります。

健康な方の腸内細菌の生息数は
乳酸菌群を含め300種類・300兆個以上

と言われています。
v 最近のアメリカ医療雑誌「サイエンス」では
1000兆個以上と記載されているほどです。

ですから、1億個程度ではせいぜい
便秘解消程度……いや、その効果
すらないでしょう。

腸管の長さは年齢によっても違う
ので摂取目安も変わりますが、
最低でも2兆個は腸内改善の
ためには必要
です。

乳酸菌そのものがアレルゲンに
なることはありません。


確かに医師は「乳酸菌は乳製品だから
アレルゲンとなり得ます」と指導
しています。

これは腸内の乳酸菌群の減少が、
アトピーなどの異物排除反応に
つながるメカニズムを 知らない
からこその理屈です。

乳酸菌はもともと体内にいる有用菌
ですから、 それを除去して一体何が
解決するのでしょう。

なお、牛乳を飲むと下痢などを起こす
乳糖不耐症の方でも、 ヨーグルトもしくは粉末で
乳酸菌を摂取するのであれば
基本的に問題ありません。


何故なら、ヨーグルトに含まれる乳糖は
発酵段階で激減してしまいますし、
さらにヨーグルト内に棲息する
乳酸菌群が乳糖分解酵素「ラクターゼ」
を持っているためです。

⑤ヤクルトがアトピー対策になる……
これはあながち間違いではありません。

摂取できる菌数と種類をもう少し増し、
的確な顧客説明ができるよう
ヤクルトおばさんの教育に力を
入れれば、より効果を発揮

できるかもしれません。

大手メーカーの乳酸菌食品類では
最も惜しい商品です。

腸内環境を速やかに確実に改善する
には、以上の条件を満たす乳酸菌で
なければいけません。

そんな乳酸菌ないでしょう!と
思われるでしょうが、
当研究所では、世界で初めて個人の
保有する乳酸菌群の採取・培養に
成功し、現在までで400名以上の
固有乳酸菌のオーダーメイド

を行ってきました。

これは、 ご本人の便から採取・培養した同一のDNAを保持する乳酸菌ですから、 これ以上に有効な有用菌は存在しません。
次いで効果が実証されているのが、 健康な赤ちゃんの便から4種類の血液型別に採取・培養した乳酸菌 です。オーダーメイドよりも安価かつ短期入手できる点がメリットです。

これらの乳酸菌食品には、乳酸菌のエリートであるエンテロコッカス菌や酪酸菌をはじめ、 多くの方々の腸内細菌を研究し続ける当研究所が自信を持って 最高と言える乳酸菌バランスで 製造されています。
このいずれかの乳酸菌を毎日規定量
(年齢別)摂取すれば、最短で
3ヶ月~遅くとも6ヶ月には
腸内環境は整い、アトピーの
第一根源が解決される

のです。

確実に少しでも早くアトピーを改善させる
ためには、これ以上のものはないと
自負します。

以下のリンク先では、当方推奨の
乳酸菌と市販の乳酸菌を使用した
具体的な実験内容などを紹介して
おります。

目からうろこの事実が満載ですので
ぜひご一読ください。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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