アトポス便りバックナンバー


※炎症部位などの写真を撮影し送信して下さい

アトポス便りバックナンバー 12月号

■□━━━━ 一般社団法人アトポス━━━
□アトポス便り 12月号(2015年12月28日)
 https://www.atoppos.co.jp/□
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□近況報告
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※2015年もあと僅か、、、、早いものでした。東京との往復も4月から18回しましたが、その結果といえば、芳しい進展とはなりませんでした。ただ、検査システムは更に確立したことは、腸内環境の判定と症状把握に大いに役立ちました。 検査日数もこれまで約3週間となっていましたが、最短1週間で返答できる環境となり、今後、症状度合い判定と克服日の設定に大いに役立つものと思われます。また、克服された方、峠を越えた方々の検査も行い、乳酸菌摂取継続、摂取量などの判定も容易となりました。見えない腸管内の判定をして、より安心を強くする事も良いでしょう。途中経過の方の検査もお薦めしたいところです。

今年を振り返れば、また多くの方々への対応で、予想とおりの進行で克服された方、期間設定での予想より少し遅れて進行されている方、体重が思うように戻らなかった方々等々、進行においての差は、スタート季節によることやご両親の思いの差、目の前のみを見ながらの進行、家屋の理解度の差などで、改善スピードは大きく出ているようです。しかし、その差はあれども確実に改善方向へ進んでいることには間違いなく、当初の症状差にも影響しているようですが、これからスタートという気持ちで、再度、気持ちを入れて笑顔と安心をお子様へ与え続けることで、来る春の改善時期へ突入したいものですね。

今月も押し迫っての便りとなりました。今月のトピックスは、アジア人と白人のアトピー性皮膚炎の症状差の要因とこれからの治療方法。そして、気圧と体調についてのトピックスとコメントとなります。

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□トピックス①
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┌■アジア人のアトピー性皮膚炎は白人のアトピー性皮膚炎と何が違うのか?
||約25例ずつのアトピー性皮膚炎患者の皮膚検体を用いた研究
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アジア人では白人よりもアトピー性皮膚炎を発症する人が多いことが知られていました。今回の研究で、アジア人のアトピー性皮膚炎患者の皮膚では白人に比べて、IL-17Aという炎症を起こす因子がより多く生じていることがわかりました。

日本では街を歩いていてもアトピー性皮膚炎の方をよく見かけるほど患者さんが多いですが、白人ではその半分程度です(統計にもよりますが、アジア人では100人に7人、白人ではその半分ほど)。また、白人に比べてアジア人では、赤く、がさがさした発疹の一つ一つがより明瞭で、まわりの正常な皮膚との境界がはっきりしています。

今回の研究ではこの2つの人種のアトピー性皮膚炎でどのように特徴が違うのかを、顕微鏡や遺伝子のはたらきを見る方法で調べました。

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|| 顕微鏡を用いた検査
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25人の白人アトピー性皮膚炎患者、27人のアジア人アトピー性皮膚炎患者、12人の白人健常人、15人のアジア人健常人の皮膚を用いて実験を行いました。

まず、ヒトの皮膚のサンプルを使って顕微鏡を用いた検査を行いました。アトピー性皮膚炎では表皮という皮膚の表面の部分が正常なときに比べて厚くなることが知られていますが、この表皮の厚さが白人よりもアジア人のアトピー性皮膚炎患者で厚くなっていることがわかりました。

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|| 遺伝子発現の解析
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次に遺伝子のはたらきに注目して、DNAから情報を伝えるRNAという物質の量を調べる検査を行い、皮膚の中で起こっている現象にはアジア人と白人のアトピー性皮膚炎患者でどのような違いがあるのか調べました。すると、アジア人アトピー性皮膚炎患者の皮膚では、IL-17AやIL-22といった物質のRNAがより多く作られていることがわかりました。

これらは炎症を起こしたり、皮膚の表面の表皮を厚くする作用があるので、顕微鏡を用いた検査結果と合致する所見でした。

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|| アトピーに対する今後の治療戦略
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アトピー性皮膚炎には現在、ステロイドのぬり薬やプロトピックR(有効成分はタクロリムス)という炎症を抑えるぬり薬を用いて治療を行い、保湿剤で再発を予防する、というのが主流です。ただし、全体の10%ほどの重症のアトピー性皮膚炎患者では再発を繰り返し、従来のぬり薬では治療が難しい場合があります。

そのような患者さんに対して、現在はアトピー性皮膚炎の原因となるある特定の分子のはたらきを抑えることで治そうという治療が進んでいます。2015年からIL-17Aのはたらきを抑えるセクキヌマブ(商品名コセンティクス)という治療薬が乾癬に対して販売開始となっているほかにも研究中の薬があります。まだ治験といって、効果や安全性をテストする段階ですが、2-3年後には市場に出て治療として使われている可能性もある薬です。

今回の研究のデータに基づくと、IL-17AやIL-22をターゲットとした薬は白人よりもアジア人のアトピー性皮膚炎でよく効く可能性があります。

アトピー性皮膚炎と言っても、その中には年齢や人種、血液中のIgEという抗体の量によって、さまざまなタイプがあることがわかってきていますので、アトピー性皮膚炎の中でもそれぞれのグループでどのようにタイプが異なり、治療戦略を変えていく必要があるか(もしくは同じ治療戦略でいいのか)、今後検討していく必要があります。

いずれにせよ、アトピー性皮膚炎の新しい治療は多くが現在テスト段階にあり、5年後、10年後には大きく治療戦略が変わる可能性がある分野です。

※上記論文は、ニューヨークのロックフェラー大学で行った研究です。

┏■□■赤嶺コメント■□■━━━━━━
末端のデーター解析でいろいろな解決策を試みても、根源的な原因を解析しなければ意味は無いとは思うけど、また、改善薬は数年後という、、、、どれだけ待てばいいのですか?と云いたくなりますね。
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□トピックス②
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|| 気圧と体調不良の関係は?
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現役のお医者さんが配信する『メグ先生の森の診療所』によると、梅雨の時期に気分がふさぎ込んだり体がだるくなったりするのは「低気圧の影響」なんだとか。ではどうすれば解消できるのでしょうか。
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 質問
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低気圧時のだるさの改善法は?

北陸を含む日本海側地方はそろそろ低気圧が多く、雨や雪の日が多くなる時期です。 この時期は、どうしてもカラダがだるくなってしまいます。気温の温度差が原因と聞きましたが、食事などでも改善することはできるのでしょうか。

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 宮田先生の回答
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この時期の倦怠感や抑うつはなにも気分的なものではありません。

アーユルヴェーダでは「体内に水分がたまるから」とも説明していますが、気象医学からいうと「気圧」、特に低気圧による体の変調です。関節の内部は場所によって陰圧、低気圧でさらに陰圧になります。

また頭蓋内圧(頭蓋骨の内側)も個人差があり、低気圧の時に頭痛や抑うつを訴える原因になります。体は気圧、湿度というストレスを受けているのですから食からのストレスを与えてはいけません。糖質過多と揚げ物には要注意です。

どんよりとした気候だと気持ちにメリハリがつきませんから、体内時計を整えるためにも、朝一定の時間に起きて朝日を目に入れる、ラジオ体操などで体を動かして関節内の圧力を調整する、朝食をとる、カフェインやハーブティなどで覚醒させる、水分摂取と同時に利尿作用のあるコーヒーやお茶を飲む、などですね。

『メグ先生の森の診療所』

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□著書の紹介
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┌★『腸内フローラ10の真実』★──
│ <前編>NHKスペシャル取材班

│第1章 腸内フローラで痩せる!若返る!病気を防ぐ!
│第2章 腸内フローラで心を守る!脳を助ける!
│第3章 腸内フローラと人体の不思議な関係
│第4章 理想の腸内フローラを求めて

│前編まとめ 腸内フローラは人類の新たな挑戦だ!
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┏■□■赤嶺コメント■□■━━━━━━
「腸内フローラを知れば、人生が変わる」・・・私たちの腸の中にはたくさんの細菌が住み着いています。その数は、100兆個以上。いま、地球上に住んでいる人間の数はおよそ70億人ですから、その1万倍以上もの細菌たちが、私たち一人ひとりのお腹の中で暮らしていることになります。また、人間が持っている遺伝子の数は2万数千個といわれますが、腸内細菌たちの持っている遺伝子の総数は、その100倍にもなる事が判っています。 こうした腸内細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、互いに競い合い、助け合いながら生きる生態系を作っています。その細菌たちの生態系を「腸内フローラ」と呼びます。私たちが生きる基本は、食材であり、腸内細菌なのです。 NHKも腸内細菌を主に多くの発表をして、出来れば一番にこの厳しい「アトピー性皮膚炎」対策をお願いしたいものですね。頑張れ、NHKスペシャル取材班!
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□Q&A
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 質問
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アトピー遺伝予防について質問です。私は赤ちゃんの頃、重度のアトピーでした。今妊娠8ヶ月で予防できることはありますか?

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 回答
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子供をアトピーにしたくない!、、、誰でもそう思いますよね。アトピーほど苦しい症状は無いからです。 遺伝なのでしょうか? 運なのでしょうか?

ご経験されているように、同じ親から生まれた兄弟でもなる人ならない人がいます。

アトピー症状がどうして発症するのか、その原因を理解できれば解決策はあります。但し、普通分娩に限ります。

帝王切開であれば確率は高くなります。今の産婦人科は、直ぐに帝王切開しますから要注意です。産婦人科医は、1件あたりの単価を上げるためにいろいろな策を作り出します。帝王切開しかり、出産前の抗生剤処置しかり、黄体ホルモン投与しかり、、、多くのアトピー児は、この産婦人科で製造されているといっても過言ではないと思っています。此処でも官僚と同様私服を肥やすために行なう処置によって、多くの犠牲者が増えるばかりです。特に出産前の膣抗生剤投与は危険です。たった、数万円の売り上げ増のために多くの犠牲者が・・・・。

無菌環境で母親に守られ、免疫機能の必要ない赤ちゃんは、お母さんの産道で免疫の基材となる乳酸菌を受菌して、この雑菌社会で生きられるように免疫構成されてゆきます。

帝王切開は、その重要な産道を通過せず、一機に雑菌社会の空気を吸うことになりますが、初乳によりお母さんの乳首で一部の乳酸菌を受けられますが、量が少なすぎるのでしょう。腸管での免疫構成が出来ないことと、母乳(ミルク)分解出来ずに、中間物質が、未熟な兆件粘膜から侵入し異物判断され、皮膚から排泄することでアトピー症状が発生します。当初は、肝腎機能が安定して排泄できますが、連続摂取となりますので機能低下して、第3に排泄器官「皮膚」のリンパラインより排泄されます。おそらくお子様の発症部位もリンパラインと推察します。

この事を基礎に発症原因を追跡すると、「産道」が重要ポイントとなります。兎に角普通分娩を行なうことと(生命の危険があれば止むを得ませんが)、医者の産道菌検査による陽性処置(抗生剤投与)は避けることです。 これらのこと以外に重要なことは、産道を常に弱酸性にすること、膣粘液を定期的に分泌させる事が、重要な膣乳酸菌を守ることなのです。よって、お腹は大きいと思いますが、これから先、臨月まで1週間に1回くらいのペースで性行為を行なうことです。昔の人は、臨月まで性行為をしていました。ま、テレビもないしラジオも深夜放送もないし、することなかったのですね。その時にはアトピー児は生まれませんし、帝王切開も殆どしていません。陣痛促進剤なんて出来て・・・馬鹿みたい。お腹のお子様は自分自身でタイミングを計って出てきますので、自然でよいのですが、、、、これも医者の横暴ですね。

もし、ご主人が一般に流れている常識を信じて「性行為が怖い」なんて言い出せば、雰囲気も出来ないでしょうから、、、、苦しいでしょうが、お子様のためと思って「マスターベーション」で産道調整する事も考えられます。

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□ 今月のクイズ
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生後4ヶ月から当所の改善処置を行なっている9ヶ月のお子様が、予想の改善とはならなかった。聞き取りから下記の事が原因だったようで、対策すると徐々に改善となった。さて、どんな対策をしたのでしょう。
①風呂に入れた
②部屋を暖めた
③保湿した
④口呼吸をしていたので「おしゃぶり」使用して鼻呼吸に切り替えた

<ヒント>なし
※回答は下記メールアドレスへ当選希望商品をお書きください。
  回答はこちらへ→ answer@atoppos.co.jp
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+: ①四輝水
+: ②血液型別乳酸菌 REI(血液型も)
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+: ⑤サイナスリンス(鼻うがい容器と天然塩)
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□ 年末年始の営業時間のお知らせ
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【ご相談・ご質問等のお問合わせについて】
2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)まで年末年始のお休みとさせていただきます。 ※2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)のお問合わせやご相談→2016年1月4日(月)以降順次対応させていただきます。

【商品の発送について】
アトポスの年内の営業は2015年12月29日(火)午前中までとなっております。
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■2015年12月29日(火)午前10時以降~2016年1月3日(日)のご注文 →2016年1月4日(月)以降順次発送>

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