赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

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両頬と右腕を掻くよう になり、血が出るまで掻きます・・

産まれてから少しして、両頬と右腕にかさかさしたもりあがりができました。掻くこともなく普通に過ごしていました。1歳になり、MRの予防接種を受けたのと、そのあとに初めて温泉へ入ったのと、そしてその後高熱が出て突発性になったのがきっかけなのかどうかわかりませんが、その頃から両頬と右腕を掻くようになり、血が出るまで掻き、かゆいのが治まらなくなりました。

夜中も授乳に起きると必ず掻きます。なかなか深い眠りにならないようです。

病院へ行くと卵アレルギーが判明して、卵は与えていませんし、母乳をあげている私も卵をなるべくひかえています。病院では アトピーとは言われませんでしたが、ステロイドが出ました。怖いのでステロイドを出さない病院へ行き、フシジンレヲ軟膏という抗生剤の軟膏と、紫色の消毒の入った亜鉛華軟膏を貰いぬりました。

塗っているとき高熱が出たので少し良くなったと思ったのですが、熱が下がるとまたカキカキしてきました。 熱が出て風呂に入っていなかったのもあります。先生のお話を読んで、びっくりしました。自分の家で起こっていることと同じだと。その通りでした。

そしてそういうのに良いというクリームを買ってみたり、近くの温泉水を買ってみたり、ハーブティを飲んでみたり。ハーブティは飲むと余計肌がかゆくなったみたくて悪化しました。お店の人によると、肌が一時的に活性化されたのだと。

そして色々試して3か月ほどたった今、初めてアトポスのことを知りました。 前後になりましたが、3点セットをすでに注文して、今日届く予定です。 色々試した中に 蓬水も買っていました。でも、まだ試していなかったのですが、まだ手元にあります。

カキカキしている姿を見るの多とてもつらく精神的にひどいです。夜中も起きるし私も寝不足て目がシバシバしています。

授乳をやめたほうがよいのでしょうか。私の食べるもののダメなのでしょうか。 また 外に散歩させて日光にあたってもかゆいようです。今日届いたら どういうふうに進行していけばよいでしょうか。よろしくお願いいたします。

◇ANS
1歳からのアトピー性皮膚炎発症ということは、あまり考えられませんが、これまでの症状経緯、処置経緯からすると何点か逆方向へ進むような処置となっているようです。その方向転換を行えば、物理的な解決方向へと進みます。しかし、年齢が1歳半となりますので、自我に目覚め、力強い掻痒行為にて、目的である皮膚改善は、目に見えるスピードでの解決には至りません。

一生80年のスタート段階であるこの年齢の基礎整備は、一生に繋がるものです。「三つ子の魂百まで」と申しますように、満2歳までの体条件が一生に繋がるということなのです。

お写真が手元に来ておりませんので、どれくらいの症状度合いか把握できませんが、ここへご相談されたということは中程度異常と推察してご返答申し上げますが、一朝一夕での解決は無理と思わなければなりません。改善の目的である皮膚は、表面すべて粘膜に覆われ、その上部位には、異物の侵入を防いだり皮膚表面の膜を作り出したりする有用皮膚常在菌が1平方センチ当たり約100万個棲息して体防衛をしています。

改善には、この有用皮膚常在菌の生育スピードが重要となるのです。掻痒行為がなければ28日で皮膚は再生しますが、異物の侵入路には常に痒みを与えるように人間の神経は作られています。その改善スピードは想定(統計でもあり)ですが、1センチ円の修復には約1ヶ月を要します。怪我においても同様です。

また、皮膚は雑菌群やウイルス群が棲息する空気と常に接しており、空気中の3%が雑菌群といわれます。空気中のphは7の中性ですが、皮膚表面のphは弱酸性の「5前後」となって、中世の雑菌群など棲息できない環境を作り出しています。多くのお医者様や指導者は、皮膚phや皮膚常在菌のことを無視して処置することが多いようです。アトピーか判明しないが、副作用の説明なしにステロイド剤処方したり、これはステロイド剤含有はないと油脂系保湿を大量に処方したりと、作用的にも構造的にも悪化原因となるべく方向へ進行します。何が見えていないかというと、皮膚表面に棲息する有用皮膚常在菌の存在を想像できないためなのです。疾患部だけを塗布しているつもりでも、部位周囲の正常皮膚まで塗布することになり、その処置による結果は、塗布部位全体がph7の中性となり、さらに油脂系ということで空気を遮断し、空気を好む好気性菌は徐々に減少し皮膚粘膜構成が出来なくなり、やがてその部位も感染条件を作り出すことになるのです。よって、症状部位は拡大してゆくことになるのです。

ご体験されたことと存じますが、雑菌群(特に黄色ブドウ球菌)は、熱に弱く、発熱時に炎症部位表面棲息の黄色ブドウ球菌は死滅し、増殖できなくなることで皮膚は乾燥し、一時的に良くなりますが、有用皮膚常在菌の棲息が出ていないために、再度炎症は再発します。これも皮膚常在菌の棲息部位は再発は起きません。また、当方は脱入浴を推奨してますが、皮膚を乾燥させれば、雑菌群の増殖も出来ないために炎症部位は瘡蓋と移行します。しかし、入浴によって体温が上昇し、平熱へ戻すためには通常汗を出して調整しますが、アトピー症状の方はそれが出来ず、逆に閉じ込める状況となり、その熱放散の為に掻痒行為が起きて、平熱とします。当然、柔らかい皮膚だけに直ぐに傷となり、雑菌の温床ともなるのです。また、浸透圧によって有用な皮膚常在菌の嫌気性菌も酸素に触れ、徐々に減少することで皮膚表面への皮脂出し機能が低下することとなるのです。

このように、常識と思われる処置が逆に皮膚常在菌改善を遅らせていることとなっているのです。当方では、このことを基礎に「脱入浴のすすめ」、雑菌排除と有用皮膚常在菌保護を目的に「ph4ローション処置」を皮膚常在菌改善スピードを上げるために指導しています。ただ、ミクロの菌群による作用ですから、改善には時間を要しますが、改善できれば殆ど再発は起きません。再発様症状となってもその理論を理解しての処置を行うからです。

痒み・不安などを連続で繰り返せば、体内では活性酸素が大量に発生し、抗生剤作用となることで、腸管内の有用乳酸菌や皮膚常在菌なども徐々に減少させてゆきます。さらに、体全体の恒常性維持に重要なミネラル(微量元素)も急激に減少・アンバランスとなり、正常な細胞活動が出来なくなるのです。

これら痒みが連続で発生すれば、アトポス理論の主となる重要部分がすべて低下することが予想されるのです。大人でも我慢できない、免疫過剰の痒みは小さな体で受けるわけですから、大人の数倍のストレスを受けることになり、この基礎部分の改善なしには、完全な克服にはならないのです。

この雑菌社会で生きるためには、体内に異物や雑菌群が入る体では正常な体状況を維持することは出来ないのです。その表面外部とは、皮膚表面は当然ですが、口から肛門までの胃腸管内部も「外部表面」となるのです。その外部表面には粘膜があり、有用常在菌が棲息して、異物の侵入を阻止しているということなのです。特に腸管内においては、毎日摂取する食材を分解し、脳の指示に合わせて成分を作り出し、必要細胞へ送り込んでいるのです。その数、ざっと3000種類を超えています。その為に、100種類以上、100兆個以上の有用菌が棲息することになるのです。腸管の乳酸菌群は、数種類の食材から3000種類を超える成分を作ることとなるのです。よって、植物性の乳酸菌1種類で、これが解決できるとは専門家として理解できないでいるのです。当方では、奥深い研究の元、アトピー対策用人由来特殊乳酸菌(中心となる乳酸菌7種類)を健常な方のバランスで作り上げ、一般乳酸菌の約100倍の菌数を2g(約2兆個)毎日摂取することで、3~6ヶ月で正常化することを約6000人の便検査で確認しています。

お子様の掻痒行為には、胸が張り裂けそうな思いであろうと推察していますし、直ぐにでも開放してやりたいと思う気持ちも察しています。しかし、上記のことを基礎に処置を行わなければ、一生の解決とはならないことも確認しています。一時的に改善されても、ストレスが掛かった場合や、環境の変化によってお子様の症状は一機に変貌し、厳しい環境におかれ、仕方なく再度ステロイド剤への移行となることも当方への相談から多く確認しています。

さらに、1歳を超えてからのスタートは、自我に目覚めていることから、感覚通りに行動する厳しいものがあり、目的である皮膚改善には期間を要することも多くの結果から確認しているところです。が、必ず長期間となる限りではありませんが、その傾向にあるということです。でも、時間は少々経過してもこの時期に改善することが重要と多くの経験から私も思います。小学校に入れば、なかなかそのタイミングはありませんし、中学や高校では尚更のことです。小学校中学年からは、人の目を気にしながらの進行となりますので、ストレスの度合いは異常な限りです。荒っぽくなり、親への言葉も厳しく、「私の体を返してよ、お母さん」と、なじられる光景もしばしばです。

上記のような基礎的なことは、ある程度後理解されてのアトポス推奨3点セットのご注文となってでしょうが、これらモノだけで解決することもありますが、自然や家族や居住地、季節、心なども多く影響しますので、毎月自信を持って進行することと、表面の症状だけではなく、人間の体の仕組みなども勉強して、一歩一歩前進することが重要です。いや、本当に直ぐには解決できませんから、少し長いスパン計画をして進行することが重要なのです。長い人生の僅か数年です・・・長いか短いかは皆さんのご判断と思います。

授乳の件ですね。止めたら駄目ですよ・・・これほど素晴らしい赤ちゃんの食材は宇宙どこを探してもありません。お子様には、これ以上のものはないし、このおっぱいで一生左右されるといっても過言ではないのです。お子様が拒否するまで与え続けることが重要なのです。母乳を外してミルクにしても食材分解できない体では、反応は止まりません。今、その条件整備をスタートするのですから、3ヵ月後には内部反応はなくなります。とはいっても、もう1歳半ですからね・・・やがて止める時期は来ますね。

母親の食材がそのままお子様に左右するのであれば、この日本は全員の赤ちゃんアトピー症状を起こしていますよ。それほど良いものを食べている訳ではありません。心配することなく、何でも美味しく食べましょうよ。どんな食べ物も、美味しく体のためと思って食べれば、いい栄養となるものです。体はそのように出来ているのです。

直射日光の長時間照射は厳しいでしょう。それは、皮脂がないのですから、直接紫外線が細胞まで届き、発ガンする条件を作り出しますのでね。帽子をかぶせる、傘で防ぐ、出来るだけ朝晩の紫外線の弱い時間で行うなど考えて散歩しましょう。

アトポス推奨3点セットの使用方法は、説明書があると思いますが、乳酸菌2包を朝晩1包づつ摂取、ミネラル濃縮液は、飲み物に1滴づつ(希釈倍率50mlに対して1滴程度)湯冷ましや離乳食(水分モノ)に入れましょう。四輝水は、1日3回炎症部位(赤くなっている部位)に塗布します。数は多くなっても構いませんが、お金が掛かりますので費用対効果を設定すれば3回/日ですね。塗布すれば少しは痒みは治まるようですが・・・。

下記に上記のことを纏めましたので、参考にしてください。

①腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)  ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる 子供に乳酸菌を摂取させる。  

②ミネラル調整を行う。  ※ここも発症の原因解決が目的。  (痒みによりミネラルバランスが崩れるため)  

③皮膚phを弱酸性にする。  ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば  皮膚も正常となる。   ph4ローション(四輝水)にて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。   

④皮膚を乾燥させる。  ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染  の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す  風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。   (病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)   

⑤母親といつも密接にしておくこと。  ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは  常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。   母親の「抱っこ」は最高です   

⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。  ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろう  か?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。  この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服には  この行為が一番重要となります。  

⑦毎日外に出すこと。  ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身  体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体とな  りますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなけれ  ばなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れま  す。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車  でも構いません)  

⑧自信を持つために面談が必要です。  ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じ  て良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。

上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)

シュミレーションの中でも、記述しましたが、ご主人(祖父母様が同居でありましたら同様です)の意識がこの解決には、重要なポイントとなるでしょう。子供は、母親だけを意識して生きています。その母親の不安や動揺は、子供も同様に不安が募り「活性酸素」が大きく発生するので、症状も即座に悪化します。母親は側で見ている子供の悪化を、普通であればまともに正視することは出来ません。だから、少しでも早く良くしたいと言うことで、薬の使用となったのでしょう。この解決には、少々の苦しい状況を数ヶ月経験しなければなりませんので、母親の体力は大きく低下します。そこを父親がどれだけ母親を支えるかによるのです。母親の安定は、子供の安定に繋がりますので、この克服の重要なポイントは「父親」とその「両親」となるのです。少しでも、「やはり、薬で・・・」と1人でも思えば、母親の意識も崩れ、ストレスが大きく発生します。 ここに克服のための「父親」の位置を訴えたいと思います。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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