赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

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7ヶ月の男の子・・・少しでも早く改善させたい!

はじめまして。先日アトポスの事が他の掲示板に書かれていたので、早速調べてみました。 実はうちの7ヶ月の息子の事なんですけど、乳児湿疹がとてもひどいのです。生後二ヶ月ぐらいから出始めて、痒がり、ジクジクとして黄色い汁がでます。 自分がアトピーのため、ステロイドは良くないとわかっているので、一切息子には塗っておりません。 現在はモクタールという薬を夜寝る前に塗る程度です。

いろいろ他の人の話を聞くと、乳児湿疹はだいたい半年すればよくなってくるといわれますが、半年たってもなかなか良くなる気配がありません。アレルギー検査も五ヶ月の時にしましたが、 IgEが68で、一番高い数値で小麦が0.74でした。他にもミルク、卵白、大豆はレベル1程度でした。医者からは除去する必要もないといわれましたが、完全母乳の為小麦は控えています。

どうにか治してやりたいと思うのですが、なかなか思うとおりにいかず、精神的にも疲れ果ててきました。 母親の私がこんな状態ではいけないと思いますが、日々のストレスで自らのアトピーも悪化しています。 どうか息子の状態を少しでも早く良い状態にするにはどうしたらよいのでしょうか?

乳酸菌は私が摂取しても、母乳から息子に移行してくれるのでしょうか?それとも、七ヶ月から離乳食を与えているので、息子が直接摂取した方がいいのか・・・ あと、セミナーにも参加してみたいのですが、次回東京ではいつ行われるのでしょうか? お返事お待ちしております。

◇ANS ○○○様
生後2ヵ月からの湿疹・・そして、現在もあまり良くなる気配がないという状況から判断すると、「免疫過剰」(アトピー性皮膚 炎)と思われますので、その方向の処置が必要でしょう。 ステロイドの処方をしなかったという判断は大正解ですし、今後の展開は非常に楽になります。 出産時の雑菌摂取による「免疫過剰」となれば、腸管調整が必要となります。その調整なしに離乳食を行っていますので、反応が治まらないのだと思います。まずは、根元である腸内の改善が必要でしょう。母親の乳酸菌摂取による、お子様の腸内改善は難しいので、お子様直接の摂取で改善をはかるほかありません。出来れば血液型別乳酸菌をお奨めします。(菌種・菌量が多いため調整が早い)

また、毎日の痒みや子供なりの不安がストレスとなり、活性酸素の発生が多くなっています。このことにより、腸内細菌やミネラルの減少し、アトピー症状を悪化させる要因を大きくしていることも考えられます。よって、腸管改善とともに「ミネラル」摂取も同時にお奨めします。

さらに、皮膚表面の調整に現在「モクタール」を使用していますが、これでは皮膚の構造からして解決には至らないような気もします。軟膏の塗布は、脂感知により皮脂を出さなくなることも理由に挙げられますが、皮膚phを上昇させ、皮膚バリアの中心的存在の「皮膚常在菌」を死滅させ、塗布部分の改善は難しくなるのです。出来るだけローションを使用して、それも皮膚常在菌を棲息させながら、炎症部分に多く棲息する黄色ブドウ球菌等の雑菌群を排除させなければ、皮膚の改善は考えられません。また、皮膚を乾燥させることが雑菌群の感染を阻止することとなりますので、出来るだけ乾燥させる方法で進行することをお奨めします。

その一つに「脱入浴」も考えられます。(股や頭皮は天然塩希釈湯で洗うと問題はおきません。浴槽には絶対に入れないこ と・・炎症部分の瘡蓋が直ぐにとれ、体液が出て雑菌群の繁殖が起き、悪化することが多い)乾燥して瘡蓋が落ちるようになれば克服への道へまっしぐらです。赤ちゃの回復想像以上に早く 進行します。

この処置を行うようになると、直ぐに効果はありませんが、根元解決をしてゆきますので徐々に回復をしてゆきます。生まれて1年以内なので、初めての夏を迎えることとなり、身体はどのように対応してよいのか迷っているのです。本来なら直ぐに代謝機能を活性して、来たるべく暑い夏を待ち受けるようにするのですが、今の症状は、正常な感知が出来ませんので季節の変化とともに症状悪化ということもあるのです。

でも、心配はこの数ヶ月で終了します。1歳を超え、2回目の季節を向かえるごとに良くなってゆくことでしょう。そして、来年 の春には完全に良くなっています。

この指導方法は、通常からすると全くといって良いほど逆方向の進行なので、ご家族は異論を唱える方が多いのですが、今までの実績と再発のあまりない状況からすると、大きくは間違っておりせん。子供のどんな治療法に関して言えることですが、家族が一つの考えで進行しなければ、意見の食い違いで母親のストレスが大きくなり、母親を頼りに生きており(赤ちゃんは母乳を頼りにしているため)一本線でつながっている敏感な子供は、母親の不安にも大きく影響してきます。特に父親の母親へのサポートは、この赤ちゃん改善にに大きく影響してきます。

今の症状を見れば心配でしょうが、上記の項目をクリアすれば間違いなく来年の春までには解決します。それと、母親の症状解決も子供さんの解決スピードを速めることになります。頑張って解決して幸せな家庭をおつくりください。

・・・そうですね、一度しっかりセミナーや5月発刊の「アトピー克服マニュアル」などで勉強されて進行すれば、確実にその克服日がわかります。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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