赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

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7ヶ月の男の子・・・中国在住で困っています

氏名 = ○○ちゃん
性別 = 男
年齢 = 7ヶ月
身長 = 65
体重 = 8
飲料水その他 = 浄水器の湯冷まし
病名 =乳児湿疹もしくは、アトピー性皮膚炎
発病年 = 2012
発病月 = 1
治療 =
小児科の先生に、3歳までには治る可能性高いのでステロイドは使用するなとのアドバイスあり。

皮膚科では、プロペト、ヒルドイドソフトを保湿剤として、亜鉛華軟膏とキンダーベート(ステロイド)を処方される。

現在までは、毎日の入浴とスキンケアとして保湿を行う。 (アルテナチュラル、ヒルドイドソフト、プロペト、四輝水、メトセラ27)3ヶ月半経つが、目立った改善、悪化なし。 現在、親の仕事の都合で中国に在住。中国での通院なし。
住居年 = 1
住居築(月) = 0
ステロイド離脱経験 = 無
備考 =
アレルギー検査していません。
現在、7ヶ月。
ほっぺ、口の周り、目のあたりにあかみあり。通常は、カサカサしているが、ところにより、湿った浸出液がでる。

耳の周りと耳がとても痒い様子。かきすぎると、グチュグチュになる。1週間ほどで治るが、再発する。お腹は全体に、カサカサ。赤みは少ないが、非常にかゆそう。 背中、脇腹、赤いぶつぶつがあり。かゆみもあり。肘から方にかけても赤みあり。痒そうな様子は今のところなし。

股からふくらはぎにかけて、カサカサ部分が点在。赤みなし。かゆみあり。このまま、子供の自然治癒力に任せておいて大丈夫なのか不安あります。暑いと痒くなるので、夏を乗り切れるのかも心配です。ステロイドは中国でも処方されているようですが、病院に行っていないので、 今は、スキンケア(保湿)のみです。

痒みはありますが、眠れないほどではなく、辛そうなときは、抱っこしたまま寝てます。見た目は、結構ひどいでずが…説明会、面接に行く事がすぐにできないため、相談して おります。

◇ANS ○○○様
生後2ヶ月過ぎからの発症で、現在の症状から推察して免疫過剰(アトピー性皮膚炎)状態にあると予想されます。また、そうではなくても今の症状範囲の改善を含めて、克服のための条件整備を行った方が賢明でしょう。中国での在住で母親として厳しいと思いますが、お子様自身が一番不安に思っているのではないでしょうか。傍に居るご両親がしっかり克服の理論を理解し、克服できる行動を起こし、お子様に安心を与えれば確実に来年いは改善してピカピカの皮膚になることは間違いありません。 その為には、今行っている処置でなぜか以前方向へ向かわないか、何が問題で今の症状が起きているかをしっかり理解して行動をされてください。これまで多くの経験とアトピー症状におけるブラックボックスを全て解明していますので、少しの時間差はあるとしてもこの時期のお子様の克服は100%近くを維持しています(一部追跡できていない方々はいますが)。 まず発症の起因は、お子様の体内に異物とされる成分が侵入したことから始まっています。第一の侵入路は腸管です。何かの影響において腸管粘膜がバランスを崩し、正常成分とされない中間物質で通過し肝臓で異物認定され、連続侵入する中間物質排泄機能が2ヵ月後に低下して、第3の排泄器官「皮膚」に痒みを与えて排泄させているのが現状なのです。そして第二の侵入路が、掻痒行為において傷ついた皮膚から雑菌やウイルス、その他の異物接触によってさらに痒みが起き、掻痒行為によって侵入を防いでいる行為なのです。 今赤くなっている部位は、真皮まで傷ついており異物の侵入が予想されることから、免疫物質である白血球が集中して、体内に侵入しても直ぐに排除できるよう配備しているのです。異物の侵入路が多ければ、免疫機能も活発にならなければ生きてゆけないことになり、免疫過剰状態を維持しているのです。私からすれば、この症状は病気ではないと判断しています。お子様の生命力が強いから起きていることなのです。逆に言えば、空気中の雑菌やウイルスが血中通過して全身に廻れば「敗血症」となり、命も危ぶまれることとなるのです。

基本的には、この2箇所(腸管粘膜・皮膚粘膜)の異物侵入路を正常構造にし、異物侵入が阻止できれば、排泄の必要が無くなることで痒みもなくなり、通常皮膚となることは間違いありません。プラス現在低下している肝腎機能の活性もその条件にあります。もう一つ追加するとすれば、痒みのストレスによって発生した活性酸素によって起きるミネラルバランス調整もその一つに上げられます。

何でアトピー治療において病院では、この事を説明できないかというのは、怠慢ということもありますが、人間の身体で重要なポイントを一切勉強していないことから、このアトピー性皮膚炎の本質を理解できないのです。厚生労働省のガイドライン、皮膚科学会のガイドラインそのままに進行しなければ医者は生きてゆけないからなのです。ということは、あなたのお子様が痒がろうが痛がろうが苦しもうが、、、どうでも良いのです。そして、この治療の奥深くには、官僚システムの闇が潜んで、多くの方々を苦しめているのです。自分たちのお金の確保のために、官僚・製薬・医師会でこのシステムは作られています。誰も太刀打ちできません・・・そして、一番の被害者は、税金で生活する官僚たちを食わしている国民なのです。不思議な世界となっています。これに楯突けば、一瞬で命は無くなります。だから、誰も対抗できず、今の環境となり多くの犠牲者が増えています。

もう、お子様はご両親、いや母親が守らなければならないのです。

これまでステロイド剤の使用が少なかった、いや現在も使用していないことは素晴らしい条件となっています。ステロイド剤は、これからも命に影響があるとき以外は使用しないことです、厳しく辛い薬であることはこれまで多くの方々と接して結果的にも理論的にも理解しています。詳細は、多くの書き込みの中から確認してください。

今現在スキンケア(保湿)のみの処方となっているようですが、これも問題なのです。保湿剤は、ワセリンや軟膏を基材とした油脂系なのです。油脂系の皮膚接触によって自己の保湿が出来なくなること、さらに、お子様の皮膚は弱酸性のph5前後となって、中性ph7である空気中の雑菌やウイルスから身を守っています。しかし、これらの保湿剤は中性のph7です。

皮膚粘膜の上部には、常に外的から身を守るために有用微生物が棲息していることを理解しなければなりません。これらの有用菌群が棲息できなければ、その部位は中性のph7となり、空気中の雑菌群の温床となり、ジュクジュク皮膚となり感染条件を常に維持することになります。保湿剤が皮膚を被えば、その部位はph7となり尚且つ油脂系成分となれば、その部位からの皮脂出しは望めなくなります。当然乾燥したり、水分があれば雑菌の温床となり感染条件を作り出します。特にブドウ球菌は空気中に多く存在し、20分に1回のスピードで増殖します。2日で1センチの大きさの繁殖となるのです。

ということは、乾燥させれば増殖は起きないことにもなります。

この事を基本に皮膚処置を行うことが重要なのです。まずは、油脂形の保湿はしないことです。それらの保湿剤を塗布するときに多くの方は、その部位周辺まで塗布します。正常皮膚域まで塗布することで、正常皮膚に存在する有用常在菌まで排除してしまっているのです。そして、雑菌の占有部位が拡大し感染状態を引き起こして炎症部位の拡大となります。保湿しないことで皮膚は乾燥し、痒みは出ますが皮膚はカサブタが多くなります。このカサブタを多く作ることが改善の第一歩となるのです。カサブタは、異物の侵入を阻止するために出来ます。カサブタの出来ている部位は異物侵入が阻止できたということで白血球の集合が少なくなり皮膚の色は白くなります。兎に角、改善のためにはカサブタを多く作ることに徹するのです。

そのための第一条件は、皮膚に水分を触れさせないことです。入浴においても悪化の原因となります。やっと出来たカサブタも入浴によって1、2分で全て剥がれ落ちます。そして、風呂上りにはその部位から体液が出て空気と接して雑菌との接触で再度感染条件を作ることになります。また、入浴温度も40度前後となりますので、体温が上昇して痒みの原因となり、柔らかくなった皮膚は直ぐに破れ傷が付き、感染条件となるのです。さらに、浸透圧によって皮膚に棲息する有用菌群の中の「嫌気性菌」は酸素と触れて死滅してゆきます。この様に入浴一つにおいても3つの悪化条件を引き起こすのです。

騙されたと思って1週間ほど脱入浴を実践してみてください。入浴していたときに比べ痒みは少なくなり、カサブタ範囲は格段に多くなります。極端な人は、正常皮膚が見え出したとも言います。

当方では、この脱入浴処置と共に、皮膚常在菌を重視した「ph4ローション」を症状部位に塗布し、雑菌の排除・有用菌群の保護を目的に処置指導しますが、異常にカサブタの出来が早くなります。

人間誰しも正常皮膚には1センチ四方に約100万個以上の有用菌が棲息して身体を守っています。この事が出来なければ無菌状態の場所で生活しなければなりません、白血病と一緒のことが起きるのです。 皮膚改善の直接処置は、上記のことを重視して処置することをお勧めします。

最初に記述した改善のポイントで重要なことは、腸管粘膜からの異物侵入がこの症状の起因となっていることです。胎児のときは母親に守られ無菌状態でよかったのですが、出産によってこの雑菌社会で生きるためには免疫を保持しなければ生きられません。その免疫のベースは腸管にあるのです。免疫成分の殆どはここで産生されます。また、身体に必要な成分は全てここで造られたり変換されたりして身体の細胞へ送られます。

出産時にお母さんの産道で免疫基礎となる乳酸菌を移譲できなかったことで、腸管構成が出来ず粘膜バランスを失ったことが予想できます。腸管の乳酸菌をはじめとする有用腸内細菌が少ないことで、粘膜正常化やタンパク質のアミノ酸化が出来ずに異物の侵入が起きたことになります。何かの原因で産道で正常移譲が出来なかったのだと思いますが、出産前の産道検査で陽性反応が出たりしてする抗生剤処置、切迫早産、妊娠中の無性交、帝王切開、出産後のお子様への抗生剤処置、出産後の黄疸対応での紫外線処置などで発生した方が多く見られます。この事がなくても結果的に何かの原因で、胃腸管への有用菌移譲ができなかったことが今回の引き金となっていると予想します。よって、当方のこの処置への推薦は、元々腸管に棲息する重要菌群を人から採取し、増殖させた乳酸菌を摂取頂き、本来の腸管バランスに戻すことで、腸管粘膜の改善や消化酵素の産生、腸管phの正常化、母乳タンパクのアミノ酸化、さらに必要成分の産生を目的としています。

肝腎機能の活性も改善のために重要な処置となります。現時点で、この機能を改善させる薬はありません。市販の酵素などは肝機能活性の作用は見られますが、自己記号を保持していませんので、一度使用すると継続の必要があり、外すとまた同じことが起きてしまうステロイドと同様の副的作用が出てきます。肝機能改善においても腸管の乳酸菌群が、肝機能活性に必要な酵素を自己の記号で産生し作用をはじめ、活性化すれば代謝率も上昇し、皮膚からの異物排泄が極端に減少してゆき皮膚の痒み感覚も少なくなってゆきます。内部からの異物排泄が無くなればあとは怪我の処置と一緒のことなのです。アトピー症状の場合、怪我のときのように一箇所ということはなく範囲が広くなるので、改善期間は長くなりますが、考え方は怪我処置です。

もう一つ考えることは、大人でも我慢できない痒みを連続で受けている赤ちゃんのストレスは異常に強く、体内では大量の活性酸素が発生して、身体細胞を破壊したり、有用な腸内細菌を殺菌をしたり、必須ミネラルを異常に使用してしまいます。菌の減少は乳酸菌摂取によって補えますがミネラル減少においては補給しなければなりません。ミネラルは、身体細胞へ栄養分を運搬する役目をしたり、排泄作用を施したりし生きるために重要な働きをしているのです。塩戦争もあったように、塩(ミネラル)は生きるために必要な素材であり、基材がなければ生きられないのです。痒みストレスは、生きるために重要なマグネシウムを多く使用し、ミネラルバランスを大きく崩すこととなります。よって、この補給は改善においても重要な項目となります。赤ちゃんの自律神経正常化には重要な元素となっています。この補給には、当方の推薦で「七海」という濃縮ミネラルを1000倍希釈して摂取し、ミネラルの安定を図るようにしています。

上記が、お子様の克服における基礎的な考え方となります。海外の場合は、ご家族がノヴァへ注文し、ご家族からそちらへお送りするシステムをとらせていただいています。直接の送付には、検査が厳しく予定通りに到着しないことが多くありましたので、この方法となりました。

中国での生活なので何かとご不便も多いとは思いますが、お子様は何処にいても母親の傍であれば安心なのです。お子様は本能で生きるためには母親が必要だということを理解しており、すべて母親の身体の波を察知して生きています。母親が不安であればストレスとなり、喜びの多いときはいろんなストレスも排除してゆくのです。

母親の克服への知識理解がお子様の治療には重要なポイントとなります。しっかり勉強してこの1歳半までに完全克服をさせることです。それを過ぎると、お子様は自我に目覚め、本能とおりに行動を起こします。目的は皮膚の改善ですが、内面的な改善はあっても掻痒行為によって皮膚の改善が遅れることも多く見かけます。1歳を超えての処置進行はさらに遅れることも見られます。また、母親の安心行動は、ご主人の理解と協力が重要であり、母親のストレスができるだけ少なく進行するのもご主人の思いやりが全てです。私は特にこの事をご家族に話しています。

上記のことを理解され進行されても、一朝一夕で改善は見られません。まだ経験したことのない環境(1歳になるまでは毎日季節の変化があります)を毎日受けているお子様は、敏感であり少しの変化も逃さず体は反応しています。その為に、一直線で改善には至らず、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行するのが普通です。悪化に落胆することなく、常にお子様に安心を与え続けながら自然のシステムで改善することが再発のない克服方法です。乳酸菌やミネラルは基礎機能条件回復のための素材ですので、完全に改善すれば処置の必要はなく、再発も起きないのです。

基礎条件整備が出来ていませんので、症状は上昇する予想は出来ません。出来るだけ早めの基礎条件整備をお勧めしたいところです。

これまで多くの相談返答を行ってきています。取り急ぎ、克服のための条件を順不同で書き込みましたが、全て書き込むことは出来ません。他の症例となるかもしれませんが、いろいろな書き込み内容や、当方の書籍(3点セットであれば付録つき)などをご確認されて、お子様にとって一番良いと思われる方法をご主人と選択して、いち早い○○くんの克服を心より祈っております。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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