赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

48
3ヶ月になる男の子です。促進剤を使用しての出産と母乳ではなくミルクがアトピーの原因ですか?

もうすぐ3ヶ月になる男の子の母親です。

分娩は自然分娩でしたが第二子が約4000gの子供だったので、なかなか下に下りてこず促進剤を使用しました。 私自身も手湿疹、生理中のおりもののかゆみはずっとあり、ステロイドがはなせず妊娠中もステロイドを使用していました。

子供の湿疹のことですが、一ヶ月半から細かい湿疹が目の周り、おでこ、口の周りにでき、出たり治ったりの繰り返しで2ヶ月を過ぎてからは細かい湿疹が体全体に広がっています。頭の中は乾燥していつもふけのようなものが出ています。体も少しカサカサしています。

ジュクジュクしているようなところはなく、乾燥して赤く細かい湿疹が沢山ある状態です。かゆみも今のところない状態です。スムーズな出産が出来なかった精神的なショックもあり母乳がほとんどでなくなってしまい、3ヶ月間ミルクのみです。本当に母乳の大切さを知っているだけに、母乳ではなくミルクを飲んでいるから、こうして湿疹がでているのでは?と申し訳ない気持ちでいっぱいです。

いまの治療としてはステロイドを2、3度、そのほかはプロペとワセリンを使用しました。このサイトを読んでからはもう使用しないと心に決めました。

ミルクが合わないのかとアレルギー検査をしましたが、ミルクを含めアレルゲンは全くありませんでした。2ヶ月という小ささから反応もでなかったのかな?とおもっています。

これからの治療、日常のケアをどうしていったらよいでしょうか?

ミルクから離乳食に変わっていく際も、自分自身も含め食生活も勉強したいと思っています。

私自身も、産後 体中の乾燥でかゆみで夜も目がさめてしまいます。

このままミルクを摂取してもアレルギーは治っていきますか? 便も、一日一回、わたしが綿棒でつつかないとでません。 上の子は黄色の綺麗な便が一日何度もでました。 いまはミルクだからなのかどす黒い緑色の便で 見るのも悲しいです。これが腸に負担をかけているのでしょうか?

お忙しい中、もうしわけございません。どうぞご指導のほどよろしくおねがいします。

ANS
小さな我が子の痒がる姿を目の当たりにして、心痛む日々をお過ごしのことと思います。ただ、お子様は病気ではありませんよ。生きるために自分で最大の力を振り絞って生き抜いているのです。この症状は、外部からの異物侵入による症状なのです。その異物を外に出さないとお子様は生きてゆけないのです。 当初は、肝臓腎臓で排泄できていましたが、継続侵入することで疲弊し第3の排泄器官「皮膚」に痒みを与えて外に出しているのです。

出産時の何かの影響で免疫移譲が正確に出来なかったものと推察できます。さらに、母親がアトピー症状ということと出産時の環境で、産道の粘膜がアンバランスにあり、正常移譲出来なかったとも思われます。

それが根源であれば、お子様の腸管環境もアンバランスとなり、粘膜もアンバランスとなれば、毎日摂取するミルクもアミノ酸に分解できず、中間物質の「ペプチド」となって侵入し、異物判断されて排泄となります。先述の通り排泄器官の肝腎機能も低下して、皮膚への影響となります。そらに、痒みと掻痒による皮膚の粘膜破壊で、皮膚粘膜から外部のウイルスや雑菌などが侵入しやすくなり、その阻止にも痒みを発生させ排除する行為となるのです。

この2点の改善を目指せばお子様は回復することでしょう。必ず1歳半までには普通の皮膚となり、より健康なお子様となりこれからの再発はありません。また、このことで家族の絆も深まり、健康ということの意義とシステム、食べるという重要性が認識でき、健康な家族が形成されることは間違いありません。

上記の2点とともに改善しなければならないもう一つは、ミネラルの問題です。身体を動かすには必須とされるミネラルも、痒みという強烈なストレスで一気に破壊されます。特にカルシウムやマグネシウムは自律神経正常には重要な微量元素となり、身体を司っています。この正常化も子の症状の克服には重要なポイントとなります。

ご質問のミルク進行での回復はありえるかということですが、問題ありません。当方に関わった皆様の3分の1はミルク、もしくは半ミルクという方々です。その殆どが予定通りの改善となっています。

上のお子様の状況差からいろいろな判断をされているのでしょうが、ご兄弟でも差が出るのが普通ですし、あまり後悔等しないことです。いろいろな役割であなた方の元に来ていますので、これからのことだけを見て進行されることです。

離乳食についてですが、腸管環境から少し遅めのスタートが良いでしょう。消化酵素不足の状況となっていますので、一般的に出されている情報から3ヵ月後の進行でよいでしょう。特にタンパク質は、遅めの少量継続で慣らすことです。腸管粘膜の改善には、最低3~6ヶ月を要しますので、その後であれば通常通り進めても構いません。

入れるものを重要視するより、受ける側の条件整備が重要なのです。良い食材を入れ込むより良い腸管環境を整備して、必須分の吸収と不要分の排泄は、DNAが行います。それは神のみぞ知るという範疇です。

便の状態も腸管環境が揃えば、自然排便でき色も黄色ですっぱい臭いがする便となります。

下記に上記の理由と克服理論を記述しますので、お子様の克服に向け参考にしてください。

医者は、「副作用がでるのは強いステロイドを長期に渡り使用した場合に起こるものでこのくらいのステロイドを短期で使用した場合は副作用はまず起きないと断言され」・・・その病院の先生に「この薬でこの子は治るんですね、副作用なく」と質問してみてください。間違いなく逃げます。そして、最後には「アトピーは治りません、仲良く付き合っていきましょう」です。・・・いまアトピー性皮膚炎で困っている700万人の殆どがこの薬によって発生していると言って過言ではないのでしょう。また、小児科医と皮膚科医では治療法も違うのです。小児科医は除去食を薦め、皮膚科医は関係ないという、同じ症状なのに・・・・。今後、どんな治療をしても2~3ヶ月間は厳しい状況を見なければなりません。よって、ステロイドは即刻ストップする決断が必要でしょう。症状は、先述しましたようにステロイド剤の副的作用と、体内環境の原因で悪化症状は続きます。

この子を守るのは、家族しかいません。苦しむ我が子を見るに見かねて、、、ステロイドホルモン剤という魔の薬に手を出すことは、どの親でも同じことなのですが、しっかり勉強して、克服を目指すのです。・・下記の理論と行動で、間違いなく2歳までには完全克服します。

一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、この小さな子供にその数倍も入れるわけですから体はどうなるのでしょう。厳しいです。 大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもお子様にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなるのです。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、抗炎、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。

しかし、多くの成人アトピーの皆様を見るにあたり、何とかここでくい止めをしない限り、1人の成人アトピー者が発生することになるのです。(大袈裟ではありません)この第一次成長期を通過するこの時期に、一生のプログラムが構築されるのです。第二次成長期(女子10~12歳)で確定なのです。小学校にはいると人目を気にするようになり、子供の心ない言葉に極度に反応するようになります。高学年になるとその傾向は一層大きくなり、中学での離脱は数倍のエネルギーを要することになるのです。高校になれば、余程の決断がない限り実行は出来ませんし、親の言葉も通じなくなるのです。 ステロイドホルモン剤を徐々に外して回復させることが出来れば、これ程の大きな問題にはなりません。

0歳の子供でも「痒い」と感知すれば、体内にストレスによる「活性酸素」が大量に発生して、アトピー性皮膚炎の直接原因「腸内細菌」アンバランス(減少)となり、免疫過剰状態が起きるのです。風邪薬の抗生剤も同様となります。腸内細菌は、体に必要な成分を作る工場なのですが、腸管で細胞に必要な成分生成が出来ずに、一歩手前の成分で体内に侵入することから、抗体活性して異物反応(アレルギー)が起きるのです。この根源は、腸内細菌の不安定(異常減少)となります。生後数週間からの発症ですから間違いなく、ここが原因となります。 アトピー性皮膚炎調整にこの腸内細菌調整が必須というのはこの為なのです。また、アトピー性皮膚炎の多くの方々の便検査をすると、正常の方の1000分の1となっています。これは子供も同様の数値となっているのです。

腸内細菌は身体の細胞に必要な成分を作り出す工場と判断して良いのです。その工場で作られた成分を各細胞へ運搬するのが「ミネラル」なのです。これも、痒いという感覚にてバランスは大きく変貌してゆきます。特に自律神経系に重要なミネラルである「マグネシウム」「カルシウム」が異常数値となり、自律神経系に指示される器官は大きく変貌してゆくのです。特に免疫は直接作用するものです。このミネラルもアトピー性皮膚炎調整には重要なポイントとなるのです。天領水は問題ありません。あ、天然塩は少し添加したほうが良いかもしれませんね。

皮膚調整にワセリンを基材とした保湿剤も症状悪化の大きな要因となっているのです。油脂系使用で外部接触を遮断して反応を阻止していますが、・・・正常皮膚には皮脂膜でバリアをして皮膚呼吸しながら外部遮断して体を守っています。外敵菌が皮膚についても浸入できないようにphも「5」として、「7」の菌群が棲息できないようにしているのです。それらの主役は有用菌の「皮膚常在菌群」なのです。皮膚バリアが崩れれば、直ぐに再生できるように「皮膚常在菌」は、ステロイドホルモンを分泌して、皮脂膜を構成して外部侵入を防いでいます。ワセリンや軟膏などの保湿剤はph「7」であり、皮膚を守る「皮膚常在菌」は死滅してゆくのです。症状の出ている部分には「皮膚常在菌」は一切棲息せず、黄色ブドウ球菌群の棲息となっているのです。 腸管も「腸内細菌」、皮膚も「皮膚常在菌」と菌の棲息条件が、このアトピー性皮膚炎治療に重要なポイントとなっているようです。

この時期の入浴も症状を大きく後退させています。浴槽の浸透圧により、炎症部分の瘡蓋は一気にはずれ、風呂上りに体液がにじみ出て、空気中の雑菌群がすぐに感染いたします。雑菌群の増殖によりさらに痒みが増してきますし、風呂上りの熱代謝が出来ずに痒みが大きくなり、さらに傷が多くなり感染いたします。当方では、「脱入浴」を薦めております・・・が、常識からの批判が多いのですが、実践すると回復スピードが大幅に上がります。脇などに白い垢が溜まるということですが、濡れタオルで拭いて、あとはph4ローション処置すれば良いでしょう。

アトピー性皮膚炎の結果には必ず原因があります。(原因と結果の法則)その根幹を解決しない限り、いつ再発するか判らないのです。いや、解決できないままにステロイドホルモン治療を行うことがどれ程危険か、今一度考えなければなりません。人間は食べて生きています。この基本で体が動くようにしない限り、いつまでもこの悩みは続くことになるのです。 「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整で全て解決するわけではありませんが、基本の考えは、「体全体を調整して結果的にアトピー性皮膚炎を克服する」といった感じとなるのです。だから再発はないのです。

「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生のプログラムは数えの3歳で構築されるのです。満2歳なのです。・・・

モノで良くなるのであれば、これ程多くの方々が悩むことはないのですが、・・この解決には、ご両親の知識(理論理解)、家族一体の頑張りと、自然との融合が重要となります。それほど、アトピー性皮膚炎は複合した系の崩れになっているのです。 特にステロイドホルモン剤による自律神経系の乱れは、体全体の乱れにも繋がるのです。四季を感じなくなったり、昼夜反転したり、温度感知が逆転したりするのです。これらの正常化が、克服の基本となるのです。そのためには、アトピー性皮膚炎でない子供の条件を作り上げることが必要になります。

大人でも我慢できない「痒み」を、小さな体で受けているのです。皮膚感覚が麻痺するために他の感覚は敏感となり、空気の波も読みとるようにもなるのです。その感覚は、親の不安も読みとり、小さいながらに苦労をしなければなりません。

何としても解決してやってください、お子様を。

上記のように病院などで行う治療とは、全く逆方向の方法となっています。不信感も多くあるでしょうが、赤ちゃん(6ヶ月以内)の克服率は100%となっています。体全体を戻して結果的にアトピーを克服することなので、体基本からすれば100%を越えることとなります。 その基本は、ご両親がしっかり勉強されて、今だけでなく将来80年先を考えて進行しなければなりません。

下記にいままで行っている子供達への処置方法を記述しますので参考にお読みください。

①腸内細菌の調整を行う。  ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。 子供に乳酸菌を摂取させる。  ※血液型別乳酸菌  ※オーダー乳酸菌など  

  ②ミネラル調整を行う。
 ※ここも発症の原因解決が目的。・・(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
 ※天然ミネラル濃縮液 七海を摂取する。(湯冷まし等に入れる)  

③皮膚phを弱酸性にする。
 ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。
 ※四輝水というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。

④皮膚を乾燥させる。
 ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)

  ⑤母親といつも密接にしておくこと。
 ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。

⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。
 ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。

⑦毎日外に出すこと。
 ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)

⑧自信を持つために面談が必要です。
 ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。

上記はあくまでも机上の処置となっていますが、おそらく先述したように1歳半までに普通の赤ちゃんと同様にピカピカの皮膚となるでしょう。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

↑ PAGE TOP

PAGE TOP ▲