赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

75
1歳2ヶ月の娘が乳児湿疹を発症しています。食物アレルギー?

1歳2カ月になる娘です。一週間前より全身に湿疹ができはじめました。手や足、おなかで、顔には出ていません。じんましんのようになっています。

あせももあり、あせもが広がったのと思い、 皮膚科を本日受診したところ、現段階でははっきりわからないが、外側からのものではなく、内側からでている湿疹です。たぶん食べ物からきているので、変わった食べ物を与えたかよく考えてみてください。 気になるものがあれば、食べさせないでみてください。 ということで、リドメックスコーワ軟膏+プロペトというステロイド剤が処方されました。 これと同じものを、病院で看護婦さんが塗りました。

変わった食べ物といえは、 最近お米に雑穀を混ぜてあたえたこと、 コーンスープ、 たらこ、 が初めて口にした食べ物です。 たまごも牛乳も以前から食べていたので 違うと思います。

かゆみはないようです。 どの食品に反応したのかはわかりませんが、 アトポス様の乳酸菌接種でも、 食物アレルギーを治すことはできますでしょうか?

生後2週間ごろから、乳児湿疹が全身にでき、 そのとき血液型乳酸菌をミルクにまぜて飲ませたところ、生後半年ごろにはきれいになりました。

それからは、ときどきヨーグルトを作って食べさせていました。 こらからもヨーグルトは食べさせていこうと考えています。アレルギーも腸内細菌が関係していると思いますので、外からの薬ではなく、内側から、どんな食べ物を食べても、反応しない丈夫な子になってほしいと思っています。

お忙しいところ恐縮ですが どうかよろしくお願いします。

◇ANS
生後まもなくより、乳酸菌摂取等の基礎条件整備をされて、5ヶ月時期に改善は見られたようで、その後も重要な腸管整備などもされていたようなので、今回の症状原因は、急激に暑くなっての熱放散が出来ず蓄積したために起きた汗疹系か、感染によるものと推察されます。お医者様は、食べ物による症状と判断されているようですが、腸管の働きと構造を知らないのですから、推察の域を超えませんし、その後の処置にも問題は多く見られます。その場でステロイドを塗られたのであれば、即、大声でストップさせなければ駄目ですよ。もう、その怖さは、上のお子様のときに理解できているでしょうから・・。

まずは、その処置だけは遠ざけなければ、皆様の目的には達しません。

アトピーは、免疫過剰といわれますが、基本的には胃腸管からの異物侵入ということなのです。食物アレルギーも同様のことなのです。第一の発症原因は全てここにあるのです。胃腸管で異物侵入しなければ、肝腎機能も活性し、皮膚への排泄も起きません。

一時的な症状であればよいのですが、根源的な腸管からの異物侵入やステロイド剤による副的作用によって長引いているのであれば、改善には少し時間を要する可能性があります。松本様の書き込みからすでに1ヶ月近く経過していますので、すでに改善されているかもしれませんが、もし、その様子がない場合は、少し気合を入れて解決に望まなければなりません。

同じ環境であるお子様でも差が出たり、同年代のお子様にも差が出る。症状の出るお子様でないお子様の差は、腸管粘膜の差といって過言ではありません。腸管ph、腸管内の腸内細菌バランスの差によって大きく表(皮膚)の環境に変化が出ます。それは、腸内細菌の菌数、菌種類によって体に必要な成分の産生種が大きく異なることなのです。例えば、アトピー克服に一番重要な肝腎機能に必要な酵素などの差で機能差が出たり、皮膚に影響するビタミンやヒアルロン酸などの差もあり、炎症修復機能にも差が出てきます。この様に人間に必要な殆どの成分を腸管で作られているということなのです。当然、ステロイドホルモンも腸管で最終産生されます。人間の生きるための環境整備に大きく関わっているのです。食物アレルギーにおいても、腸管粘膜構成を正常化させるためにも存在しています。よって、胃腸管の整備で食物アレルギーは阻止できるということになります。

これからお子様は80年の人生を歩まなければなりません。まだスタートしたばかりですが、この1年が人生の基礎つくりで一番重要な時期となります。三つ子の魂百までと申しますように、この時期で精神もつくりあげられることになり、その精神も正常成分で作られるのです。生きるため重要なポイントですから、この腸内環境を意識していろいろな状況に対応することが必要です。当所は、特にアトピーをテーマに活動をしていますが、多くの病気もこの基礎条件整備で解決することが出来ています。厳しい癌対応については、一部違う処置にて補助しながら対応していますが・・・。体全部を正常化して結果的にアトピーが癌が肝臓病が糖尿病が解決するのです。

3歳までに健康な体をつくり上げることに全力を挙げれば、この先厳しい病気などは起きません。ただ、食事の乱れの蓄積があればその限りではありませんが・・・。また、怪我には対応できません。

症状的に必要ないかもしれませんが、今後何かあったら困りますので、1歳前後の年齢で気をつけることや基礎理論的なことを書き込みますので参考にしてください。

「次代を担う子供たちに健康な体と心を」を基本に考えて活動を行っており、何としても子供だけは良くしなければ、この社会は大変なことになると思っています。

「何故アトピーになったか」「普通の子供と何処が違うのか」ということが、この克服の基本と言って良いのではないでしょうか。その差は、最初の菌摂取のアンバランスによる「腸内細菌」(乳酸菌群)バランスの崩れが引き金となっています。「免疫過剰」により、発生する「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」等が痒みや血管拡張を引き起こします。この痒みにより、ストレスが発生し活性酸素となり、さらに、「腸内細菌」の減少・アンバランスを起こすのです。その継続が、更なる減少と「ミネラル」などのアンバランスをも引き起こすのです。よって、克服の基本は、普通の子供と同様な身体にすることが第1段階となるでしょう。できるだけ多くの種類と菌数を設定した乳酸菌摂取と痒みによって減少した「総合ミネラル」の摂取が必要でしょう。その解決がスタートラインとなるのです。その後は、お子様の持つ治癒力に賭けるのですが、症状の度合によって解決の期間は決まります。(子供は大人が思うように弱くはありません。逆に大人の数倍治癒力は強いと認識しています)

その皮膚症状によりますが、皮膚についての考え方は、皮膚常在菌を中心に考えて進行しなければ、正常な皮膚には戻りません。 腸管の内側は「体外」と考えるのですが、この表面にはびっしりと腸内細菌が棲息して身体を防衛したり、身体に必要な成分を作り出したりして、体内への侵入を防いでおります。皮膚の表面すべてにも、皮膚常在菌(有用菌)が、1平方センチ内に10の6乗個棲息して、正常な皮膚を保っているのです。また、皮膚表面はph5に保ち、雑菌群の棲息ができないように仕組まれています。いま、炎症を起こしている現状は、ph7となっており、空気中の雑菌群が棲息できる条件を保っています。特にワセリンや軟膏はph7となり、皮膚呼吸もできない状態となり、外部との遮断システムで反応しない環境を作っています。現在、雑菌群が棲息しやすい条件となっており、その部分に体液や水分があれば20分に1回の増殖となっております。30回増殖すると、1センチ四方の大きさとなるのです。いまの表面炎症は、殆どこれら雑菌群の繁殖による反応と増殖による炎症と考えられます。

これらを回避するには、雑菌群の排除を考えるのですが、皮膚常在菌の棲息をも考えて殺菌を考えるのです。それには、成分殺菌(イソジンなど)しないで、ph4で殺菌すると雑菌は死滅、皮膚常在菌は棲息できる条件となるのです。当方では、ph4ローションを推薦しています。また、上記の条件から、皮膚を乾燥させることが雑菌増殖を抑制することになります。特に、入浴し症部分のカサブタを強制的に外せば、体液が出たり、温度差による排泄作用が逆転して、異常な痒みが発生し、さらに掻痒作用にて炎症が広がり、感染条件を作ることとなります。

私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの子供がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。

それから、ステロイド剤はこれからは一切辞めることです。学生や社会人にはこの様な方法はとりませんが(廻りに対するストレスが薬の悪より上回るため)、子供であればできるだけ早く外し、克服までの期間を短くすることです。ステロイド剤の副作用は、すでにご存じと思いますが、精神的にも肉体的にも人生においても大きな影響を与えます。

すべて薬を切り捨てて、自分の身体で解決させることが重要と判断します。人間は、ロボットではありません。何処が悪いから切除したり、誰にでも合う成分で体を動かしたりすれば、当然、身体はそれ無しには生きてゆけなくなります。

動物や植物とメカニズムは一緒なのです。季節があり温度があり雑菌があり、・・・少しの変化も逃さず、生きてゆく術を自力で行っております。時計やクスリもありませんが、自力で解決しているのです。人間もその様にできているのでしょう、今まで多くの方々は、薬無しで解決できているのです。それは、この自然を理解して、朝起きて、夜寝て、ご飯を食べて生きているのです。その事が正常にできないからいろいろな症状が出てくるのでしょう。その原因は、薬による影響は大であり、自然の環境とそぐわない条件を作っているためと思われます。

①腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)
※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる子供に乳酸菌を摂取させる。

②ミネラル調整を行う。
※ここも発症の原因解決が目的。(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)

③皮膚phを弱酸性にする。
※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。ph4ローション(四輝水)にて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。

④皮膚を乾燥させる。
※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す  風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。 (病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)

⑤母親といつも密接にしておくこと。
※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。母親の「抱っこ」は最高です

⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。
※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。

⑦毎日外に出すこと。
※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)  

⑧自信を持つために面談が必要です。
※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。

上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

↑ PAGE TOP

PAGE TOP ▲